輝く季節と共に*again ~爽やかな風、澄みきった空、そして輝く太陽のように!~

愛と美と真実が人生のテーマ。ガーデニングと旅を通じてキラキラと力強く太陽のように輝きます-Brilliant Life!

福岡 祇園山笠櫛田神社・住吉神社・宗像大社・太宰府天満宮

2016年07月10日 | 国内旅行

 

 早朝便で出発し、福岡空港から博多 海の中道海浜公園の

バラ園で心を優雅に潤した後、博多に戻り、

その土地の氏神様、神々様にご挨拶に廻りました。

博多市内 街中にある

櫛田神社

博多祇園山笠は有名ですね。

ご祭神 大幡大神様 天照皇大神様 素戔嗚尊大神様

大幡大神(別命:櫛田大神)は天御中主大神様の

19世の子孫で、北陸地方で怪物を退治された、とされる神様です。

 

主祭神は天中御主大神様のご子孫 大幡大神

そして、日本の最高神 天照大神様

天王神 素戔嗚尊の神様ですので、

凄まじい激しさを感じる

威光のある神社でした。

次に向かったのは、博多駅からそれほど遠くないところにある

住吉大社へ

 ご祭神

上筒男尊神様 中筒男尊神様 底筒男尊神様

 伊弉諾命の神様が禊をされた時にお生まれになった神様で

「心身清浄」「航海安全」の神様です。

 小さなお社が沢山ありました。

神社参拝はいつでも全てのお社にご挨拶しています。

住吉神社では開運巡りになるようです。

力士像がありました。パワーを感じて下さい。

宿泊は宗像の玄海ロイヤルホテルへ

博多からホテルまでの送迎バスがあります。

バスの車窓より

九州の土地は

エネルギーが湧き上がってくるような感覚を覚えます。

博多からバスで約50分位でしたでしょうか。

玄海ロイヤルホテルです。

太陽神 天照大神様が迎えて下さいました。

ホテルの窓からの夕陽 

 翌日は宗像大社と太宰府天満宮へ

丸い雲が二つ。何を意味しているのでしょう。

出雲大社の遷宮祭では丸い雲が八つあった

と聞いたお話を思い出しました。

 

宗像大社へは二度目です。結婚してすぐに、ある人から

行きなさい!と言われ、招待されて参拝して以来、22年経ちました。

 ご祭神

宗像三女神

田心姫神様  湍津姫神様  市杵島姫神様

道の神様 

またの名を 道主貴(みちぬしのむち)

伊勢神宮 天照大神 大日靈貴(おおひるめのむち)

出雲大社 大国主命 大己貴(おおなむち)

「むち」は最も高貴な神様の尊称です。

 ご神木

 

 

全てのお社にご挨拶後、高宮祭場、第二宮、第三宮へも参拝しました。

途中、相生の樫

入口で見た丸い雲2つはこの仲睦まじい

夫婦樫を現していたのかもしれません。

参拝後、暗剣殺のご祈祷をして頂き

宗像大社を後にしました。

神聖な神社、宗像大社はいつか七夕伝説のある大島へ

湍津姫神様の元へ参拝したいと思っています。

最後に向かったのは、博多から直行バスで

太宰府天満宮へ

宗像大社とは対照的な神社でした。

人が多く、賑やかな参道

人が絶える事はありませんでした。

ご祭神

菅原道真公の神様

よく知られている「学問の神様」

また 「至誠の神様」 です。

 

太宰府天満宮は凄いパワーのある神社でした。

老若男女、次から次へと参拝客が落し寄せて

ご祈祷、御祈願の方も絶え間なく大勢!

 

 全ての小さなお社にご挨拶しました。

九州の神社は、荒々しく猛々しい神社

対照的に、静かに聖域といった神社

神々様の御加護があって今の日本があります。

日本を愛しているか、否か。

誠をもって人事尽くした人

神様はすべてわかっています。

神様の御加護は

誠意と日本を愛している人 

に降り注ぐことでしょう。 

 

 
 
 

京都 祇園祭2015 山鉾巡行 前祭りへ

2015年08月14日 | 国内旅行

京都祇園祭 八坂神社 

山鉾巡行 前祭りを初めて参観しました。

 前祭りの17日 台風は京都を通過する予報でした。

午前5時半にお祭りを決行するかどうか発表されるとの事で

翌朝5時に起床し、TVのニュースでその結果を待ちました。

基本的に祇園祭は「小雨・決行。強い雨・強行」だそうです。

10tある山鉾と長い鉾先は台風の強風にあおられれば危険です。

私は祇園祭は強行すると思っていました。

京都の厄を集めて払う儀式をやらないわけが無い、と思ったからです。

もし、祇園祭を中止したなら今年の厄払いをしない事になります。

町中の「悪疫を残したまま」でいられるわけがない、と思いました。

神様は台風から守って下さるに違いない。

その通り、雨雲ズームレーダーで見ると、

台風は京都の中心を避けるように通り過ぎてゆきました。

 午前9時開始。風雨は弱く台風の影響を感じませんでした。

世界中の人々がこの祇園祭りを楽しみに集まっていました。

 

祇園祭りの期間中は京都の人はきゅうりを食べないそうですね。

神紋がキュウリに似ているところから不敬に当たる、のだそう。

月鉾

 

月鉾のご神体は月読尊の神様です。

前に乗ってるお二人(音頭取り)が調子をとって。

その姿がかっこいいんですよね~!

こちらは長刀鉾

 四条の交差点での辻回し。

車輪の下に青竹を敷いて、水をかけて滑りを良くするのだそう。

車輪の軸には綱を巻いて、軸がぶれないように固定しているのでしょう。

辻回しの時だけ、車輪の上に両輪に人が乗ります。

「エンラヤラ」「ソーレ」の掛け声で。

3回かけて回るのが美しいのだそう。また縁起が良いのだとか。

沿道は人でぎゅうぎゅう詰めです。私は前の人の傘下に。 

お陰様で(ちゃっかり?)雨除け出来ました。

座席の有料席もありますが、自由に動けた方が良いと思い、今年は辻回しの交差点で見物しました。

デパートやビルの中から楽々、涼しく見物がいい!とも考えましたが、

中よりも外で、同じ視線で厄を一緒に追い払って貰える?などと思い沿道にしました。 

辻回し完了!

