アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

アニメ「K」第6話・・・・゜・(ノД`)・゜・。

2012-11-11 | 「K」語り
しばらくは呆然としてました。
多々良のことは最初からわかっていたけど、やっぱりあのシーンを直に見ると・・・・゜・(ノД`)・゜・。

吠舞羅の中での多々良の位置は、メモリー・オブ・レッドやラジオドラマでも知ってましたが、今回は中学生の頃の多々良が初登場。
道でぼこられて、結構な怪我をして入院した多々良を、周防と草薙が訪ねてきます。
「誰にやられた」
と訊く周防に、多々良は答えず、「その前に、ひとつだけお願いがあるんだ。聞いてくれるかな」
と返します。
このセリフが、こんなところで出てくるのは予想外でした。
お願いがあんなことだなんて!
でもこの人はこうやって周防の怒りをそらすことができる人だったんだなと納得しましたね。
トムヤムクンのシーンもそうでした。
周防の鬱屈や怒りが積み上がってくると、多々良がどうでもいい話でそれをそらしたり和らげたりする。
そういう役割の人なんですね。
ああいうケンカ男たちばかりの吠舞羅の中にいて、「行かないで」と引き止めるアンナと、「へーきへーき、なんとかなるって」と笑顔で言う多々良が、周防の暴走を引き止めていると知ったら、オープニングでアンナと多々良があんなふうに続いて出てくるのも分かる気がしました。

吠舞羅の回想は、シロクロの現在を挟みながら、8年前、3年前、3ヶ月前、そうして1週間前と続きます。
1週間前のあのシーン。
八田に抱えられて血を流す多々良の、「へーきへーき、なんとかなる・・・」って言いかけて、「ごめん」のセリフ・・・。
今までいろんなことがなんとかなってきたのに、もうだめなんだなってわかって、「ごめん」なんですね。
切なかったです。
「おい、寝てんじゃねえよ・・・ふざけんなよ」
八田のセリフがもう・・・。
多々良の最期の言葉が「ごめん」で、その直後、草薙が周防にかけた電話の第一声が「堪忍な、尊。悪い知らせや」
あんな場面で、悲しい人たちがそれでも誰かに謝ってる姿が切なかったです。

一方のシロも大変なことになってます。
血の付いたシャツを見つけたこともショックだったけど、菊理に電話して、「いさなさん、誰?」と言われ、「誰かに、確かにお前は伊佐那社だって言われたいんだ」と言って実家に電話したら「現在使われておりません」と言われ。
そうして帰ってみた実家は・・・。
「ここが・・・貴様の家か」
「ここだった・・はずなんだ」
あああ、これはもう大変なこと。

今後どうなってしまうのか、ちょっとびくびくしながら待ちたいと思います。

それにしても今回の話は、衝撃でした。
いえ、ある程度わかってはいたんですが。



~アニメ「K」第6話・・・・゜・(ノД`)・゜・。~