70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

血糖値はどうやって測る?

2017-10-18 13:37:59 | 日記
血糖値、血糖値・・・と言いますが、一体どうやって測っているのか、ほとんどの方は知らないでしょう。



これは一言では言えないほど、ややこしいのです。
ま、慣れればなんてことは無いのですが。

一つ断っておきますが、退院後、これをする患者さんは、インシュリンを打ってて居る人だけでいいのです。
だから、私のようにインシュリンを打っていないで、経口薬だけの患者は、実は測らなくてもいいのです。
なぜなら、面倒だということ以外に、これには保険が効かないからなんですよ!
結構お金がかかるんですよね。

まず一番上のアルコール消毒綿はどのドラッグストアにも売っていますし、安価です。
左の機械は、穿刺(せんし)と言って、ランセット(針と言いますが、実は針ではなく、極小のメスのことです)を付ける器具です。これで、血糖を測るのです。本体は大体一万ほど。
右上が分りにくいですが、これがランセットで、これを下の機械にに装着して(何度も使いまわしは出来ません、一回きりです)、そして真下にあるセンサーという計測器を、左の器具に差し(これも一回きり)、そしてランセットで自分の指をチクリと刺し、血液を大体2mmぐらいだして、その血にセンサーを吸い取らせて、そして計測器にデジタル表示される血糖値の数字を見る、というわけです。

読むだけでややこしいので、実際にしてみなければ分らないでしょうね。
ランセットを刺すと言っても、たった一瞬なので、慣れればどうってことはありませんが、
けれどもそれだけで嫌な人は多いのです。

それに、ランセットもセンサーも結構お高いのです。

ランセットは今ではネットで売っていますし、割合安価で手に入れにくいのですが・・・・

このセンサーというものは、なぜか普通の薬局やドラッグストアでは売っていません。
もちろんネットでも買えません。

その上、このセンサーって本当に高いのです。
25本入りで3000円から、3700円はします。
これは、会社によりばらけているので、定価は無きに等しいのです!

大体私の場合、3~4箱は一ヶ月に買うので(何度も言いますが、所定の薬局や病院でしか売っていません)、物凄い額になりまする。
けれども、自分で測るということは、色々なことが分ってくるので、やってみる価値はあります。

糖尿病は何かとお金が要ります。
ただ単に薬のみではなく、こういう器具に要るのですね。それも色々な器具がセットで売っているわけではないので、この全てを揃えるだけで大変なのです。

私は、箱に入れて整理していますが、それでも何が何だか分らないときがあります。

その上

各会社によっても規格が違います。
これはアークレイですが、現在はもっと進化したものがあります。けれども、やっぱり高い!!

以前、医療従業者の一人が、「持ち歩けばいいじゃないですか?
 外でもできるでしょう」と言いましたが、本当に馬鹿じゃないの!?

こういうのをいちいち持ち歩いていたとしても、一体外出時、どこで穿刺をするっていうの?
あまり馬鹿らしいので、反論さえできなかったですよ・怒

ところで、昨日アップしたランチの後の血糖値は119でした。


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