大人の背丈以上ある大きな車輪の下で↓、本当にご苦労な事だと思いました。

10時位までは台風が来ているはずなのに、傘をささなくても大丈夫なくらいでした。

但し重要文化財ですから、すべてにビニールがかけられていました。

八坂神社の神紋付羽織袴の姿がかっこいいですね。

現代人が着た姿でさえ、その後ろ姿は賢者、強者、肝が据わっている・・

ように私には見えます。千年以上前の日本人はもっと充実していたのだろうな

と思いました。憧れる外国人も多いわけです。

続々と山鉾が並びます。

本来なら山鉾に赤い傘を広げているはずだと思うのですが、

台風の風を考慮したのでしょう。開いていませんでした。

今回は途中で切り上げ、八坂神社へ再び、素戔嗚尊の神様のご祈祷を受け、京都を後にしました。

西御座 八柱御子神   中御座 素戔嗚尊神    東御座 櫛稲田姫尊神

来年は午後4時の神幸祭までしっかり参観したいですね。

 

 


京都 祇園祭り 2015年 宵山

2015年08月11日 | 国内旅行

7月16日・17日 京都 祇園祭りを楽しんできました。

16日の宵山では、それぞれの町の山鉾を巡行ルートを片手に見て回りました。

祇園祭のはじまりは869年、毎年夏になると疫病が流行り、疫病の災難除去を祈って

京都の町中を、ご神体を載せた山鉾が厄を集めて追い払うというものです。

 

山鉾にはそれぞれの町ごとにご神体があり、厄除けのちまきがあります。

宵山ではそのちまきを購入すると鉾に上がり見物出来ます。

私はその厄除けの元締め八坂神社のスサノオノミコトの神様へまずはご挨拶しました。

他、大国主命の神様や少彦名命神様をはじめ全てのお社を参拝し

蘇民将来のちまきを購入しました。

邪気を祓い、疫病や災難除けの御守りです。

また八坂神社では前祭り17日から後祭りの24日まで

期間中毎朝、蘇民将来の災難除けのご祈祷をして下さるので

そちらもお願いして来ました。おみくじを引いたら大吉でした。

「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」

御祭神の素戔嗚尊の神様が櫛稲田姫と御結婚の際に詠まれた日本で最初の和歌です。

(めでたき事の幾重にも重なる様を鑑み、御歌のご縁により益々神の御神徳を戴くべし。) 

(天命尽くせば御加護有り)

八坂神社に参拝して良かった!

心身を美しくする神様へも! 

美御前社(うつくしごぜんしゃ)

市杵島比売(いちきしまびめ)神

多岐理比売(たぎりひめ)神

多岐津比売(たぎつひめ)神 

天照大御神の御子神が御祭神です。

美容水を手にとって。

今年の前祭りの17日、台風は京都を直撃する予報でした。

祇園祭を拝観できる感謝と無事に巡行できますよう祈念致しました。

動く美術館と呼ばれる祇園祭。

京都の西陣をはじめ、ヨーロッパやインド、中国の希少で豪華な織物で

飾られています。装飾品は工芸の粋を尽くし、それぞれの山鉾の芸術品を楽しめ、

祇園祭に世界中から人々が集まる、日本の貴重な文化財です。

 

車輪の大きさは大人の男性と同じくらいあります。

山鉾の重さは8.5~12t!です。直進しかできない鉾に

祇園ばやしを奏でる交代要員も含め、大人が約40人が乗り込んでいます。

祇園祭の期間は南北に流れる細い通りを通行止めにしてしまいます。

前祭りの前日、宵山は”コンチキチン”のお囃子がお祭り気分を盛り上げてくれます。

その宵山期間中は、家宝とする屏風など、一般のお宅が公開しています。

 

中でも

 

江戸時代から続くお麩の製造会社 半兵衛麩さんでは

屏風の他、当時の子供のおもちゃなども展示されていました。

本物そっくり!良く出来ています。半兵衛麩の社員の方が、色々説明して下さいます。

浴衣姿がとってもよく似合う、生粋の京都生まれの女性社員、京都顔と言いましょうか

お若い京美人の女性と沢山おしゃべりしました。初めての祇園祭なので

見所や見物に良い場所、裏話?とか。 生きた稚児を載せる鉾は1つだけ。長刀鉾で

お稚児さんに選ばれると地に足を付けてはいけないんだそうです。(神様に準ずる存在だとか)

見所は籤改め、注連縄切り、辻回しです。予習しておいたので間違いなし!納得でした。

瞳を輝かせイキイキとお話する彼女、京都に生まれ育ち、

祇園祭を誇りに思うその心にこちらも嬉しくなりました。

お麩を販売していたので、乾燥と笹巻麩まんじゅう、生麩の田楽セットをお土産に。

乾燥も生麩も美味しかったですが、中でも生麩の田楽セットは特に美味しいです!

会席料理に出てくる田楽です。さすが江戸時代から続く老舗でした。

 

巡行出発地点の四条烏丸のメイン通りの四条通りでは2車線のうち、

一車線を山鉾が占めてしまう・・

お祭りを優先する祇園祭の意義の大きさがわかりました。

 

町中の厄を集める鉾先にご神体がおられます。

 

夜には歩行者天国になり、屋台など出店が並びます。

こちらは函谷鉾(かんこほこ)

天女が舞う綾傘鉾

棒振り踊りで芸能の元祖、踊りの基本的な形態です。

四条傘鉾

 長い歴史の中で幾多の災難を乗り越え、

京都八坂神社の氏子さん方の情熱によって守り育んできた祇園祭。

 世界中の人々が魅了される世界に類を見ない日本古来の伝統は

日本の誇りですね。

 伝承する事は大変なご苦労とご尽力の賜物だと思います。

昨年から49年ぶりに後祭りが復活し、150年ぶりに大船鉾が復帰され

本来の姿に蘇りつつあります。氏子の方々の強い決意の籠った巡行に

維持、継承し続ける京都に深く敬意を抱きました。

日本3大祭りの一つ「祇園祭」は日本の宝、世界の宝ですね!

日本の平安、世界の平安を祈りつつ、日本中に無数に点在する神社

現生が平安である事に神様に心から感謝を申し上げる夏越し祓いです。

 

 


伊勢・志摩 プライムリゾート 賢島 英虞湾の潮風を受けながら。

2015年08月08日 | 国内旅行

6月21日~23日 三重県二見浦の夏至祭りから始まり、伊勢神宮参拝、

タラサ志摩ホテル&リゾートで美味しい食事を楽しみ、その翌日は

アコヤ真珠の養殖の本場、英虞湾。賢島へ遊びに行きました。

2016年5月 伊勢志摩サミットが開かれる志摩、賢島です。

賢島の駅からホテルの送迎バスでこちらのホテルへ

プライムリゾート賢島

賢島に行くか・・、鳥羽の海から船に乗って答志島に行くか、当日の朝まで悩みました。

前の日記のタラサ志摩のギャルソン、松井さんが賢島の観光ホテル クラシックで

働いていたというので、賢島に行く事に。松井さんからは観光ホテルのベイスイートでは

カレーを食べて!とお勧めを聞いてきましたが、時間が無くて寄れませんでした。

次回のお楽しみに!ですね。

海辺のホテル プライムリゾート賢島 まるで南欧にいるかのようなホテルです。

スパニッシュスタイルの建物です。 

エントランス 

目の前に広がる英虞湾を眺めながら、上質のリゾートを味わえそうです。 

 英虞湾周遊のクルーズもあります。

 真珠が眠るエメラルドグリーンの海、

吸いこまれてしまいそうな青い空、

緑の風に包まれ、自然に身を任せゆだねたくなります。

 

