ガンバ大阪、天皇杯、連覇の偉業達成！

何度でも言おう！　
ガンバ大阪　４－１　名古屋グランパス

天皇杯連覇！
サイコー！！！
ありがとう！！

昨年に続いての元日国立。去年と同じ新幹線の特割切符購入。これ、大阪－東京、のぞみグリーン車往復で２万円というお得切符。

ただし、発売が１２月２５日まで（天皇杯準決勝が１２月２９日）なので、「信じて」買っておいた。（いざとなったら３０日にキャンセルすると手数料だけで解約できる）

で、３１日。「明日、雪が心配やなぁ」と言っていた。で、そのとおりになった（涙）。この切符は事前に新幹線を指定しておかないといけないので、基本、１時間前に千駄ヶ谷駅に着くのぞみを選んでおいた。で、雪で遅延。
確かに米原あたりはえらい雪！降っていた。車内放送では「４０分程度の遅れ」と言っている。うーーん、千駄ヶ谷駅からシートまでは１５分はかかるよなぁ。間に合わんかったら、、、、などと考え、山手線のどこかの駅からタクシーに乗ることも考えつつ、多少イラつく（笑）。

でも、雪を越えると、綺麗な富士山が！！なんとなく今年（２００９）のガンバを象徴しているようで、「吉兆だ！」と思ってみてた。名古屋から上京した人は、吹雪を見ずに富士山だからね（笑）。

やきもきしたけど、遅れが多少解消されて、開始１０分前にはシートにつくことができた。よかったぁ。両チームともゴール裏は熱そうだった。同時にバックスタンドは陽があたると十分にあたたかかった。


選手入場。さ、いよいよである。

試合は、いきなりガンバがすばらしいパス・ワークでルーカス選手の先制点。みていて「おおおおおおおお！」と声が出るくらい、すごい連動だった。決まったあとは「まだまだぁ！いけぇ！」と叫んでいた（笑）。

グランパスはケネディ選手がいて、サイドからそこに放り込むというパターンのサッカー。綺麗なボールを上げられると圧倒的なピンチになるから、あげさせる前が勝負！ガンバの選手、今日はＤＦの意識は高い。
でも、１点だけで守りきるってのは無理で、前半終わりに「空中戦」から失点。ま、仕方ないかな。

「後半は（入れ替わるので）、圧倒的にガンバが有利やで」といいながらハーフタイム。
後半開始。グランパスがエンジンかけてきて、押し込むけれど、なんとかしのぐ。あのケネディのヘディングは「やられた！」と思った。玉田のは「シュミレーション」と判定（家で、スロービデオみると、明らかだったけど、スタンドからは遠くて、わからなかった）されてほっとした＜ナイス・ジャッジ。

後半の後半、ガンバの黄金の中盤が大爆発。相手も前に出てきているからかもしれんけどね。

で、遠藤選手の２点目。見ていて、「お、おお、おーーー！」。蝶のように舞、蜂のように刺す。お見事！驚き。びっくり。感激。鳥肌ものだった。

「さぁ、ココからが大事やぞぉ！」っとまた叫ぶ（笑）。

グランパスは益々前がかりに。明神選手が爆発してボールをつなぎ、二川選手へ。そこから右サイドでフリーの遠藤選手へ。で、シュートしない！「こら、なにしてんねん」と叫んだとたんに横パス出して、二川にドンピシャ！３点目。凄い！ＮＨＫ特番で、早野さんが「遠藤選手、シュートしないんですよ！」とべた誉め。視野が広いんだなぁ。観客席から見ていて「あほぉ！」と言いかけた自分がアホみたいな凄いプレーだった。これで３－１。ほぼロス・タイム。

「西野さーーん、播戸だしてくれぇぇぇぇ！」とまた叫ぶ（笑）。でも結局最後まで「個人」ではなく「ガンバ」として闘ったってことかな。

ロス・タイムにおまけの遠藤選手の１トラップからのシュート。これまた凄い！４－１。このまま勝利！連覇！激勝！！！

見ていて、こんなに美しいサッカーもないだろう。大げさだけど、きっとこの日のガンバはジャパンのＡ代表より強いよ！！！日本チームがでかい外国人チームに勝つには、こういうサッカーだよっていう見本じゃなかろうか？

トーナメントは「やり直し」はきかない一発勝負。優勝まで行くのは「１回も負けなかったチームだけ」だからね。価値ある勝利と思う。表彰台上の選手の表情が本当に良かった！！オメデトウ！


しかし、ガンバの中盤の完成度は凄い。本当に「週１回」というペースで１年間試合がやれたら、たぶん負けないだろう。でもやっぱり高齢化はしている。

西野監督のＨＰコメント「かなり年齢もと言われるようにもなってきた。ガンバでこの8年一緒にチームでやってきて、今日のスタメンも見ると平均年齢が29．幾つ。だが、ガンバの30歳と他チームの30歳は違うと思っている。」って、そらそうだ。けど、今シーズンは世代交代という命題も並行して考えないとといわれている。でも、どうなんだろ？難しいよなぁ。

遠藤・明神・二川・橋本　－　武井・寺田・倉田・佐々木・宇佐美

このあたりで、試合ごとに一人ずつ使っていくとか、、、、。チャンスを与えないと若い選手は伸びないし、かといって実力が上の者を使うって言うのが勝負の世界だし。ＧＫは木村選手がデビューした。ＦＷには平井・大塚選手が山崎選手との競争か？ＤＦは高木選手を獲得した「本当の効果」が今年あらわれると思う。ま、西野監督の考えることだけど、今シーズン、万博へ行く楽しみが増えたことは確かだ。


表彰式の後、選手が応援席へ。特にゴール裏では、何度も「１・２・３・バーン！！！」をやっていた。大阪から来てよかった！！


西日がビルに隠れたら急に冷えてきた。でも、国立からの景色もまた美しく見えた。最後のほうまで居て、帰路につくことにした。スタジアムでは号外が配られてた。


帰りももちろん、のぞみのグリーン車。で、相変わらず雪のせいで到着が遅れるのだ。


さ、０９年シーズンは最高の形で終わった。同時に１０年シーズンが始まる。まずは選手にはゆっくりと身体を休めて欲しい。巷では「ゼロックス」で鹿島にリベンジとか言ってるけど、私の個人的な意見では、ゼロックスはどうでもいい。鹿島が相手なのでたたいておくというのはあるだろうけど、あくまで照準はＪの開幕戦。だからゼロックスはＪ開幕前の最後の調整試合くらいに考えておくのはどうだろう。若手とのコンビネーションの確認とか。でないと、コンディションという意味で、ゼロックスでけが人出してＪリーグに入りたくないから。

今年こそ、リーグ優勝して欲しい。そして欲張りだけど、再びアジア王者にたってほしい。ナビスコ杯も、天皇杯も、、、、、、って、欲張りすぎ（笑）。

とにかく、結論は、元日に国立競技場で、本当にすばらしいお年玉をもらえた。ガンバのみなさん、オメデトウ！！！ありがとう！！！！！