ふと気がつけば、もう6月になるのですね。
K11マーチが我が家に来て、公道を走れるようになったのが2年前の6月でした。
車の2年って案外早いもんですね。
…ということで、そろそろ車検を受けなければなりません。
今回もユーザー車検で済ませたいので、下回りのチェックも兼ね、
近くのレンタルガレージでリフトアップしてみました。
オイルやフルードの滲みも見当たらず、なかなか良いかも?と思っていたところ、
ドライブシャフトの両アウター側のブーツに深めの亀裂を発見。
まだグリスの漏れは無いものの、素人目に見てもこれは注意を受けそうな予感。
ちょっとした手遅れでグリスまみれにしてしまうのも嫌なので、
早めに交換してしまう事にします。
早速日産部品に行き、両側のブーツキットを購入です。
購入したのは、そのままカパッとはめられる分割式のもので、
ひとつ5700円(消費税別)でした。
分割式でないと、もう少しお安いはずですが(多分、本体4200円くらい)
ドライブシャフト周辺を外す手間を考えると、分割式でもかなりお手頃に感じます。
こちら取り外したブーツ
古いブーツを外し、グリスや汚れを拭き取り新しい物に交換です。
説明書には左右の固定リングを取り外し、
古いブーツをカッター等で切り取ると書いてありますが、
ジャバラの部分が結構硬いので、大きめのカッターでもなかなか刃が入りません。
ニッパーで切り込みを入れる方が、安全に取り外せると思います。
新しいブーツの方は、接合部分の切り込みに接着剤を流し入れ、
ホカロンのような発熱材で、接合部の接着剤を温め固めます。
発熱材はちゃんとブーツキットに同梱されていました。
完全にくっついたか、少し引っ張り確認しておきます。
こちら暖め中、白いのがホカロン (みたいの)
ブーツとドライブシャフトの間に、パッキン用のゴムをはめ込みリングで固定。
その後グリス注入します。
余談ですが、上を向いての作業だと旧ブーツを外す際に、
顔にグリスが飛び散ったりします。
ドロっとした粘性のあるグリスなのですが、これが妙に良く伸びます。
軍手の思わぬところにグリスが付いてしまっている場合もありますので、
作業後には、是非鏡でのチェックを!
私は紳士的なヒゲが出来ていました・・・。
古いブーツは黒い色でしたが、今回は深い緑色です。
足元の見えないオシャレ(?)が女心をくすぐります。
ブーツも履きかえ、いざ陸運局へ!
陸運局では書類をあっちの建物で買えー、こっちに出せー、
印紙は隣の建物だーと相変わらずグルグルしましたが、無事検査ラインへ。
今回は、以前経験したメーター故障などの思わぬハプニングも無く、
すんなりと通りました。
新しい車検証とともに無事帰路へ。
マーチ君、また2年間よろしくね。