恋獄の章 2010年09月03日 23時15分57秒 | 小説が好き 久し振りの『魔界都市ブルース』だ。幸いな事に、今回も挿絵は末弥純先生である。 挿絵が誰かによって、この物語の面白さは激変してしまうから、ここは大事なところだ。 もちろん、それは挿絵によって、本編が変わるということではない。挿絵に左右されない実力を、菊地先生は当然持っている。それでも、末弥先生の『せつら』かどうかによって、面白さが変わる。正確には美しさが変わる。そのくらい、末弥先生の『せつ . . . 本文を読む