賢島の駅からの送迎バスは、観光ホテルクラシック、ベイスイートに停車します。

最後に、プライムリゾート賢島へ。

 

日本とは思えないロケーションです。

 

室内のカフェでケーキセットを。

テラス席が気持ち良いのですが、この日はパラソルが開いていなくて。

 

目の前の海を見ながら、ゆったりと時を刻みました。

  

 ホテルに遊びに来ました!とカフェスタッフに告げると、英虞湾の海が見渡せる

展望デッキを教えて頂きました。 

遠くに見える白いホテルは地中海村?でしょうか。こちらも素晴らしいようです。 

 

英虞湾に降り注ぐ太陽は、遮るものが無くストレートに降りてきます。 

 

日差しは強くても優しさを感じる空でした。

左下、小さく見えるトンビ。

地方へ旅すると、海や山にはトンビが、人気の居ない町へはカラスが

どこへ行っても、必ず私を出迎えてくれるのです。 

 

ホームページの写真よりも実際は老朽化が見え隠れします。 

とは言え、絶景のロケーションがカバー。南欧を味わえるリゾートです。

   

  

  

ここはスペインのリゾート地?

日本である事を忘れてしまいそうになりますね。 

 

 今回はプライムリゾート賢島へ行きました。

志摩は風光明媚なだけでなく、スペイン村というご家族で楽しめるテーマパークもあります。

次回は・・地中海村やスペイン村、観光ホテルのカレーと鳥羽の答志島のお魚!

伊勢・志摩は何度となく訪れても、次々行きたくなる魅力が溢れている土地です。

自然美を生かした南欧リゾート薫る風を浴びながら

同時に日本古来の伝統で心身を浄め、

心と肉体をリフレッシュできる最上の環境があります。

 

 


三重県伊勢・二見浦の夏至祭り

2015年06月22日 | 国内旅行

 6月22日 夏至

伊勢神宮に参拝する前の禊浜、二見浦の二見興玉神社(ふたみおきたま神社)では

夏至の日に夏至祭りが行われます。

夫婦岩の大注連縄の中央から上る朝日、

200キロ離れた富士山と朝日が重なり合う日なのだそうです。

日の出時刻は午前4時40分。お天気の予報は曇りでした。

4時頃空を見た時は黒く厚い雲に覆われていました。日の出は無理、と思った空でした。

朝日は見られないけれど、早朝参拝だけでも出来ればいい、と思いなおし

午前4時20分頃に温泉に入っていると空が明るい!

慌てて身支度をして外に出ると朝日が昇っていました。

 

二見浦の海岸沿いに建つホテルに宿泊したので、この朝日に感激しながら海岸線を歩いていました。

おはようございます!と後ろから声がし、振り返ると同年代の女性でした。伊勢市から2時間かけて

歩いて来たと言うのです。午前3時にホテルを出発して、暗い道を1人で歩いて来たと。

強者っているんですね~。おしゃべりしながら歩いて行くと人がどんどん増えて、

夫婦岩の間から日の出と富士山が重なり合う夏至の日はそれほど有名なのかと知りました。

  

彼女が「太陽ってこんなに大きかったの?」と。

 日の出の太陽の大きさに驚いていました。

二見浦の日の出は幻想的です。水平線上には黒い雲。

4時40分の日の出の時刻には雲が広がって太陽は見えていなかったと思われました。

小山の向こう側に夫婦岩があります。皆さん足早に向かっていました。

若い女性が多くいらしてました。

二見浦は倭姫命の神様が天照大御神様が御鎮座される場所を探しに旅していた時

二見浦に来て余りの美しさに二度振りかえって見た、という言い伝えから

二見浦となった、と言う名の由来もあります。

二見浦はとても美しい海岸です。2度振り返って見る・・私はここに来る度に

何度も振り返り、名残惜しい気持ちでいっぱいになります。ここに来るだけで祓い清まる二見浦、魂のふるさとです。 

夏至祭りが行われた二見興玉神社に到着すると、ふんどし姿の男性と白装束の女性が沢山いらっしゃいました。

夫婦岩の間から上る朝日と富士山が重なる瞬間をシャッターに収めようとカメラマンが沢山いました。

夏至祭りの御神事は午前3時から始まり、日ノ出と共に夫婦岩のすぐ傍まで海の中に入り、

禊、祈りをするものでした。

日の出時刻の頃は厚い雲が水平線上にあったのが、御神事と共に富士山が姿を現したそうです。

そして富士山の左肩から太陽が頂上に登るように見えたそうです。

この梅雨の時期、富士山と日ノ出、共に見えたのは20年ぶりだったそうで

禊御神事をされた皆さんの心清らかな思いが、神様に通じたのだろう、と。

偶然なんかでは無く、神様のご意思が働いている、と私は思いました。

ほんの僅かな時間だけ富士山と太陽が重なり、その後は富士山が雲に覆われてしまいました。

 

夏至祭りが終わると厚い雲の中に太陽は隠れてしまいました。

まさに御神事をしている時だけ太陽が輝き、数秒か、数十秒か富士山が姿を見せてくれたのでした。

早く来ていれば・・そういう思いと同時に、雲っているから日の出は見れない、

と初めからダメと決めこんだ自分の気持ちが悔やまれました。

「奇跡は起こる。」 そう信念をもって最善を尽くすべきだったと。

富士山と日ノ出が重なる光景はただそれだけかもしれません。しかし

太陽のエネルギーが1年で最も高くなる夏至と富士山が重なることは

人知を超えた何かしらの未知のエネルギーが頂点に達するのかもしれない、などと考えたりもします。

「富士山と太陽」に拘るところは日本人ならではの感性なのかもしれません。

 

禊神事をされ海の中に入った方々は本当にいい表情をされていました。

満たされた表情の皆さん、神社から温かい物をふるまわれていました。

御神事には女性が多い事に驚き、更に若い女性も多かった事に凄いわぁ~と感心しました。

今年と来年までは社務所の工事の為、会員さんのみの参加だそうですが、

その後は一般の方も参加出来るそうです。終わった後はきっと至上の喜び、清々しい気持ちなんでしょうね。

 一旦ホテルに戻り、人が引けた頃、朝食前にもう一度お参りに出ました。

 海岸線に建つホテルは二見興玉神社から歩いて5分ちょっと。

天守閣のような緑色のとんがりのあるのがホテルリゾートイン二見です。

外観は少々古くバブル前を思わせますが、室内はとてもシンプルで綺麗です。

一人でもツインを予約できます。バス、トイレも清潔です。只バリアフリーではないので、

足元が頼りない年配の方にはバス・トイレは段差が高く、少々危険かもしれません。

この辺りでは純和風旅館が多く、ベッドのホテルは殆どありません。

フロントが50代以上の男性なのも安心感があります。

温泉の家族風呂が5つ位だったか・・あります。

好きな時に予約無しで利用できるので、人に気兼ねすることがなく浸かれます。

毎年夏至の日に宿泊する常連さんが多いホテルのようです。

朝食前の6時半頃の空は曇り。 太陽は雲にすっかり覆われていました。

 

それが・・! 興玉神社に着くと太陽が! 照らしてくれたのです!

