19日の北海道内は高気圧の影響で、広い範囲で4月下旬並みの暖かさとなり、札幌市の観測地点では平年より15日早く、積雪がなくなりました。気温が高い状態は20日も続く見込みで、気象台は積雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪などに注意するよう呼びかけています。
札幌管区気象台によりますと、19日の道内は高気圧の影響で、南から暖かい空気が流れ込み、各地で気温が上がりました。
午後5時までの最高気温は、帯広市で14度4分、室蘭市で13度9分、札幌市で13度7分、オホーツク海側の津別町で13度6分などと、平年より9度から10度ほど高くなり、広い範囲で4月下旬並みの暖かさとなりました。
雪どけも進み、札幌市中央区にある札幌管区気象台の観測地点では、午後1時10分に積雪がなくなりました。
昭和36年の観測開始以来、4番目の早さで、平年より15日早いということです。
気温が高い状態は20日も続く見込みで、日中の予想最高気温は函館市で14度、札幌市や室蘭市で12度、旭川市や帯広市、北見市で11度などとなっています。
気象台は積雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪などに注意するよう呼びかけています。
元記事はこちらから