のほほん時間

お気楽に・・・

茶々とバーゲン

2008年01月03日 23時25分10秒 | 映画
茶々さんと一緒にバーゲン行ったわけではありません。
今日は1人で映画『茶々-天涯の貴妃-』を観に行ってきました。
某所では「ガラガラ」だの「史実を無視している」「デタラメが多い」だの
ボロカスな意見があったので心底心配していましたが、単刀直入に言うと
「普通の映画やん。ホッ(´ー`;) 」
なので今からご覧になられる皆様、ご心配あそばしますな(笑)
以下、多少ネタバレになるかも・・・知れませんのでまだ観てない方は
すっとばしてくださいまし。


私が心配していたのはまず映画そのものの質。
まさか三流映画みたいな感じになってんじゃーなかろーかと思ってました。
ですがちゃんとお金かけた立派な映画でした。
逆に「なんでコレにたかちゃんが出てるんだろう・・・」と思うほどです(笑)
で、「史実を無視している」という根拠のひとつ、大坂夏の陣と冬の陣がひとつになっている、いう意見。
これねぇ、歴史知ってる人じゃないとなんとも思わないよ。
この映画は『茶々というこの時代を生きた強い女の人の一生のダイジェスト』と思って観た方がいい。
史実なんてどーでもいいです。
たった2時間で茶々の一生分の戦いや出来事を網羅できるワケないやん。
この映画は十分『正月用娯楽映画』として成立していると思います。


さてたかちゃんの茶々。
正直CM観てかなり心配でした。あのセリフ?は後半の戦いの場面のみ。
馬に乗ってマント翻す場面あたりだけで、あそこは蛇足だと思う。いらんわ。
他の場面でのセリフは普通です。あそこだけ、浮いてます。カラフを思い出しました・・・(笑)
あと、歯はトップになる前にお直ししたとばかり思ってました。
口元がモニョモニョです。舞台とは違って映画はアップになるから直しとけば良かったのにぃ・・・。
たか茶々はあまり感情が表情に表れない人のように思えました。
色んなことが起こる中で喜怒哀楽ちゃんと出てたとは思うんですが、何故かイマイチ感情移入できませんでした。
茶々は本当に強い人です。
あの時代、女がある程度の地位で生きていくには心が強くないと無理だったんだろうなぁ。
ラスト近くでおごう(妹)の娘、千姫の意志を受け入れ、負け戦が確定するとちゃんとおごうの元へ返してあげるとこは
子供を亡くした茶々の心情が凛としたたかちゃんの佇まいからちゃんと出ていました。


最後、大坂城が火薬?ダイナマイト???で吹っ飛びます(笑)
それを見て徳川家康(中村獅童さん)が「ま、まけた・・・」と言いますの。
・・・茶々に対してそないな思い持ってた?いや、そういう場面はありましたよ、1場面程度。
だけどそのセリフを幕切れあたりに持ってくるなら、もっと早い時点からか色濃くか、茶々に対する
家康の心情を印象深く出しておかないとマヌケな感じがしました。


他のキャストでは渡部篤郎さんの豊臣秀吉、おごうの寺島しのぶさん、高島礼子さんの大倉他、
ベテランの俳優さんたちはとても良かった。
やっぱり映像の世界で生きてる人たちはとてもお上手です。
映画の質を十分にあげてくれていると思います。余貴美子さんとか原田美恵子さんも良かったです。
あと、子役さんたち。茶々の少女時代をされた方はとってもたかちゃんに似てました(笑)


たかちゃん・・・案外ちゃんとやってました。(どう思っててん!と突っ込まれそうですが)
でもやっぱり映画はもうやめた方がいいと思います。
たかちゃんは舞台で輝く人だと思います。
宝塚時代、トップになってからは全く日本物しなかったのになんでこの映画、受けたんだろう・・・。
そうそう、私が行った回はほぼ満席でしたΣ(='□'=)ウッソー!? 
誰やねん、ガラガラや言うたんはっ。
余裕で通路側取れると思ってたのに空いてなくて、始まってみたら空いてる席は前方の数席のみでした。


映画が終わって阪急のバーゲンに行ってみました。
が、もんのすごい人だったので適当に見てすぐに諦めました。
宝塚阪急でマフラーとポーチを買っただけに終わりました。
でもこの2つ、結構満足してるのよ♪


映画館でのポスター。
5日の10:20にはたかちゃんの舞台挨拶があるそうです。
それと買ったマフラーとポーチ。

Tyatya

Mafurapoti



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