
井伊直孝 産湯井戸
静岡県 焼津市 中里
天正17年 1589年、徳川四天王 井伊の赤鬼と怖れられた井伊直政が東海道の宿場町 岡部宿で宿をとりました。
今や豊臣家に次ぐ大大名となった徳川家康の重臣、井伊直政が泊まるとあって、中里の集落から来た娘が直政の身の回りの世話をすることになりました。
直政は娘を大層 気に入り、宿を後にしました。
翌年の天正18年、1590年 3月16日
娘は直政の子、男児を出産します。
2代彦根藩主となる井伊直孝が誕生しました。
直孝は直政の如く猛将に成長し、大坂の陣では徳川の勝利に貢献しました。