二見興玉神社

 夏至の日の「茅の輪くぐり」という御神事です。

茅の輪くぐりの由来は、スサノオの命の神様がこの辺りを旅し、夜の宿を探していました。

蘇民将来という者に1晩宿を借り、貧しいながらも蘇民将来は心づくしのおもてなしをしました。その恩に報いようと

茅の輪を作り、これを首にかけていれば疫病から守られる、と。蘇民将来の娘は嫁いでいましたが、その茅の輪をかけ

嫁いだ先は滅びてしまいましたが、娘だけは疫病から逃れ、蘇民家は代々繁栄した、という言い伝えからだそうです。

伊勢地方では家門に注連縄とこの蘇民将来のお札を下げる風習がまだ残っているそうです。

   

この蘇民将来のお札を下げていると悪鬼や疫病から逃れられるそうです。

私も書いてみました。下手な字で恥ずかしい限りですが。

私が何度となく行きたくなる場所、何となく行きたくなる所には

スサノオノミコトの神様、大国主の神様、そして天照大御神様の存在がいらっしゃいます。

この伝説を知った時、嬉しくてなりませんでした。

 「波たたぬ世」 

神様の御心が近隣他国にも広がってゆくように祈って止みません。

改めて参拝に行って良かったわぁ~、と清々しい思いでホテルに戻り朝食です。

 一人だったので、海が見える席に案内して頂き、満たされた気持ちで、懐かしい日本の朝食を美味しく頂きました。

お隣には70歳を超えてるであろう、背筋のピン!と正座をした紳士がお食事されていました。

席を立つ際、その紳士は「日ノ出は見ましたか?」と声をかけてくれました。

「はい、見れました!」 笑顔で答える私に、グー! 

紳士はにこやかな顔で「よしよし」 心の中で言っているようでした。

なんて素敵な表情をされている方なんだろう!と思いました。

フロントに「来年も健康な身体で、自分で運転して来れたら来ますね。」とおっしゃっていて

毎年来ている方なのだとわかりました。今年は少しでも富士山が見えた貴重な夏至の日でした。

 7月14日(火)二見大祭 しめなわ曳

夫婦岩の大注連縄を奉曳車(ほうえいしゃ)に載せ、

夫婦岩参道を練り曳き奉納するお祭りがあるそうです。

二見浦!いいところですよ~!

 

「 人事を尽くして天命待つ」

いえ・・ もっと先の

「 人事を尽くせば 天は動いてくれる!」

と言う事を目の当たりにした、夏至の日の出でした。

最大限に努力をすれば天が動く。

そうなるには何ものにも遮られることのない心

己の心がすっと天に通じるように、心身を清く、磨きかけておく。

そう気づかされた二見の夏至祭りでした。

 

今年1月晴天の日の二見夫婦岩です。 

 

2羽のカラスがラブラブ!


島根県 出雲・玉造・松江 桜巡りの旅

2015年04月21日 | 国内旅行

玉湯川堤

4月9日10日 出雲の桜巡りの旅に出掛けました。

2013年の遷宮の年に初めて訪れて以来、今回で5回目となる出雲路。

前回は新年の挨拶に1月に訪れたばかりなのに、

またすぐに行きたくなる出雲です。

  

松江からJRで玉造温泉駅へ

駅から5分くらい歩いたでしょうか、

玉湯川堤に出ると1km以上続く、桜並木が現れます。

散り際でしたが、素朴な桜並木がとても心地良かったです。

玉造温泉街へと桜並木は続きます。

 

玉湯川堤よりも温泉街の方が咲き進みが遅いようで、ちょうど満開で綺麗でした。

 

 

草の色、川の水、瑞々しく澄みきった自然。桜の季節に来て良かったと思いました。

玉造温泉街を歩いているとお店のガラスに映る桜にはっとしました。

振り返るとこちらの桜でした。

 

 出発する日の朝、早朝自宅を出る際に乗ったタクシーの運転手さんと玉造温泉の話が出て

温泉がプールのようで楽しかった!と教えてくれたのですが、偶然その温泉宿の前で写真を撮っていました。

 

この川沿いには足湯が何か所もあって、川の流れを間近に見ながら足の疲れを癒す事が出来ます。 

 

玉造湯神社

 

玉造湯神社にも桜が咲いていました。いつもとは違った優しい趣でした。

 

 

神魂神社(かもす神社)

鳥居の前に桜。

家に帰って写真を見て初めて、ここが参道だったと気が付きました。

松江から一畑バスで20分「風土記丘入口」下車

目印はこちらの看板。ここから徒歩10分くらいです。

この辺りは古墳や遺跡が沢山あって、とても興味深い地域です。

 

 何日間か時間をかけてゆっくりと散策したいです。

この道を道なりに進みます。と~っても気持ちが良かったです!

所々に桜が咲いていました。人為的に植えたと言うよりも自然な感じがしました。

出雲大社

わざわざ桜を見に出雲大社には来ないようでした。

この日は小雨がちらつき、人がこれほどまで居ない出雲大社は始めてでした。 

朝8時半頃だったせいか、お掃除の方が沢山いらしゃいました。

横を通り過ぎるのに無言は失礼かと思い、おはようございます。と声をかけました。

返事は返ってきませんでした。神様のお役に立つお仕事をしている、という自覚を持つと

清々しく人と接する事が出来るのでしょうね。 

 

正門前に素晴らしい桜。

日本で唯一下り参道

池の周りは葉桜になりつつありました。

素鵞川沿い

神苑

終わりかけでしたが、出雲大社の桜が見れて良かったです。

出雲大社から社家通りを歩き

その先に命主社があります。

そちらにも桜が咲いていました。

祖霊社の桜は葉桜でした。

そして出雲大社のバス連絡所から伊奈西波岐神社(いなせはぎ神社)へ。

一畑バス『鵜峠・鷺浦』行き 「鷺浦」下車ですぐです。

こちらは桜は終わっていました。バスの中から撮影。

 

一畑薬師は現地へ直接行けない人の為に、道中所々にこのような灯篭があってお祈りする為のものだそうです。

バスの乗客は私だけでした。運転手さんにマンツーマンでガイドしてもらいました。

鷺浦、鵜峠へは山の中を狭い道をくねくねと走ってゆきます。

近年、杉の木がどんどん枯れていっているそうです。

そのお蔭で桜の木に太陽が当たり、山桜が沢山咲いていました。

鳥が落としていった種が自然に育ったそうで、山のあちこちに咲いていました。

杉の木が枯れる原因は、ヘリで農薬散布をしていたところ子供の体に害が出るようになり、

農薬を撒かなくなってからだそうです。ゴマダラカミキリムシが連れてくる

目に見えないムシが杉の木に入り、枯死させるのだそうです。

その弱った木は台風が来ると倒れ、道が塞がれ、土砂災害の危険もあり、

ニュースを見てはそのような災害は記憶にあっても、私にとって対岸の火事でした。

実際に現地でその環境に居合わせると、地方は

都会では想像も出来ない危険と隣合わせなのだとわかりました。

こちらは鷺銅山跡です。

石見銀山の先駆けだそうで、室町時代からあったそうです。凄いですね~!

