My photo diary  アンちゃんのひとり言  

写真を並べて日常の出来事などを色々と書き残しています。

U-15

2010年07月19日 12時55分23秒 | 少年サッカーのひとり言

 

 

部 活 動

 

中体連終了時のブログで「また改めて・・・」と書いた事について

 

これまで中学校の部活動に長女の新体操、長男・次男のサッカーで7年間関わってきたが

その中でこの2年間「中学校の部活動のあり方」というものについていささか疑問に感じている事を思うがままに書き残したいと思う

 

長男と次男が地域のサッカースポーツクラブに入っていた時、そのチームの監督に「中学校の3年間がネック、これは日本全国どこでも抱えている悩みだ」と言われたことがある。また、中学校の部活にもこのクラブの指導者が関わることをこちらからお願いしたときに、或る方が「今指導者が居ないからといって手伝っても、その後赴任してきた先生に追い出されて終わりだ」と言われた事も・・・。その時はどちらの話に関しても「ふーん・・・」と解ったような解らないような感じだった。(正直長女のときは、新体操で強力な外部コーチが長年仕切っていたためそれほど考えなかったのかもしれない)

そして長男が中学に入学しサッカー部に入り部活動が始まった。その当時は指導者や周りの環境がサッカー部に対して恵まれていた為に比較的よい活動が出来ていたと思う(次男も入学して長男、次男が一緒に中体連にも出たりして)。しかし、その後コーチが移動し外部となり総監督も定年退職となって環境が変わってしまった。その辺りからだった、外部コーチと顧問との間が大きくギクシャクし始めたのは・・・

そして、次男が3年生の今年度私が保護者会の会長をすることになり否応なく関わる事となった。私には基本的な考えに「これは中学校の部活動、スポ少ではない」「主役は子供たち、親はその環境を作る手伝いをするのが役目」というものが有った。学校教育のひとつ、親が何でもかんでも前に出て行くのはいかがなものか・・・と。だから、顧問の先生の頑張って指導している姿が有る限り、先生の希望に従って協力をしてきた。しかし、そこには同じように子供たちを思い熱心に外部から指導してくれるコーチも居た。両者とも一生懸命熱心に指導してくれる。がしかし、これが合わないのだ。私は保護者として非常に悩んだ、第三者にお願いして話をして頂いた事も有ったがそれほど改善しなかった。そんな立場になると、やたらと他の部や他の学校のサッカー部の同じような話が耳に入ってきたりする。そして私はそれが想像していた以上に多いことに驚いた、中にはもっと酷い話もあり、コーチを追い出しただの顧問の先生を追い出しただの、正直「いったい何なんだ!」と思った。

お互いに子供たちに教育する立場の人間だろう!

指導者として考えが違うのはよくある話だ、互いに相手の考えをよく聞き話し合いやっていかなければならない

それが大人の行動だろう!

中にはそれを学校をあげて取り組んでいる中学校もあると聞くが、私の知るところそれは非常にまれである。先生も全くやった経験がない種目を突然言われて指導しなければならないから大変だという考え方もあるし。先生は何年か経てば移動する、今自分の気分でやりたい放題やってこれまで支えてきたコーチを追い出し、移動したその後のことは知った事ではないというのは無責任という考え方もある。そんな実態の中で、最近の親は我々が子供のころの親と違って(私も含め)学校行事に積極的に参加する。部活動もそうで、試合には多くの親が見に行くし移動も非常に多いため送迎も欠かせない。スポ少からの流れもあり(山形は全国で最もスポ少が盛んな県と聞いたことがある)、親のほうが非常に熱かったり、内容にやたら詳しかったりもする。どうしても「中学校の部活動」というものを遥かに超えた期待を持ってしまう。

大抵の中学生は自分の好みで中学校を選べない。(市内には優れた指導者が何年も顧問として在籍する中学校が在るが・・・?)いくらスポ少やクラブチームで上手な選手でも中学校に良い環境が無ければおそらくそれ以上は望めない。そうなればユースのクラブチームに行かなければならない。周りに行ける環境が有れば行ける子は行ってしまい中学校のレベルは余計に落ちるし、環境が無ければその子供の力は伸ばせなくなってしまう。と、こんな構図が出来てしまう。

これまで取り留めの無い事を長々と書いてきたがこれからの「中学校の部活動」は大きく変わらなければならないのだと思う

顧問の先生(学校側)と専門的な知識を持つコーチ(外部)そして保護者

その三つがお互いにそれぞれの役割を理解してやるべき事をやること、それが大事なのでは?

教育の在り方が変わっていく一方で、この「部活動」は取り残されているのではないだろうか?

たかが 部活 されど 部活 なのだ

 

次男の中体連が終わり、我が家の中体連が全て終わった。

私は子供たちの為に役目を果たすことが出来たのだろうか?

と考えながらこんなことを思ったのだった

 

 

 


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