arata-tokyo-jp's blog(Henry Nagata)

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ソプラノ歌手 コーズーさんの歌う「てぃんさぐぬ花」をYou Tube にUP!

2007年05月08日 11時14分07秒 | エッセイ
コーズーさんは、沖縄県出身のソプラノ歌手です。
この歌は沖縄に古くから伝わる教訓歌で、「てぃんさぐぬ花」とはホウセンカの花のことです。
鳳仙花は沖縄や本土でも、かつては娘たちのマニュキア代わりや魔除けに使われていたそうです。

今回の音楽ビデオ制作は、使える写真が1枚だけしかありませんでしたから、映像に出来るかどうかが心配でしたが、歌詞と詩の意味を表示してなんとかごまかしました。
歌の一番から2番の変わり目などは、本のページをめくるようなアニメーションを入れました。
ページをめくった後の写真も同じですが、周りの背景色を替えてちょっと変化をつけました。
歌と同時に詩を表示させるのに苦心しました。
ではご覧下さい。

「 You Tube 」 アメリカの人気サイトですがモノラルです。

「 daily motion 」 ヨーロッパ系のサイトですが重いです。

「 フォト蔵 」 日本のサイトにしては使い勝手が良く音質もきれいです。

他の日本のいくつかのサイトは、まだベータ版のような感じで、WMVファイルの音源をUPしますと、ノイズが必ずと言ってよいほど入ります。
MPGファイルの場合はノイズが消える場合もあります。

その後、以下の3つのサイトにもUPしました。

「 アメーバビジョン 」

「 ソニー eyeVio 」

「 Yahoo ビデオキャスト 」



コーズーさんの歌う 「 てぃんさぐぬ花 」 の音源のみ


一、

てぃんさぐぬ花や  爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ
親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や  肝(ちむ)に染(す)みり

二、

夜走(ゆるは)らす舟(ふに)や  ニヌファ星(ふし)見当(みあ)てぃ
我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や  我(わ)んどぅ目当(みあ)てぃ

三、

宝玉(たからだま)やてぃん  磨(みが)かにば錆びす
朝夕肝(あさゆちむ)磨(みが)ち  浮世(うちゆ)渡ら



「てぃんさぐぬ花」 詩の内容。

鳳仙花の花は爪先に染めて、親の教えは深く心に染めなさい。
夜の海を行く船は北極星が目当てであり、私を産んでくれた親は私の成長が目当てです。
素晴らしい宝石でも磨かなければ錆てしまいます。 朝夕心も磨いて人生を送りたいものです。

本来この詩はもっと長く続くのですが、ここでは3番までにしています。
尚、この音源の装飾音を全く入れないピアノ伴奏は、ヘンリー永田 (arata-tokyo-jp) のアレンジです。


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