こちらは遺跡。

 

縄文時代中期の土器片が採集される他、弥生時代以降、

古墳時代後期までの埋葬と生活の遺跡なのだそうです。凄いですね~!

鷺浦の海はエメラルドグリーン!とても綺麗だと思いました。

お天気が良いともっと綺麗な海なのだそうです。

瑪瑙の色!とも思いました。

桜は日本人の心。

恥じない心で居続ける事は難しいかもしれません。

優しく清らかな桜が見れるこの季節が来る度に

人の心は浄化されるのかもしれませんね。 

 

 


日本中が桜色に輝いています。京都へ

2015年04月04日 | 国内旅行

日本中が桜色に染まる季節

私は京都の桜に包まれ

春爛漫

を謳歌してきました。

賀茂大橋付近の川端通り 賀茂川沿い 

ほぼ満開でした。

どの程度咲いているか前日までネットで開花状況を調べて心配でしたが、

最高の桜巡りの旅となりました。

行った日は4月1日・2日でした。

木屋町通り

3日前に主人が訪れた時は、桜は豆粒ばっかりだったよ・・などと言っていたのです。

蕾からあっという間に満開近く咲いてくれて。

いっぱい咲いてくれてありがとう~ね~

感謝の念を首が痛くなりそうなほど送りました。

祇園白川 川端通りから見た白川南通り

あまりに壮麗な美しさに、

四条の信号で停車中の車の中から、写真を撮っている方もいらっしゃいました。

知恩院

お寺さんへは外国人は欧米人よりもアジア人が多かったように思います。

毎回旅行に出ると写真を撮ってもらえますか?と頼まれますが、

ここでも台湾?か中国?の一人旅の女性に声をかけられました。

とても感じの良い女性で、アジア人の心、相通じるものを感じました。

二条城

私が回った桜の名所の中では、二条城が一番外国の方が多かったように思います。

特に欧米人が多く、金髪の方が目立ちました。

広い城内の桜並木は満開の株もありましたが、全体的には5分咲きでした。

祇園白川 宵桜

白川沿いの桜は辰巳大明神を起点に、外国人がいっぱい!!

この祇園白川の南通りは町家の京らしい建物と川面になびくようにしだれる桜のライトアップ

京情緒たっぷりで趣のある通りです。

平安神宮

平安神宮も外国人が多かったですね~。世界中の人がいるって感じでした。

ここでも写真を頼まれ、インドネシア?あたりでしょうか・・肌色が少し濃く

大家族連れで、写真を撮った後、ご家族それぞれからサンキュー!と笑顔で言われました。

とても気持ちが良かったです。

平安神宮 回遊式庭園

京都は枝垂れ桜が似合いますね。

染井吉野は満開でした。

枝垂れ桜は三分~五分と言ったところでした。

醍醐寺

醍醐寺の枝垂れ桜は圧巻!でした。

スケールが違いました。歴史を感じました。

醍醐寺 五重塔

 

桜の醍醐と呼ばれているほど、桜の数は800本あるそうです。

醍醐では八百屋さんがあったので、地元産の筍1箱と京野菜をお土産に買って発送しました。

翌日、四条の八百屋さんにも同じサイズの筍があったので覗いていたら、

店主さんが出てきて、「筍は旬だよ~」と言うので、

「昨日、醍醐で買っちゃったんですよ~。」と言えば

「醍醐とうちのじゃ、品もんが違うよ~!」って手でふり払われてしまいました。ハハハ

お値段が表示して無かったので、人を見て値段変えてるのでしょうね。祇園では怖くて買えませんね。

東京では筍は九州産が多く、京都産は手に入らないのでタケノコ買えて良かったです。

山科疏水

菜の花の黄色と淡い桜色・・・幸せ色!

人間に楽しさと喜びを与えてくれる狸さん。

何となく守ってくれているようで・・・

ありがとう と心の中で呟きます。

毘沙門堂

高く長い階段は急な傾斜で、後ろへのけぞってしまいそうでした。

修行の道はここから始まっているのですね。

桜の毘沙門堂と呼ばれているそうです。

毘沙門堂で御守りを買い、門を抜けるその瞬間

ビュ~と風が私の身体を吹き抜け、ずっしりと重みを感じていた肩が軽くなりました。

毘沙門天の神様は四天王、また七福神の武勇の神様。

これまで何度となく御守り頂いている出来事があったので

この度は御礼参りの意味を込めて参拝しました。

 

 

毘沙門堂の大枝垂桜は有名で、五分咲きくらいでした。

そして旅の最後は

上賀茂神社へ

式年遷宮まであと2年。 間違えました。

上賀茂神社(正式名 賀茂別雷神社(かもわけいかづち神社))の

 式年遷宮は21年毎に行われ、今年、平成27年10月に斎行されます。

遷宮が滞り無くすすみますよう、桧皮葺の板の寄付をしてお礼参りしました。

新入社員の男女も沢山お参りに来ていらっしゃいました。

わぁ~、きれい~!

美しいなぁ~・・・。

人の心を幸せいっぱいに満たしてくれる桜

日本は素晴らしい!って改めて思う季節です。

 

 


錦秋の京都 清水寺へ

2014年12月07日 | 国内旅行

11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えた京都の紅葉。

11月最後の日曜日30日、見頃のピークを越え終盤に向かう清水寺の紅葉です。

紅葉の見頃が最後の日曜日とあって、清水寺は凄い人でした。

 

真っ赤な紅葉の中、緑色から黄色に移り変わる葉も綺麗だな~と思いました。

遠くに京都タワーが見えます。

 

 

 

 

 

子安塔

 

 

 

 

 

 

清水寺は778年創建。

1300年以上も前の人々も同じ地面を踏みしめ、

現代の我々と同じように季節の移り変わりを楽しみ

もしかしたら同じ木を見ていたかもしれない。

そう思えて感慨深いものがあります。

この清水の舞台から京都の街を見おろした遠い昔の人々

当時の人達から見た現代の我々は未来人

1300年後の現在の日本を昔の人達は想像できたでしょうか。

当たり前に見て楽しむだけの観光は、過去を振り返ればもっと奥深く

意味深い英知の糧となるのでしょうね。温故知新ですね。

ノーベル賞を今年3人の先生方が受賞されました。

物質的な進歩発展と同時に、精神の世界へも追及する日本人。

現実には何の利益にもならない季節を楽しむ、俳句などや文化が

目先の利益にはない未来の為の研究に時間とお金をかけ追及できる、

その素養がノーベル賞を受賞できる国民性なのだそうです。

誠実で勤勉、緻密で持続力があり、当時から数学力が高く、

現状に満足せず更に良くなるために追及する探求心、

尚且つ慈悲心があり、精神性の高潔さも追い求める日本人は

世界に類を見ない国民性と自負していいものだろうと思います。

建築物を見ても然り、寺社仏閣が多いことでも理解できます。

その素養は遠いご先祖から現代の我々に脈々と受け継がれているのでしょうね。


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12月14日は衆議院選挙です。

民主党が政権をとった後はどうでしたでしょうか?公約は耳触りの良い言葉を連ねては、結果的には「嘘」ばかりでした。

出来もしないことを出来ると言ってきました。それがまるで無かった事のように反省に立つこともなく、自民党を批判してばかりです。本当に日本を良くしたいならば代替え案を出すべきです。

