蒼い碧なユニコーン

ミュージシャン、ヴァレンシア(VALENSIA)のことを綴る、蒼碧(Aomidori)のブログです。

The Cassiopeian(カシオペア) その1

2006年05月18日 | 星・宇宙

“E.T.曲”シリーズ、ラストです。
でもこの曲がどうして?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

Heaven harbours many races

「Heaven 」 には「天国」そして「天空(宇宙)」の2つの意味があります。それに合わせてこの曲も2種類の解釈が出来るんじゃないかと思うんです。 前者だと、どんな民族も平等に天国(この場合宗教色の無い“天上”とでも言った方がいいかな) にいる…という意。そして後者だと、宇宙には様々な種族がいる… となるわけで。

それぞれの解釈で読んでみるとそれなりに意味が通じるように感じます。 Valensia は両方の意味を込めたんじゃないかなと思いますが、どうでしょう? この曲のイントロはロケットのカウントダウンだし、なにより曲タイトルが 「カシオペア」 ということで、Heaven = 宇宙 という解釈も自然なのではないかと。

We will watch them blue balloons

この blue balloons が何なのか…
単に blue balloon なら地球の事だと思ったのですが、複数形になってますよね。地球のような星はいくつもあるだろうという暗示?それとも宇宙船?

宇宙は広くて他にも知的生命体はいるかも知れないのに、小さな地球の中で争い合ってる愚かしさ、を歌っているのかも…と思いました。 曲調はとても明るく爽やか。希望と冒険心をなくさないで、と言っているかのようです。

確かこの曲で私は 「ミレニアム」 という言葉の意味を初めて知りました。
1996年発表の 2nd アルバム「KOSMOS」に収録。


YouTube - The Cassiopeian






3 コメント

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カシオペアン (ばるば)
2006-05-19 22:30:26
こんにちわ。



ご無沙汰してます。MDありがとうございました。今プレイヤーが壊れてて、今度の給料日に買うよていです。買ったらもっと聞きまくるんでしょうけど。



今回の曲は、久しぶりに聞いたらいいですね。当時はそこまできずかなかったんですが、見事なケイト・ブッシュとクイーンの融合的な曲ですね。



アルバム自体が、宇宙って意味ですしね。日本盤のライナーには、人々がもっと意識を高く持たないと駄目だって書いてましたね。



彼はきっと高次元の意識を持っています。彼の考え方をもっと共有したいですね。ちなみにヴァレンシアは特定の宗教等はないんですっけ? オランダ圏だからキリスト教かな?
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Unknown (蒼碧)
2006-05-21 13:24:09
あ、ばるばさん。こんにちは。

あちらのBBS閉じちゃったんですね。でもサイト更新はされててホッとしました。 MD喜んでもらえたら嬉しいです。



この曲はGAIAやKOSMOSの陰に隠れて語られることが少ないですが、私はとっても気に入ってます。ギター・ソロの部分にはヴァン・へイレンも入ってますョ。(笑)



ヴァレンシアはキリスト教の洗礼を受けているかもしれませんね。でも宗教については以前、「一つの掌の指のようなものだと思う」 と発言していたと思います。GAIAの歌詞もそんな感じのことを歌っていますよね。
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なるほど。 (ばるば)
2006-05-22 00:47:52
キリスト教ほど排他的な宗教はないんですよね。白人のDNAの中にある根源的な差別意識というか。ヴァレンシアもそんな矛盾になんとなく気がついているのでしょうか。



BBSを閉じたのは、最近急激に音楽に対する興味が薄れてきまして。音楽って、人を楽しくはするんですが、幸せには出来ないんですよね。



仏教を学んで、享楽的な人生と決別をしようと思ったり。そんな理由が大きいのかもしれません。



でも、クイーンが好きな事に変わりはないんで更新は続けて行くつもりですが。



では。
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