目からウロコ

人には、それぞれの経験・知識から培われたいろいろな固定観念を持っている。
その固定観念に反する発見をしたときに、思わず「目からウロコが落ちた」という。 (画像クリックで拡大します)

私は、北栄町議会の広報特別委員会の委員長を拝命しているが、
議会だよりは、タテ書きが当たり前と思っていた。
ヨコ書きの議会だよりをただ1回見たことはあるが、
あまり強い印象・良い印象を受けなかった。
北栄町議会の議会だよりの編集会議で、ヨコ書きの議会だよりを検討してみてはという委員の意見もあったが、検討課題としていた。

そうしているうちに、
ある人から現在発行している多くの小冊子がヨコ書きなのに、
どうしてヨコ書きの議会だよりを検討してみないのと提案された。
確かにそうである。

しかし、ほとんどの市町村の広報紙・議会だよりは、タテ書きである。
また、国語の教科書・小説雑誌なども、タテ書きである。
固定観念として、タテ書きが定着した。

しかし、タテ書きで困ったことがある。　
予算等の数字を多く載せる紙面では、タテ書きでは、漢数字表記が基本である。
しかし、読みにくい。　分りにくい。
折衷案として、算用数字と漢数字を混在させて読みやすくしているのが実態である。

ヨコ書きにすれば、問題なく慣れた算用数字を使える。
しかし、ヨコ書きの議会だよりのイメージが湧かない。

やはり、試作が必要である。
試作品を見ると、なんと、「目からウロコが・・・・」
ちょっと雰囲気が変わり、読みやすい。
皆さんも読んでみて感想・ご意見をください。


今の時代、やはり今までどおりではなく、
原点から、そしてゼロから見直す必要を、ここでも痛感したものでした。