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宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

「書道芸術 見て読む中国」を読んで

2019年05月04日 | 書道
「書道芸術 見て読む中国(東方書店 2006年発行)」を読みました。



そこには、

『初心者はみな臨書から書道を始める。・・・臨書はまず「入帖」から始まり、一筆一画を

 原帖の字に倣って書くことが求められる。・・・一般にこの段階には数か月かかる。

 この段階を過ぎると、「出帖」を始める・・・』

と書かれてありました。


競書雑誌を書いていると、毎月の古典臨書課題で数文字、しかも数か月も経たないうちに

別な古典に移ってしまったりします。

この本の内容と、競書雑誌の勉強方法は、違うようで・・・


考えてみると、自分自身は、競書雑誌に向けて書くこと、手本を真似ることに

力を注ぎすぎていたかもしれません。

過去に習った古典の書き方等を、案外忘れてしまっていますし。

その古典を活かした、創作作品なんか、すぐに書けません。


幅広く浅く勉強したほうが良いのか、狭く深く勉強したほうが良いのか。

短い期間での臨書は、あまり身につかないと思いますが、どうなんでしょう。

乱筆すいません、持論でした。


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