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街を走るトヨタの86は、ナンバーまで00-86ばっかりでちょっと笑えますAndyです。ちょっとはひねれよ。
今回ご紹介するのは、YAMAHAのエレクトリックピアノ・CP70/80です。
70と80は単純に鍵盤数の違いですね。
末尾に「D」が付いているものは7バンドのグラフィックイコライザーを搭載したものであり、
末尾に「M」が付いているものはMIDI端子装備という意味です。
“CP”といえば、今でこそ現行のステージピアノ「CP1」「CP50」辺りを連想したりするのですが、
ちょいと昔はこの「CP70/80」を指すことが多かったです。いや、今でもそうか。
今日ではローズ、ウーリッツァーと共に、エレクトリックピアノを代表する銘器として
知られています。「エレクトリック・グランド」と呼ばれましたね。
CPの音といえば、ダイナミズムの少ない平らな音というイメージで、
タッチの強弱はさほど音色に影響されない印象を受けます。
アコースティックピアノと違い中音域の音が太く、8ビートを刻むと実にロックな音が出ます。
逆にジャジーなテンションコードなどには向かないイメージですね。
主に80年代のポップスによく使われましたが、今でも小林武史氏などが愛用しています。
機構はグランドピアノのそれに近く、横に張られた弦を叩きます。
それをピックアップで拾って増幅するのがピアノと違うところですね。
でもってこのタッチが非常に重い!
指の鍛錬にはもってこいです。
このCP、僕が楽器屋に勤めている時にも何度か取り扱っていて、
中古品として数か月展示していた時期もありました。
店を閉め夜が更けてきたら、店にこもってひたすら弾いていたことを覚えています。
まさに職権フル活用!
まぁ売るために商品を知ることは大切ですしねー
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