目先の利益の無いものは「無駄」と言っては切り捨ててきました。その結果は国民のやる気を喪失させ、未来思考を無くしました。民主党のまま行っていたら日本は崩壊し、再建不能になっていたでしょう。

民主党や共産党の言い分は未来の無い思考です。

この2年、自民党の安倍総理が立ち上がってくれたお蔭で日本は再び世界の日本へと力を発揮しています。

安倍総理大臣の3本の矢、「この道」は未来を見ているのです。

1300年前の人達が今の日本を予測できたでしょうか?

一見すると無駄と思える事にでも時間を費やし研究してきたからこそ今の日本があるのです。

安倍総理のやろうとしていることはこれまで誰もやっていない事をやろうとしているのです。未来を見ているのです。

バブルが弾けて15年も続いたデフレから、2年も経たずに経済が良くなるはずがありません。経済の素人でもわかることです。

それを何も良くなっていない、などとぼやくのは早すぎます。

誰も出来なかった大胆な金融政策、誰も着手する勇気が無く出来なかった事をやろうとしているのです。

日本人ならば日本が本当に良くなれるよう、未来を見ている安倍総理を信じて、個人も同様に努力してゆきたいものです。

 

 


紅葉狩り 京都・伊勢の旅

2014年11月30日 | 国内旅行

 

11月30日から2泊3日 京都の紅葉狩りを、そして伊勢神宮へ

今年一年災い無く暮らせた事への御礼参りの旅へと出掛けて来ました。

京都では清水寺へ。

人の多さは覚悟していましたが、本当に多かった!!

清水の舞台から見た子安塔

紅葉は真っ赤っかの時期を狙って行きました。

散っている木もあり、葉色が赤から茶色になりつつもあり、

少し遅かった感もありました。それでも散らずにとどまっている樹木に

綺麗に残ってくれてありがとうね~、と感謝の念を送りながら

上ばっかり向いて楽しみました。

清水寺はまだまだ沢山残っていてとても綺麗でした。

葉色のコントラストが綺麗でした。

また緑色が黄色となり橙から赤へと移り変わる様も美しく思えました。

清水寺から高台寺へ。

二寧坂(二年坂)、三年坂、ねねの道へと歩を進めました。

この通りはまるで東京原宿の竹下通りのような

(20年前の話で現在はわからないのですが。)人の混雑でした。

ライトアップを楽しみにしていましたが、夕方雨が降り、

ランチの後は宿泊する新・都ホテルにてそのまま休憩しました。

人の気に当たり、まるで殺虫剤をかけられた昆虫のようになってしまいました。

翌日は予報通り雨だったので、伊勢神宮へと京都から御参拝に出掛けました。

伊勢では到着後間もなく雨が止み、お清めされたかのようで

清らかで静寂な空気の中、清々しい思いで

今年一年の感謝のお参りをする事ができました。

伊勢神宮の五十鈴川流域の紅葉は荘厳な趣で綺麗でした。

散りモミジも綺麗!

3日目は嵯峨野・嵐山界隈をぐるっと巡りました。

まずは天竜寺です。

嵐山、天竜寺の紅葉は「なごり」で散るものが多く、

紅葉のなごりを感じるというものでした。

枯山水がお好きな方は散り始めた侘び寂びの世界観のある

この時期を狙ってくる方も多いそうですね。

天竜寺から竹林へと抜けてゆきました。

竹林は狭く、薄暗い道です。表現が難しくて言葉に表せないのですが

何となく好きな通です。

大河内山荘庭園から、常寂光寺へと歩きました。

常寂光寺の紅葉も素晴らしかったです。

嵯峨天皇の皇女 有智子内親王がお住まいだった場所へと続きます。

そして二尊院へ。

二尊院へはこの通りが紅葉のトンネルのように彩られている景色を

楽しみにしていたのですが遅かったです。

情熱的な赤い紅葉に包まれた「道」

その後歩みを進めてゆくと、清涼寺へ。

ここから大覚寺、大沢池へと行くつもりでしたが、疲れたので

嵐山へと戻りランチにしました。京都市内でも、嵐山でも

あちらこちらにたぬきの置物が目に留まりました。

どこかひょうきんな表情で、ぷっと笑ってしまいます。

嵐山の紅葉と桂川を眼の前にしながら、お蕎麦やさんで休憩しました。

こちらのよしむらさんはお蕎麦が美味しいので有名なのでしょうか

次々とお客様がいらしては、外のベンチでウェイティング状態でした。

30~40分待ちでした。すぐにお料理が出てくるので回転が早かったです。

とても美味しいお蕎麦でした。

嵐山から嵐電で北野白梅町まで行き、北野天満宮へと行きました。

北野天満宮はもみじ苑が有名です。洛北に位置するので

もう終っていると思ったので御参拝だけしてきました。

この後、旅の最後は上賀茂神社で締め括りました。

京都へ行った時は、いつも旅行を無事に終えたことへの御礼参りをしています。

京都紅葉初心者の今年は真っ赤っかな状態を見たくて

紅葉のピーク時を超えた11月30日から3日間の紅葉狩でした。

来年は「見頃」を迎えて真っ赤直前の

緑~黄色~橙~赤の色のグラデーションを狙って

行ってみようかな、と思いました。

やはり京都はお寺や家屋に歴史が刻まれそれが相まって

気候によるものだけではない、東北、関東では見られない景色でした。

京都の紅葉は芸術的でした。

 


秋薔薇巡りの旅 出雲~神戸~京都へ 

2014年10月20日 | 国内旅行

 

 10月20日から3日間かけて、島根県出雲・松江、神戸、京都へと

それぞれの地域の秋の薔薇を観賞してきました。

旅の始まりは・・・

 鳥取へ降り立ちました。

米子空港から松江まで、バスで約50分の道のりです。

3日間バス、電車乗り放題のパーフェクトチケット(3,000円)を購入しました。

一畑電鉄、一畑バスに限られています。JRは使えません。

松江からバスで玉造温泉の玉造湯神社へ。

願い事が叶うと言われていて、後から後から参拝者が絶えませんでした。

こちらが叶い石。

少名彦命の神様にご挨拶をした後

出雲大社へ。

今回の旅行の一番の目的は

千家国麿様と高円宮典子様 の御結婚の御祝いの言葉を

出雲大社と日御崎神社(天照大御神様)

