車を走らせている時など、「いつのお生まれですか?」と聞きたくなる人がいる。
今は歩行者は右側通行だけれど、その昔、いつからそうなったかは知らないが、まあ、江戸時代には、道を歩くとき、左側を歩くのが普通だったと聞いた。
それはきちんとした理由があり、腰に差した刀の鞘が、すれ違う時、当たらないように配慮したからだと聞いている。
なぜなら、鞘が当たると揉め事になるからで、これを予防する意味合いだったという。
今でも『鞘当て』という言葉があるぐらいですもんね。
それから、遺恨のある相手にわざと鞘当てをして、決闘に持ち込むという話もあるし・・・・
で、明治になって廃刀令もいきわたり、鞘当ての心配もなくなったこともあるのかギリスの交通に倣い、車は左、人は右になったと聞いている。
それにしても左を歩く人、ふらっとして、車の前に出てきたらひっかけそうで怖いなあ・・・・
明治から、150年以上たってるんだから、江戸時代の歩き方から、現代の歩き方になってほしいなあ。