8月19日(日)、日本の三大祭の一つ、天神祭りで有名かつ"天満の天神さん"と親しみを込めて呼ばれる、菅原道真公を祀神とする大阪天満宮の北隣に、平成18年9月15日にオープンした天満天神繁昌亭を訪ねました。
天満天神繁昌亭は、落語専門の定席(毎日公演)の小屋で、戦後60年ぶりに関西のこの地に復活されました。
繁昌亭の入り口では、日曜日ともあってたくさんの方々が並んで開場を心待ちにしていました。今日は若手の落語家「笑福亭べ瓶」さんが、一番太鼓(開場を告げる太鼓)を景気よく打ち鳴らし、いよいよ入場です。
今週は怪談噺特集ウィークで、 笑福亭べ瓶 桂ひろば 桂三歩 揚野バンリ(お笑い曲芸) 桂かい枝 笑福亭三喬 「借家怪談」 //仲入// 幸助・福助(漫才) 笑福亭仁嬌 桂珍念 桂雀三郎さん等の公演が行われます。
劇場内外の天井には、復活の募金をされた方々や団体、約4,500件分の名称が書かれた提灯が吊られています。幕が上がり、いよいよ開演です。
舞台はヒノキづくりで、高座の膝隠(ひざかくし)は5代目桂文枝さんが使われていた物を用いているとのことです。 また、舞台正面上部に掲げられている額の字「楽」は3代目桂米朝さんによる直筆で、明治時代に大阪府船場淡路町にあった「桂派」の寄席「幾代亭」の額の字「薬」に由来するとのことでした。
出演者はベテランから若手まで、入れ替わり立ち替わりの登場でした。
三時間、お腹の底から笑いに笑いました。夏バテも吹き飛んでしまい、繁昌亭前での記念撮影では、皆さん大変「にこやか」でした。大変楽しい一日となりました。ありがとうございました。
繁昌亭は、楽しく、笑えて、ホッコリでき、魅力一杯で、また足を運びたくなる小屋です。是非、一度行かれてみては如何でしょうか?
ホームページは
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