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パーカー風 FMaj7のBlues「Flapping Bird Blues」オリジナル曲

2024年09月30日 21時39分04秒 | オリジナル曲
 私が初めてジャズの音楽教室に通ったのは22才の時でしたが、その後「弛んだ精神」を反省して、「初心に帰る」という意味で再度「新しいジャズ理論」と「コンピューター・ミュージック」を習いに行ったのは三十代半ばの頃でした。

 その時に初めて「リディアン・クロマチック・コンセプト」や「デューク・ライティング」等を習いました。
 そして今回UPするのは、チャーリー・パーカー風「FMaj7 の Blues」です。
 タイトルの「Flapping Bird Blues」は「羽ばたく鳥のブルース」。

 ブルースと言えば本来ならば、例えばFのブルースの時にはブルーノート ( E b ) を含む「F7」をトニックとして使うのが常識だと思います。
 ところがチャーリー・パーカーは「FMaj7」のブルースを作ったと言うのです。
 四度の「Bb7」も「BbMaj7」を使います。
 
 また、その Maj7 のブルースは次のようにコード・チェンジ出来るそうなのです。

 例えば最初の四小節の
「F7 ・ Bb7 ・ F7 ・ F7 」 は、
「Bm7-5 Bb7・Am7 Abdim・Gm7 C7・Cm7 F7」

 次の四小節
「Bb7 ・ Bb7 ・ F7 ・ F7 」又は
「Bb7 ・ Bdim ・ F7 ・ D7 」 は、
「BbMaj7 Am7-5・Ab7 G7・C7 F7・Bbm7 Eb7」

 最後の四小節
「C7 ・ Bb7 ・ F7 ・ F7 」又は
「Gm7 ・ C7 ・ F7 ・ C7 」 は、
「Abm7 Db7・Gm7 C7・Fmaj7 Ab7・G7 C7」となります。

 一見難しそうですが、意外とこのコード進行で直ぐに作曲することが出来ました。

 タイトルに「Bird」を使ったのは、チャーリー・バーカーが「バード」というニックネームで呼ばれていたからです。

 ネット情報によりますと、ニューヨーク52丁目のジャズ・クラブ「バードランド」は、パーカーの呼び名をそのままつけたものだという事です。

 1988年製作のクリント・イーストウッド監督の映画「バード」はチャーリー・パーカーの生涯を描いたものだそうです。
「Bird」の由来は諸説あるようですが、その一つは「鳥が飛ぶように華麗な演奏をしたから」との事。

 また、別の情報によますと、パーカーが普段聞いていたお気に入りの曲はクラシックで、ストラヴィンスキーの「春の祭典」だったとか・・・

 一応ネット情報はこれくらいにして・・・
 正直に言いますと、今は全く問題ないのですが、過去に何度か難聴になった事があって、左の耳だけが全く聞こえなくなった事があったのです。
 その時には非常に恐怖を感じましたけれども、耳鼻科の検査では治療後も左右の聞こえ方が微妙に違うようです。

 そんな事もあってか、中々バランスの良い録音が出来ないのですが、お時間の空いた時にでも是非聴いてみて下さい。
「イイネ」や You Tube ・インスタグラム等の「登録」も宜しくお願い致します。

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