それぞれ現地に参詣し申し上げたかったからなのです。

日御碕神社

三度目の参拝です。

神様にご挨拶をした後、一日目の締め括りに

松江イングリッシュガーデンへガーデン散策を楽しみました。

羽田からの米子空港へ朝一番の便は午前8時に到着でした。

朝早くから行動でき、今回で3回目になる出雲路なので、

電車、バスなどの行程や時刻など熟考した上でスケジュールを立てたので

1日で4名所巡る事が出来ました。

私が行きたいと思う出雲の名所は遠いので足代がかかります。

パーフェクトチケットは1日で元値以上取れました。

旅の2日目は神戸へ。空路を利用しました。

翌朝は7時半にチェックアウト、1泊目はホテル前から空港行きの

バスが出ている米子全日空ホテルに宿泊しました。

神戸では2つのバラ園を巡りました。

三ノ宮から20分足らずで行ける須磨離宮公園のバラ園です。

天皇陛下の元別荘です。

2つ目のバラ園へは伊丹からバスで30分くらい乗っていたでしょうか、

終点で下車

 荒牧バラ公園

荒牧ローズパーク

宝塚にも程近いバラ園です。

陽は傾きかけていました。到着した頃は午後4時を過ぎていて人はまばら。

お陰さまで人を気にせず、ゆっくりバラを愛でることが出来ました。

こちらのバラ園は構築物がとても素敵でした。

ボランティアの方が多いのか、入園無料なのに

とても綺麗に管理されていたバラ園でした。

その後、神戸・伊丹から京都へ向かいました。

前回春のバラ園旅行で大満足だった琵琶湖ホテルのナイトスイーツブッフェ。

10月11月も期間限定で開催しているので、夕食はまたこちらで頂く事にしました。

前回5月とは違って夕方6時半でもう満席!

ほとんどのグループが予約していたようでした。

宿泊は滋賀県琵琶湖畔の大津プリンスホテル。

京都の街中よりも湖の畔は朝目覚めた時の爽快感が違います。

翌朝、旅の3日目は京都府立植物園へ。

バラ園を目的に行ったのですが、かなり広い公園でした。

和風庭園や450本の桜林、洋風庭園、くすのき並木など

見所が沢山あり、和風庭園のコンテストも開催中でした。

入園料が200円ですので季節毎に気軽に楽しめますね。

ゆっくりとお散歩したくなる植物園でした。

公園の出口を賀茂川門から出れば

賀茂川沿いへと歩きつつ、旅の締めくくりは

上賀茂神社でした。

今回全ての旅程を何事も無く楽しく過ごせた御礼参りです。

旅行の初日は午前2時に起床から始まり、

旅行中ホテルに戻るのが遅く

旅の3日間は毎日4時間前後の睡眠でした。

一人旅なのだからゆったり時間を気にしない旅にすればいいのに・・と思うのだけど

ここには行っておきたい!貪欲にハードなスケジュールを組んでしまいます。

行った先々での旅の記憶、ゆっくりしたためてゆきたいと思います。

 

 


山梨県 河口湖オルゴールの森 ヒストリーホール オルゴール

2014年08月19日 | 国内旅行

オルゴールのヒストリーホール

(オルゴールの森では撮影は許可されています。)

エントランス 豪華ですね! 小さなヨーロッパ!と呼ぶに相応しいですね。

あまりに素敵すぎて触れたくなる方もいるのでしょうか。触るのは禁止です。

模型はすごいですね!

男の子の人形は演奏するんですよ!リアルに出来ていてもう、驚きです。

他にも動物が演奏したり、見応えのあるオルゴールのヒストリーホールでした。

ヨーロッパの貴族の暮らしの一部を、オルゴールの歴史を通じて垣間見たような気がしました。

とても素晴らしいオルゴール ヒストリーホールでした。

ホールから外に出れば園内はどこを見渡しても華やかなバラに包まれて、とても素敵なオルゴールの森でした。

香りの館

 スイスの国旗が・・? 建物がスイス風?商品がスイス製?よくわからなかったです。

お土産にラヴンダーやオーガニックのバラのハンド&ボディソープを買いました。

ローズ柄の容器がとても素敵でつい買いたくなってしまいます。

こちらではいろいろなオルゴールが購入できます。またオルゴールの体験工房があります。

工房では小学生がオルゴール作りに挑戦していました。

素敵なオルゴールが沢山あって、つい欲しくなってしまいます。

最後はやはりバラで締めくくらせてください。

蕾がいっぱい!

8月上旬が2番花の見頃の河口湖オルゴールの森のローズガーデンでした。

写真は7月29日のローズガーデンです。

 

 


山梨県 河口湖オルゴールの森 美術館 オルガンホール

2014年08月17日 | 国内旅行

世界最大規模のダンスオルガン オルガンホール

こんなに大きなオルガンがあるとは、驚きでした。

もう少し寄せて見ると、人形などとても細かく精巧に作られています。

広いホールでした。しかも豪華!こんな貴重なものが日本にあるとは。

演奏してくれる時間帯があります。美しい音色に耳を傾けたいですね。

子供たちも沢山いました。夏休みの学習にいいですね!

手で回すと音楽が流れるオルガン?楽器?もありました。みんな一生懸命回していました。

フランス リモネール・フレール社

パリのオルガンメーカーで、軽快で楽しいオルガンの音色は世界中のコレクターから

世界一美しい音色、と言わしめたそうです。

こちら↑はフランスのカフェやレストランに設置されていたものだそうで

木琴、ドラム、シンバル、バイオリン、バスパイプ、トロンボーン、フルートの他に

人のコーラスの音を出すパイプが組み込まれているそうです。

すごいですね~!

こんな凄いものがなぜここに?という疑問が沸きましたが・・・

大富豪の趣味が極まり、美術館にまでなったのでしょうか、ね。

一見の価値のあるオルガンホールでした。

見応えがありましたよ!楽しかったです。

建物から出ると爽やかな風が。すぐ眼の前には河口湖です。

お花やバラが園内を囲むように植栽されていて、華やかな雰囲気に包まれています。

どこを切り取っても絵になる、飽きる事の無いオルゴールの森でした。

河口湖と富士山、水と山と空に囲まれ癒されて、ついでに見識を高められる

河口湖オルゴールの森。行く前までの想像を超えた、

思った以上に価値の高さを感じた音楽の森でした。

お薦めですよ!

 


島根県宍道湖畔 最古の湯 玉造温泉・玉作湯神社へ

2014年06月30日 | 国内旅行

5月20日 島根県玉造温泉に行きました。

玉造温泉のホテルから見た景色、遠くには宍道湖が望めます。 

温泉街 一部の景色です。

玉造温泉は日本最古の温泉と言われていますね。

湯質が素晴らしく「一度入れば美人になり、二度入れば万病が治る」と言われているそうです。 

中央に走っている道路の左右に温泉街、お宿が並んでいます。

温泉街の奥のほうには玉作湯神社があります。

川が流れ、浴衣姿でそぞろ歩きできる風情ある温泉街ですよ。

この玉造温泉は若い女性に人気があるそうで、その理由は願いが叶う!という玉作湯神社があるからなのです。

玉作湯神社の御祭神は主祭神 櫛明玉神(くしあかるたまの神)、大名持神(おおなもちの神(大国主命))、少毘古那神(すくなひこなの神(少名彦命))です。

主祭神三神の他、素佐男命、猿田彦命、大己貴命、の神様もお祀りされています。(これらの神様がお祀りされている事だけでも凄いパワーで願いが叶いそうですね!)

