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[こころひかれること]

青森3日目

2008-06-28 00:24:50 | 旅行
さて3日目です。
今日も予定が詰まってますので早起き。
朝の十和田湖畔散策です。

なんとまあ美しい湖面。


朝なのになんだか幻想的。


見上げれば新緑が輝いている。


ホテル概観。


ごはんを食べるところからも十和田湖が見える。




朝食。

ホテルを8時過ぎに出発。
十和田湖パスターミナルから弘前行きのバスに乗る。
途中、小坂という町に立ち寄る。
70分の休憩が予定に組込まれていたが
最初はあまり期待していなかった。
それがまた素敵なところだった。
ひとつは日本最古の芝居小屋「康楽館」


これぞ日本の芝居小屋的なんだけど天井は西洋的だったりする。


中村吉右衛門、中村勘三郎など歌舞伎の大物、日本フィルハーモニーなど
今でも有名所が数多く訪れるらしい。
私が行った前の週は、水戸黄門一座が訪れていたそうな。

基本、飲食大歓迎。
昔の芝居小屋、大衆演劇な雰囲気。
すましてみるのではなく食べたり飲んだりしながら楽しめる
活気あふれるその場は演者にとって魅力があるようだ。


この日は大衆演劇の一座の公演があった。
人が入り始めたね。


赤い座布団。
並んでる様子がかわいらしい。


次はお向かいに建っている小坂鉱山事務所です。




なんとまあステキなバルコニー。
秋田杉でできてるそうな。


その名の通り、ここは昔は鉱山事務所だった。
とても豊かで最盛期は秋田県の収入の8倍も稼いでたんだって。
鉱人たちは明治時代にして水洗トイレ。
電気、水道代はタダ。
井戸の口はライオン。
冬にはクリスマス。
日本の北、この土地でそんな生活があったなんて
とても驚きました。

前出の芝居小屋も元々は鉱人たちのための娯楽施設だったらしい。
もちろんどんな公演もタダで見られた。

さほど知られてはいないが活躍の時代あった場所がある。
そして現在でも見る価値があるものが何気なく存在してたりする。
いやはや、日本にもまだまだ知らないこと、ところがあるもんだ。

お昼くらいに弘前に着く。
そこから電車、バスを乗り継ぎ、
伝統伝承館とこけし館へ行く。


わあ!トイレのマークもこけしだ。


これ、黒石名物、つゆ焼きそば。
焼きそばにソースをからめたあとラーメンのスープをちょっと入れる。
なんかークセになる味。
また食べたいよー。

青森の人は焼きそばが好きらしい。
麺類はなんでも断然細麺派なんですが、
焼きそばに関しては太麺アリだなと思いました。


黒石にはレトロな町並みが残っています。


弘前に戻り焼そばを食べた3時間後に
無理矢理食べた味噌ラーメン。
だって弘前っ子の味らしいんだもん。
甘めの味噌。
北海道の味噌ラーメンとはちょっと違う。


やっぱり最後はりんご、だよね。

青森は予想以上に「りんごの国」でした。
りんごが全面的にわっしょいと青森を支えています。
けっこう離れて次ぎに来るのは「ホタテ」です。

普通の地方都市で人も多くないのですが、
ときどき物凄く洗練されているところがあるのです。
それはすごいなと思った。
なんなんだろうアレは。青森出身の芸術家も多いし。

青森は食べ物おいしい、自然美しい、
(自然豊かなだけに六ヶ所村が悲しい)
人やさしい、素敵な感性を持つ人がいる。
大好きになりました。
そしてやっぱり東北はいいね。
だって肌に合うんだもん。

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