Sunday in the park with George 《點點隔世情》』(日曜日にジョージと公園で)は先日無事に終わりました。
僕にとって、とてもとても大事な舞台です。
終わった後も、きっとこれからも大きな影響を受けていると思っています。
まずはやはり物語の力です。
主人公のジョージが自分の人生に絵を描くこと、自分の信念に捧げるため、愛する彼女を手放さずを得なかった…
第二幕では、1984年のジョージ(第一幕のジョージは曽祖父)は理想のため、現実に妥協しなければならないことも多い。そこで彼は結局自分の好きなことをすることにして、現実よりも理想の方が大事だと人生を決めた。
一幕と二幕の構成と思想がうまく繋がっている我々にとって普遍的で、人生における大事な課題を考えさせられた話。
演劇をやるのは何のためなのか?
藝術と職業、その間のバランス。
現実と理想との間に葛藤。
僕は自分が何を求めたいか、自分の人生、社会に何か理想を持っていなければならないと思う。自己満足の定義?決してくだらない自己満足はダメ。
常に問いかけて、他人の考えも聞く、思考する、自分を見る、発見する、目標を作る、そして前に進もう。
音楽も芝居と一体化になって、それぞれの役のキャラクターや心境などを見事に描かれている素晴らしいこの作品に参加出来て、俳優としても、人間としても本当に恵まれた。
そして、演出家、舞台美術、音楽監督、出演者、スタッフもとてもハートのある人たちで、情熱と愛が溢れているこのプロフェショナルで、人間的な現場が一生の宝物になっている。
「縁」に感謝する。この舞台の2007年9月の初演に参加が出来なかったけど、その3年後の再演に関われて、本当に運も、タイミングも良かったし、何と言っても、縁だと思う。
つながり。
この作品のメッセージ。
アメリカの劇作家(ジェームス・ラパイン)、作曲・作詞家(ソンドハイム)が1984年に作ったこの作品が世界の反対側の香港で2010年に2度と上演されて、僕たちはこの作品のきかっけになった画家のジョルジュ・スーラが1884年に完成した《グランジャット島の日曜の午後》の中の人物になった。
僕たちはそれぞれの人生を歩んできて、そしてこれからも長い道を歩んでいく。
人と人との出会いは、不思議だ。
つながり。
アンソン
2010年6月17日
香港・西貢
僕にとって、とてもとても大事な舞台です。
終わった後も、きっとこれからも大きな影響を受けていると思っています。
まずはやはり物語の力です。
主人公のジョージが自分の人生に絵を描くこと、自分の信念に捧げるため、愛する彼女を手放さずを得なかった…
第二幕では、1984年のジョージ(第一幕のジョージは曽祖父)は理想のため、現実に妥協しなければならないことも多い。そこで彼は結局自分の好きなことをすることにして、現実よりも理想の方が大事だと人生を決めた。
一幕と二幕の構成と思想がうまく繋がっている我々にとって普遍的で、人生における大事な課題を考えさせられた話。
演劇をやるのは何のためなのか?
藝術と職業、その間のバランス。
現実と理想との間に葛藤。
僕は自分が何を求めたいか、自分の人生、社会に何か理想を持っていなければならないと思う。自己満足の定義?決してくだらない自己満足はダメ。
常に問いかけて、他人の考えも聞く、思考する、自分を見る、発見する、目標を作る、そして前に進もう。
音楽も芝居と一体化になって、それぞれの役のキャラクターや心境などを見事に描かれている素晴らしいこの作品に参加出来て、俳優としても、人間としても本当に恵まれた。
そして、演出家、舞台美術、音楽監督、出演者、スタッフもとてもハートのある人たちで、情熱と愛が溢れているこのプロフェショナルで、人間的な現場が一生の宝物になっている。
「縁」に感謝する。この舞台の2007年9月の初演に参加が出来なかったけど、その3年後の再演に関われて、本当に運も、タイミングも良かったし、何と言っても、縁だと思う。
つながり。
この作品のメッセージ。
アメリカの劇作家(ジェームス・ラパイン)、作曲・作詞家(ソンドハイム)が1984年に作ったこの作品が世界の反対側の香港で2010年に2度と上演されて、僕たちはこの作品のきかっけになった画家のジョルジュ・スーラが1884年に完成した《グランジャット島の日曜の午後》の中の人物になった。
僕たちはそれぞれの人生を歩んできて、そしてこれからも長い道を歩んでいく。
人と人との出会いは、不思議だ。
つながり。
アンソン
2010年6月17日
香港・西貢