23日、奈良・興福寺に行ってきました。国宝館の阿修羅像は、かねてから、もう一度会いたいと思っていた大好きな仏像です。
興福寺は、南都六宗の一つ、法相宗の大本山の寺院です。
三重塔(国宝)を見ながら東金堂(国宝)で本尊の薬師如来像を拝し、国宝館へ。
興福寺の阿修羅像は、この神が釈迦の教化によって仏法の守護神となった姿で、 興福寺宝物殿の解説では、「阿修羅」はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と表記しています。
八部衆に属する仏教の守護神。この像をよく見ると、やや眉根を寄せた悲しげにも見える表情の奥に、何か激しいものが秘められているように思えます。左手のお顔は唇をかみしめ、右手はまっすぐ見据えています。
食事処を求めて猿沢池を通り、奈良町方面へ。
猿沢池では亀が気持ちよく甲羅干し。
食事を終え、「ならまち」のほぼ中央にある庚申堂をお参り。
軒先には「庚申さん・青面金剛・吉祥天女」と墨書した赤い提灯がさがり、堂前には、石猿が「青面金剛・吉祥天」と刻した線香立てを支え、屋根の上には両手で目・耳・口をふさいだ3匹の猿いわゆる“三猿”が座っています。
隣の茶店でこんにゃくを食べました。こんにゃくを食べると、悪魔である「三尸の虫」を退散させてくれるそうです。
心機一転、翌日からお仕事がんばります。