学名:Fionoidea sp.
【背側突起拡大】
体長:3mmの初めて確認するウミウシでした。体地色は透明感のある白色で、触角と口触手に黄褐色の色輪があり、背側突起にも先端部と基部に同色の斑紋が対になってあるようです。
触角と口触手のカラーフォームがコマユミノウミウシのものに酷似しますが、背側突起が異なります。また、背側突起のカラーフォームはホノアカミノウミウシのものに似ますが、触角が異なります。ゴシキミノウミウシ属(Trinchesia)かユビワミノウミウシ属(Abronica)の仲間辺りではないかと思われますが、ガイドブックやネットで同一カラーフォームのものを確認できなかったため属や科すら特定できず、“ヒダウミウシ上科の仲間(Fionoidea sp.)”と同定しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます