東京のポルトガル料理～マヌエル四谷へ

　　　　　　　　　　　　　　壁面を飾るアズレージョは何枚もあって壮観！

昨夜は四ツ谷にある隠れ家的なポルトガル料理レストラン「マヌエル」へ。
年末に行きたかったのだけど予約がとれず、ようやく行くことが出来た。
ポルトガル料理のお店は都内にも６店くらいしかないそうで、その中でもここは有名らしい。
時々ファドのライブもやっているとか。

場所は六番町なので四ツ谷の駅から歩いて２～３分と近いが、裏通りのビルの地下なので知らないとまず通らないところにある。
オープンは2003年7月だそうなので、まだまだ新しいお店だ。
店内は白い壁に大きなアズレージョのタイル絵が何枚も壁を覆い、雰囲気がよい。
大人っぽくシンプルなインテリアが落ち着ける。
アズレージョのない壁面にはポートワインのアンティークなポスターが額装されてかけられていて
ギャラリーのようで楽しい。



アラカルトのメニューは豊富で選ぶのにとっても悩む。
ポルトガル産のビーニョ（ワイン）も種類が多く、グラスだと結構高いのでボトルの方がいいかも。
私たちは北の地方で作られたという辛口の白ワインを頼んだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ガルバンソと干ダラのサラダ。コリアンダー風味。

料理はシーフードが多く、また鶏を使った料理もおいしそうだ。
ひよこ豆（ガルバンソ）とポルトガル名物バカリャウ（干ダラ）のサラダや
前菜の盛り合わせ、カルドベルデという伝統のスープ、やりイカの鉄板焼きなどを頼む。
うん、どれもとってもおいしい。
コリアンダーが入っているものが多いのも特徴かな？
最後に頼んだタコご飯も最高においしかった。
ご飯といってもリゾット仕立てで、ほんのりトマト味のリゾットにやわらかいタコが馴染んでいて
なんともいえないおいしさ。
ご家庭では作れないかなぁ？とってもおいしかった。


カルドベルデはジャガイモとちりめんキャベツのスープ↑

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　前菜の盛り合わせ。砂肝のトマト煮が美味♪


ヤリイカの鉄板焼き。タマネギとコリアンダーを刻んだ薬味（？）がアクセント。

デザートはシナモン風味のスフレとカステラのルーツというお菓子、それに焼きりんごを頼んで3人でシェア。この中でカステラのルーツというお菓子は、とっても不思議なものだった。
中がケーキ生地そのものという感じで、カスタードのようなのの表面がふんわりキツネ色に焼けて
いて中は冷たいのだ。
苦いカフェと相性がいいねとは友人の弁。卵の味が濃厚でとても甘いの。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　カステラのルーツというお菓子は不思議な食感！



お値段がそれほどリーズナブルではないので、しょっ中いけるお店ではないけれど、
また他のメニューを試してみたいね。
隣のテーブルの女の子たちが食べていたお鍋ごと出てくる料理も気になったし・・・