アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

アニメ「K」第10話

2012-12-11 | 「K」語り
吠舞羅がチンピラだった!
タンマツから鮮やかな3D画面が飛び出す時代なのに、距離を置いた呼びかけは拡声器を使うらしい。
淡島は宗像の依頼を受けて、草薙と連絡をとり、周防宗像の密会をお膳立て。
周防が、足を踏み外しかけたアンナの襟首掴んで持ち上げる。
アンナは周防の横で添い寝。
草薙はアンナのお母さん。
宗像が時々毒を吸いたくなるらしい。(非常習性喫煙者)
王同士、顔が近い!
伏見と八田の確執は、伏見の片想いがこじれた結果らしい。
クロは初めて一言様のお言葉に頼ることなく、自らの意志で行く道を決めた!

えーと、こういうお話でした。←どういうお話じゃ!

今見たら、今回の脚本のピンク(来楽零)さんが、GORAのツイッターで語ってたので、ちょっと引用しますね。
紫の文字が引用部分です。

10話では、決戦を前にした色々な人たちの気持ちを詰め込んでいます。

草薙は、周防にとって右腕であり、友達であり、兄のような存在かと思います。そしてもしかしたら吠舞羅の中で唯一、「コイツは王に向いてないかもな」と思っている人かもしれません。けれどその上で、作中で漏らした周防への独白を本気でつぶやいてしまう人なのかなと

草薙は頭のいい人なのでいろんな事が見えていて、それでも周防の剣となって道を切り開いてやる人だと思います。アンナも草薙とは別の意味でやはりいろんなことが見えていて、それでも黙って寄り添う子ですね

伏見は……なかなか大変な様をお見せすることになってしまいましたが……あの瞬間は、八田が伏見のことを心底わからなくなってしまう瞬間です。それまではそれなりにわかってるつもりだったでしょうが、それも伏見から見たらとんだ勘違いだったのかもしれません

牢獄で延々寝ていて、脱獄したあとも時計塔ぶっ壊してその上でまた寝て、宗像に会いに行って今度は押し倒されてと、ちょっと縦になってる時間短いんじゃないですか、という感じの周防ですが、彼はもうすべてを決めてしまっている雰囲気ですね

周防と宗像の場面は、ものすごく初期から考えていたものだったりします。それこそ周防と宗像のキャラが生まれた直後に、具体的なシチュエーションは未定ながらも、決戦前夜に「王」としてではなく「人」として二人が言葉を交わす、という場面の試案を書いていました

OPの「わかりたい わからない わからずや」は、様々な人に当てはめられるとても素敵な歌詞ですが、10話の宗像から周防への思いにもすごく合うなと思っています。宗像の場合はわからないのではなくわかっちゃうからこそ腹立たしい、という部分も多々ありそうですが


なるほど。本当に決戦前夜っていう雰囲気でした。
草薙の周防への独白。
「それでもお前は最高の王や」
ですね。
あれ、心にしみました。

ピンクさんの周防に対するちょっと縦になってる時間短いんじゃないですかには笑いました。
確かに!

いろいろ印象的な場面やセリフが多かった回ですが、私が一番心に残ったのが周防と宗像の会話でした。
宗像のこのセリフ。

「十束多々良殺害の犯人は俺の手で殺させろ。それさえ飲んでくれるなら、お前が望むようなやり方で惨殺してやる」

うわあ!となりました。
それから

「野蛮人め。理解の範囲外だ」

いや、宗像さんもかなり野蛮な提案をされたばかりだと思いますが。

「行けよ」
「周防、どうしてもか」
「どうしてもだ」
「・・・馬鹿野郎」


あああ!
もう、もう!
予告見たときは、「顔が近い!」という事実に圧倒されましたが、実際に見たら、顔が近いことよりも、セリフの方がずっと衝撃でした。

あとクロさん!
いつでも何かを決めるときは一言様レコーダーに頼ってきたクロが、初めて一言様のお言葉に頼らずに、自分の行く道を決めました。

少しずつ変わり、それぞれの行く道を進む彼等が、どこに行き着くのか。
あと3回。
じっくり見ていきたいと思っています。


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