アンソン・ラムBLOG by ANSON LAM 香港・日本舞台俳優‐林沛濂

在日本学習戲劇,在東京生活了九年的舞台・電影演員-林沛濂的部落格
日本語と中国語で芝居する香港人俳優-アンソンのブログ

最初に日本にいた頃 日本語学校時代

2009-10-16 | Weblog
写真は日本語学校で最初の遠足の時に撮ったもの。

場所は葛西臨海公園。

写真はEAST WEST日本語学校1999年度のM11クラスの先生(上の間中、平野先生)とクラスメートの皆さん。

皆さんは今どこで、何をしているだろう。

日本語学校時代も楽しかったよ。いろんな国の人が学校に集まって、皆さんもそれぞれの夢を持っていて、日本に対してもそれぞれの感覚を持って、外国人同士で日本語を使って、いろなことについての会話が本当に面白かった。

多分日本の方が当時の僕たちの会話を聞いたら、びっくりするでしょう。
当時は日本語が少ししか話せなくて、日本文化もそこまでそんなに分かっていなくて、自分の国の文化をベースにして考えて、物事を口に出してしまう。。日本語を使って、人に気を遣うことも意識しなかったから、人を傷つけてしまったかもしれない。すみません。

その時は「ここが変だよ!日本人」という番組があって、北野武さんが司会をする番組。出演者の皆さんは様々な国から来て、日本語も凄く上手で、毎回日本人と対決して、あるテーマについて熱弁!喧嘩みたいな場面もよくあった…

映画「私の叙情的な時代」にもいろんな国の人が登場するけど、より内面的だけど、それもきちんと自分のビジョンを持っていて生きている。自分の意見を持つことが大事で、人に伝えなければならない時もある。ただ、やはり国の文化や人の考えも尊重し、ちゃんと聞いて、理解し、そして自分の考えを伝えるプロセスも大事だと思っている。

今年で日本に行って、10年を迎えるけど、これからも日本と離れはなく、香港と日本の架け橋になって、何かをし続けると思っている。僕の場合は、演劇と映像の仕事を通して、両国に何か、少しでも意味のあることが出来たらと思う。

日本で経験したことは決して日本で終わらせない。日本に行って、楽しかった!良かった!とのことで終わらせたくない。今後は日本の仲間と何か作って、僕たちの理想を国境を越えてずっとつながっていて、まずは香港と日本から発信する。

再来年くらいは仲間と演劇のプロジェクトを両国で実現させたいので、今からも頑張る。また何か決まったらここでお知らせします。

アンソン



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