ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピカピカ――――
―――― ゴォォォォォォォ・・・・・・・・・・ ・・・・・ォォォォン
・・・・・昼前から降り始めた雨は、勢いを増して、雷もずっとなってる・・・・・・
もう・・・午後7時を過ぎた・・・・
・・・・マッチョさんたちの到着を、草原で待ってる・・・・
雨をしのぐために、すぐそこの森の中にいるけど。
・・・・・予想よりも遅い・・・・・・
すでにキャンピングカーとは、衛星電話で連絡を取った・・・・
・・・・最初バス型の方にかけたら、つながらなかった。
マッチョさんがバスから外して、持って出たのだ。
・・・・私は森に到着後、すぐにつり橋目指して出発したので知らなかったけど、キャンピングカーも大変だったらしい。
大雨で、私たちの乗ってきたバス型が通った道が、通行不可能になったのだ。
それでトラック型は、大きく回りこんで反対側から来た。
・・・ちなみに、こっちに向かっているのはマッチョさんとシャープさんに、マリオットさんの3人。
マリオットさんは、自分で志願したようである。
シャープネコも、一緒の様・・・
ゴゴォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ォォォォォォォォォン
・・・・ハンスさんの拠点の位置情報と連絡番号は、伝えてある。
マッチョさん達が草原に着けば、電話でキャンピングカーと連絡を取るだろうから、それで伝えてもらえる・・・・
だから私たちは、そろそろハンスさんの所に戻ろうと思う・・・・
日没前に草原に着いた私と斧さんは、暇だったのでバナナを取ってきた・・・・
・・・・バナナゾウやサルが、好物だから・・・・
すでに、ゾウの獣道まで戻ってる。
「・・・・もう帰ろう・・・・」
「ァゥ」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・
森の中は、直接雨が落ちてはこない・・・・
それでも、この激しい雨に煙っていて、視界は悪い。
この獣道をすすめば、昨日の石のドカンがあって、さらにハンスさんの所まで道は続いてる・・・・・
おかげで歩きやすいし、迷うことも無い。
・・・・だから、斧さんは地図を衛星電話の入ったカバンに入れた。
途中、水場への分かれ道があるから、そこを間違えなければいい。
私は傘を片手に、もう片方の手にはハンドライトを持ってる。
傘を持ったほうの手に、腕ライトをつけてる。
腕に付ける場合は、本体と、巻き上げられたダイニーマの糸でつながってるパーツで挟む。
ポールとかにつける場合は、パーツをポールに巻いて、本体に引っ掛ける。
・・・・ゴォォォォ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ン
・・・・足元は、半分水溜り。
虫などの声は、雨音で聞こえない・・・・
不規則に、まとまって落ちてくる雨雫の線がある・・・・・
私は傘持ってるし、斧さんはカッパ着てるから、バチバチいわせながら進む。
・・・・雨は、もっとひどくなりそうな感じ・・・・・・
ゴロロロロロロォォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ォォォォォォン ゴォォン・・・・ ・・・・・
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ォォォォォォォォォォォ・・・・・・・