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今日はとんでもなく頭が痛かったのですが早帰りせず頑張りましたAndyです。
さて今回は、2007年頃購入したエレクトリックピアノ、Wurlitzer200(ウーリッツアー。以下ウーリー)
のご紹介をしてみます。僕にとっては初めて購入したヴィンテージ鍵盤です。

当時東京事変のコピバンをやっていて(今でもやっていますが)、
Rhodesを買おうかウーリーを買おうか迷っていて、たまたまウーリーのよい出物があったので思い切って購入。
ほんとはRhodesのsuitcase辺りを狙っていたのですが、
ウーリーの方が軽くて運びやすいというのが決め手になりました。
製造はおそらく1960年代後半、付属品等も完品。色は若干レアなクリーム色です。
このウーリー、一見、本格的な楽器というよりはおもちゃのような印象を受けます。
でもでも強いタッチで弾くと、実に泥臭い歪んだ音が出てくれます。
のちにアンプ部が強化された「200A」にリニューアルされたのですが、
僕が買ったこの「200」はアンプが若干弱く、実際、買った当初はノイズがすごかった。
電源入れるだけでザーザー言うし、ボリュームひねるとブチブチ言うし。。
どこが良品じゃい! 販売責任者出てこいー。
結局、丸2週間ほど電源入れっぱなしにしておいたら自然にノイズも減ってきました。
とはいえ、今でも弾く前に慣らしで通電しておかないとノイズが乗ることがあります。
また、打鍵しても一部ちゃんと鳴ってくれない鍵盤もあります。
今ではその鍵も覚えちゃって、その健専用の打鍵方法でもって対応してます。
たまたまあまり使わない最高音エリアだったので助かった。。
そんないかにもヴィンテージな扱いにくいウーリー君ではあるのですが、
その不便さを差し引いてあまりある、「楽器」としての魅力に溢れています。
指に伝わる振動と、箱鳴りするアナログな暖かい音色は、電子楽器にはない感触。
なるべく劣化させたくないので、部屋使用限定の箱入り娘にしちゃおう。
と思っていたのですが、一昨年のクリスマスに六本木でライブをした時にライブデビューを
果たしました。長旅をものともせず、いい音を出してくれたと思います。
何より鍵盤システムの中にヴィンテージ楽器が入ると、システム全体が締まります。
現在は部屋のスペース確保のため一時的にしまってありますが、
近いうちに完全復活させたいと思っています。
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