北海道も春の雰囲気が感じられるようになってきました。天候も安定してきて晴れる日も多くなってきています。冬の間、休眠状態だった天体写真もようやく撮れるようになってきました。
冬の間は、インフルエンザが流行し、知人の中にも感染した人がいましたが、原因となるインフルエンザウィルス自体は、外部から栄養を取り込んで成長することもないし呼吸もしていないそうです。一切の代謝がなく、自己増殖もしない。
ウィルスを写真でみると、幾何学的な形をしているものが多く、無機物のようで生きているような感じは受けません。しかし、人間の細胞の中に入った時だけ、自分の遺伝子を放出して細胞に勘違いさせてウィルスを作ってもらって増殖するそうです。
果たして、ウィルスは生命体と言えるのか、現在でも最終的な結論は出ていないようですね。生命と無生命の境界、生命が生まれる初期の状態を見ているのでしょうか。