田舎で夜空を眺めると、本当にたくさんの星を見ることができます。なんとも言えない宇宙の広さを感じるのですが、望遠鏡とカメラを使った天体写真も田舎の夜空とは違った広さを感じます。写真に写っている背景の星を見ていると、なんとなく遠近感が感じられて立体的に見えるような・・・・、宇宙が近くなったような。感覚的なものですが。
NGC6992は、前回ブログアップしたNGC6946と対になっている網状星雲です。NGC6992の写真を見ていると、宇宙の中で誰かが大きなマッチを擦って、その時の煙が広がっているように見えますね。広がっているガスの色は、元素の違いに起因しているそうで、硫黄と水素と酸素、って、やっぱりマッチの成分も関係しているようです。ちなみに、マッチを擦ってからすでに数万年経過しているようですが・・・。
生まれてからずっと光が映し出す世界を目で感じてきたわけですが、星の世界の写真に限らず、もっと色々な角度から自然を写してみたいと思っています。
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