息子のサッカーを振り返る（その8）

クラブチームに復帰して
数週間ほどたった頃です。
監督さんに腕試しに○○高校の練習会に参加してみませんか？
って言われました。

息子に話したところ、かなり乗り気ではありませんでした。
ようは、サッカーから１年も離れていたから自信が持てずにいたんですよね。
まあ、練習会というものがどんな感じなのか気楽に行って見てきなよ。
別にここは本命ではないんだからさ。
ってな感じで息子もその気になり行くことになりました。

練習会当日。
なんだかんだ私も見学に行ってしまいました。

一番心配だったのは1年間サッカーから離れてすっかり体力が落ちているところでしたがラッキーなことに
ミニゲームが中心。
そこそこやれてましたし、
ゴールも決めていました。
息子もまあまあやれたなって嬉しそうに言っていました。

あとは本命の高校の練習会を待つのみ。
ある日、クラブチームに復帰した息子の練習を見に行ったときにクラブチームの監督さんから呼び止められます。
「12月頭までに返事が欲しいそうです。」
？？？（私）
「○○高校のサッカー部の顧問が息子さんを欲しがっています。息子さんも行きたいと言っています。」
⁉⁉⁉⁉⁉（私）

まじかぁ！！素直に嬉しかったですね。だって、息子は
サッカーで誰かに誉められたりすることは無かったから。
でも、いや待てよ。
息子の本命は別の高校だぞ。

でもなぁ、ここでダメといったら今までと一緒だ。
どうする。どうする。
そう。あきらかに息子は喜んではいるが、楽をしようともしている。
本命は現在の学力だと
ボーダーライン。
声をかけられた高校は本命よりも5以上偏差値が低いので、勉強しなくてもいいぐらい。

結局、サッカーでの負い目もあったし、息子があまりにも勉強をしなかったことに根負けする形で現在の高校を受験し入学することになりました。