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日本歴史紀行

歴史紀行 地域版 11 箸中長者屋敷跡 (奈良県)


箸中長者屋敷跡

奈良県桜井市箸中

邪馬台国の女王 卑弥呼の墓とも伝わる箸墓古墳に隣接する箸中の集落は上街道と呼ばれる街道が走り、奈良の興福寺近くの猿沢の池から桜井の慈恩寺まで繋がり、山道を縫う山之辺の道とは違い、比較的 平坦な道のため、長谷寺参りに往復する平安貴族も利用するなど、多くの人々が行き交いました。



この上街道沿いの箸中の集落に、清助という貧しい青年が暮らしてました。

清助は貧しくとも信仰心が篤い若者でした。

そこへ大和へ修行中の若き日の弘法大師 空海が聞きつけ、自作の大黒天を清助に授けました。

さらに信仰心を篤くした清助は箸中の長者となりました。

その清助の屋敷跡にはネズミモチの木が植えられました。

田んぼの中央に立つネズミモチの木は、枯れもしなければ大きくもならず、元気にその姿を残しています。





地元の方からいただいた箸中マップ











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