ＡＣＬ予選最終戦 河南建業(中国)VSガンバ大阪 １－１ ドロー。
はっきり言って「怒り爆発！」。
メンバーは４バックに下平・高木・中澤・安田。
ん？安田の右ＳＢ？ただでさえ不安定なＤＦ陣なのに、安田を右で使う？菅沼連れて行ったのはなぜ？３バックにモデル・チェンジしてるんじゃないの？
ＦＷは大塚＋星原
１．５列目に宇佐美・ルーカス
遊軍で佐々木
武井の１ボランチ
西野監督、これが「勝ちにいった布陣」なのか？若手を使うのはいい。でも、この４バックに武井の１ボランチはきつすぎる。
それでも攻撃陣には積極性はあった。宇佐美のドリブル・シュート。星原の速い反転からのシュート。佐々木のミドル。ＯＫ，ＯＫ。
一方、ＤＦ陣はザル以外のなにものでもなかった。ＧＫ藤ケ谷選手に「神」が降臨してなかったら、たいがい失点していてもおかしくなかった、、、、、と思う。「思う」っていうのは、中国の放送局なのか、カメラワークがひどすぎて、映らないことも多く、わけがわからんけど、藤ケ谷選手はファイン・セーブしていたんだろう。
得点シーン。宇佐美→ルーカス→宇佐美とつないで、右へドリブルからカーブをかけた「技あり」シュート。あれは才能だろうなぁ。そもそも「パス＆ゴー」ができていない今年のガンバの選手が多い中で、立派なシュートだったと思う。
で、怒りはココからだ。後半途中で明神選手・二川選手を投入。武井＋明神の「ダブル・ボランチ」。私はこれは西野監督の「１－０で勝ちきれ」というメッセージだと思いたかった。その一方で、ルーカス選手に代えて二川選手という選択は、前線にボールが収まらないようになってしまった。「病み上がり」だから代えたのなら仕方ない。でもそうでないのなら、この交替は間違い！と断じよう。
まだいい。そして、そして、残り５分（＋α）となったとき、今のガンバは「試合を終わらせられない」のだ。ここがアントラーズと決定的に違う！！！！
この時間、リードは１点。じゃぁ、ボールを自分たちで回していて、時計の針を進めるのが誰にとっても「鉄則」でしょ。そこで攻めあがる。あがってもいい。だけど、さっさとクロスを放り込んで、相手にボールを渡してしまう。アホなん？攻めあがって、またボール戻して、あるいは相手に当てて、マイ・ボールのスローイングやコーナー・キックをとるのが「鉄則」だろう。バカか？
失点シーン。すでにロスタイム。なんか相手チームにカードが出て、わからんうちに相手のスローイング。何度も見直したがあれは「ファウル・スロー」ではないんかな？。とにかく、相手はロングスローで自陣側にボールを戻した。
ガンバ。４バックはもちろん、ボランチの２人も引いている。でも、ラインは「高い」。いわば中途半端。このボールを受けた選手に厳しくチェックにいけなかったのも×。で、一本のパスで安田選手が「裏」をとられる。あの時間帯のあの場面で、「オフサイド・トラップ」とも見えるような動きをする必要があるのか？たしかにオフサイドかもしれない。でも、オフサイドでないと取られても仕方がないタイミングに見える。
それでも藤ケ谷選手は前に出て、相手のシュートコースを消した。相手選手が、思い切ってシュートを打てば、藤ケ谷選手はきっとはじいたと思う。なにせ「神」がついているんだから！ただ、唯一、「頭上」が空いていた。そこをつかれる「ループ・シュート」がゴールインして１－１ドロー。「ラウンド１６＝万博」が「パー」。なんでやねん！勝ちにいったんか、本当に？
今のガンバは試合を「閉められない」。そういう「発想」がない。逃げろというのじゃない。後半４０分まで追加点を取りに行くサッカーが好きだ。でもね、昨日のように、あそこまできたら「逃げ切る」”べき”でしょ？それができない限り、今シーズンのガンバは苦しいと思う。アントラーズとのあまりにも大きすぎる差ではなかろうか。遠藤選手が居ればできた？そうじゃない、「頭が悪い」のだ。それが見ていて悲しかった。
５月１１日は勝ってもらうしかない。韓国まで行く時間もお金もない。ＴＶ中継があれば、また応援する。でも、昨日の敗戦で払った「代償」を、きっちり「学習」につなげて欲しい。決して暗くなっては居ない。新しい「若い力」の可能性が見えているんだから。だからこそ、結果も欲しい。そういうクレバーな戦うチームになって欲しい。信じて応援するよ！！！！
