暗黙のルール

ポーチボレーを当てられた
ゲームは真剣勝負です。ポーチボレーで、相手方ネットプレーヤーめがけてバシッ！と打ち込むのは、れっきとした戦術です。よけられれば、よいのですが、たまにボールが体に当たってしまうこともあります。
そんな場合には、次のようにします。
＜当ててしまった側＞
当ててしまった方は、「スミマセン！」「大丈夫ですか？」と大声で、心を込めてお詫びします。
戦術として相手を狙ったのですから、当たって当然です。当たってしまったので相手にお詫びしましょう。
＜当てられた側＞
当てられた方はムッっとしてしまうのが当然でしょうが、ジ～ッとがまん。軽く手をあげることにより、「大丈夫。大したことはないよ」と無言で伝えます。感情を押し殺し、クールに振る舞います。
お互いに「さわやかなスポーツマン」を演じなければいけないのです。
ゲームセットでのやりとり
ゲームが終了したら、「ありがとうございました」とお互いに挨拶しながら、握手をします。負けてくやしい気持ちがあっても、ゲームが終わったらすがすがしく、握手をしましょう。
この暗黙のルールを教えてくれる場所がなくなってしまい、スクールで学んだり、部活動にも入らず、会社時代や退職後に遊びで覚えたテニスは自己流で楽しんだ世代です。これを機に、少しでもコートマナーを身に着けてみてはどうでしょうか


セルフジャッジで心掛けること
「イン」「アウト」などの判定は、素早く、大きな声とジェスチャーで、相手に伝わるように示しましょう。
サーバーの方は、常に大きな声でカウントし、レシーバーの方も、常にポイントを確認してからプレーするよう心がけましょう

ルールを知っているからと言って、そればかりを主張しないで、紳士な気持ちになりお互い気持ちよくテニスをするように心掛けましょう！

　注：ジャッジは綺麗に、あの人はすぐにアウトという人だと、評判にならないようにしましょう！