小雨が降っていたので今回は写真を撮りませんでした。

島根県では昔から鉱山の土地で、勾玉が有名です。この玉作湯神社の境内にある大きな丸い石が願いが叶うと太古から言い伝えられているそうです。

現在でも願い石という天然石をその大きな丸い石の上に置き、御神水にさらされながら願い、それを肌身離さず御守としてもっていると叶うと言われています。

願い事が叶った!と御礼参りに多くの方が来ているそうです。神社の巫女さまからそのお話を伺い、願いが叶って返納されたお守りを見せて頂きました。

本当に願いが叶っているようですよ。 

私は天然石のブレスレットを身に着けていたので、その御神水に5秒くらいさらしました。他に人が並んで待っていらしたので、その位の時間でしたが、透明度が増して、とーっても綺麗になりました!本当ですよ!やはりこの神社の大きなまあるい石と御神水は特別な力があると確信しました!

私もその叶い石を買って願ってきました。叶う事を信じています。

少名彦命神様は強いご縁があるので、兼ねてより願っていたご参拝に行く事ができて、良かったです。次回はお天気の良い日に再度御参拝したいと思いました。

バスの車窓から見た宍道湖 

宍道湖はお天気の良い日はとても綺麗なんです。

お魚も美味しいですし、大粒のアサリも美味しい!

夏休みは玉造温泉で美肌と健康を! そして

玉作湯神社で心を洗い綺麗になって、願い事が叶えられるよう

お薦めの観光スポットです。美人に!イケメンに!を望む方は是非!

 

 


島根県出雲の旅 出雲大社 2014年5月

2014年06月29日 | 国内旅行

5月20日~3泊4日 バラ園巡りの旅をしました。

鳥取県の米子鬼太郎空港から島根県へ入り

松江のイングリッシュガーデン、出雲大社、日御碕灯台、

日本で一番古いと伝わる温泉、玉造温泉で美人になって 関西へ。

大阪のバラ園を幾つか巡り

京都を通り過ぎて滋賀県の琵琶湖畔へ。

琵琶湖から名古屋へ向かい岐阜県のバラ園へ。

関西方面を一日ごとに移動して、巡ったバラ園は4庭園でした。

旅の第一歩は鳥取から島根県出雲へ。

出雲大社 神楽殿 大注連縄

昨年、60年ぶりの平成の大遷宮を無事に終え、11月の神在大祭に行ったのが

出雲の旅のはじまりでした。以来、出雲へは時が経つと行きたくなる土地です。

大国主大神様の御本殿。桧皮葺屋根はすっかり美しく整えられました。

昨年の大祭の時に宿泊したホテルの方が教えて下さいました。

御新居に戻られる遷宮祭の日、青い空の下ご本殿の真上を見上げると、丸く白い雲が八つ。

ちょうど八つ。くっきりと浮かびあがり、関係者皆が大変驚いた、と。

八百万神・八岐大蛇 八は出雲に於いて意味深い数字なんですね。

ホテルの方のご主人が遷宮祭の関係者で、「神様がお慶びになっているかのようで、また称えて下さっているような気がした」、と驚きと喜びで感動したと仰っていました。

出雲は「雲」が違う。 私も感じていました。

大国主大神様 結びの御神像

大国主命の神様は「幸魂」(さきみたま)「奇魂」(くしみたま)の<おかげ>を頂いて神聖を養われたそうです。

そして結びの大神様となられました。

生きとし生けるもの全てが幸福になる、「縁」を結ぶ縁結びの神と慕われる由縁です。

人は人として幸魂、奇魂という結びの<みたま>を頂いて生かされているのですから

大神さまから頂いたこの命に感謝して、大切に、正しく、生かしきりましょう

といった説明がありました。

大国主大神様が有り難く拝戴される象徴だそうです。

「奇」という文字の意味には、「並外れた」「不思議な」「優れた」という意味があるのですね。

そして医療の神様と言われる由縁になった因幡の白兎。

大国主の神様は大変人気者だったそうで、特に女性に相当もてたそうですね。

意地悪な兄神様達からのしごきにも耐え、困難をいくつも乗り越えた努力家なんですね。

後に結婚した姫はその父親からどの程度の者かと何度と無く困難な状況に立たされ、試され、その度に大国主尊神様に姫が耳打ちして、難を逃れ成功した。成功へと導いた姫の機転に助けられたのですね。そして姫を娶ることが出来たという話がありますね。

「実は女性は優れている、優秀な女性は存在する」 姫の機転と頭の良さに助けられた事で男尊女卑の思考がない大国主尊神様だったのかと想像します。

私は時として、この大国主尊神様がこの世に現れた・・それが安倍晋三総理大臣なのではないか・・・と思ってしまうのです。そんな事言うと笑われてしまいそうですが。

地方の一般庶民へも気持ちを寄せて、休日を返上し各地を廻り、世界各国へ足を運び、国を復活させようと経済を牽引し、国造りにこれほどまで尽力、奔走した総理大臣は近年いたでしょうか?

また女性の能力を認め、スポットを当てて才能、能力を引き出そうと後押しをして下さっている安倍総理を見ていると、国造りの大国主大神様と=(イコール)信じて止まないのです。

先日「輝く女性応援会議」が発足されましたね。今後どのように進展し、会議から改革・実行に変革されるのか注目ですね。

また6月14日に鳥取、島根へも訪問されましたね。地方には「ふるさと納税」というのがあって鳥取は日本一なんだそうですね。

私にとって島根県は魂の故郷のような気がして、そこへ安倍総理が来てくださったと聞くと、地元の人と同じように嬉しかったです。 秋に行きたいなぁ~。

また出雲大社の御神職の千家様が皇室高円宮妃久子様の御次女様とご婚約が決まり、日本国民なら誰でも大変縁起の良い御報せで嬉しく思いましたね。

眼には見えない世界を護ってくださる出雲の神様 大国主大神様、そしてこの世の現実の世界を護って下さっている皇室の御先祖 伊勢神宮 天照大御神様が繋がる・・天と地が一体となるわけです。

神様のお力が発揮出来る様、私達日本国民は心正しく、感謝の想いで命を生かしきりたいものですね。 

遷宮の翌年は良い事がある、と言われていますので、今年はまだまだ良い事が続くよう、心清く個人の力を底上げしてパワーアップして今年の後半へと繋げてゆきたいものですね。

西からの悪鬼、亡者から日本は強く護られますように!

日本が益々良い事が起こりますように!という気持ちになる出雲大社です。