pagiのモラトリアム続行中

どこまでもウンコな独りもん生活を送る
自称ファッションヴィクティムのpagiの生活

ピーズだピーズゥ!

2004-09-29 | music
こんなに好きな割りに昨日ようやくDVD買いました。
すげえ。ざっとしか見てないけどよくぞここまでたくさん収録した、と。
普通MCとか削りませんかね?でも2曲ほどカットしてるらしいです。

この歴史的(ピーズファンの中ではね)な瞬間に自分が立ち会っていたことを嬉しく思うわけです。
だって野音だよ?あの野音だよ?
まさか野音でピーズのワンマンが見れるとは思ってもいなかった。
実際ライブハウスが好きだし、ピーズもそれに拘ってるのかと思ってたから。
でもねえ野音は特別。

当日は雨でしたね。合羽着て、気持ちも当初沈み気味だったのであります。
だってきれいな星を見ながらビール飲んでライブ、なんて最高じゃん。
それがしとしとしとしとしてたから、ビールどころじゃないし。
いや、焼きそばとビール食べてたけどね。
なぜか友達がものすごくいいところのチケットを取っておいてくれて、
楽にいい思いが出来たこともひとつ。
Bブロックというところの1番前だったんだけど、前のブロック小さかったからすごい見えた。
下手側でしたね。でも私は本当はあびさん側が好きなんだ。
ライブハウスでも、あびさん側にいるときのほうが楽しいんだよなあ。
まあいいや。

ビデオを実はまだざっとしか見てないんだけど、若いよー。
オッサンだと思ったけどまだまだ若かった。3人とも肌ツヤとかいいじゃん。
はるも声出てたし。本当に野音は声が通って気持ちが良かったね。
大好きな、(青春時代を思い出す)実験4号とか鉄道6号とかさ、
涙なしには語れない(恋をしていた時代を思い出す)日が暮れても彼女と歩いてたとかさ、
ピーズの曲は私の生活に密着しすぎてて曲聴くとその頃を思い出すんだよね。
こんなに影響受けたバンドは本当にいないっす。

故あって来月頭の下北には行けなくなってしまったが、
11月の横浜と再来月のチッタワンマンは絶対行く!
やっぱりピーズの真骨頂はライブだライブ。酒飲んで押されてナンボだ馬鹿野郎。
そんではるくんのミャオーっていう雄たけびを聞いてくる。

あれなんなんだろうなー。ネコなのかな?

珈琲時光

2004-09-28 | cinema
水曜日のお話。大慌てでいきます。

新宿のテアトルタイムズスクエアに珈琲時光見に行きました。
侯孝賢監督の最新作です。
話によると、小津安二郎へのオマージュらしい。
まあオマージュってのは気持ちだから、作品まで模倣する必要はないわけです。

トローンといい映画でした。中盤トロけすぎて半分眠りこけてましたが。
別に寝てもいいや、と思わせられる不思議な映画。
物語というよりは日常を見せられているような感じで。
物語を動かそう、という不自然なせりふもないし、ていうか物語を展開させる気もないのかも。
静かな2人を主役に据えて、東京の雑踏が舞台なのに静寂のうちに物語はすすみます。
舞台は、鬼子母神前、神田、御茶ノ水。東京のど真ん中なのに懐かしい街です。
特に都電荒川線は懐かしくて懐かしくて。大塚で山手線に乗り換えるところとか。
東京の風景ってとても好き。
人間くさいと思うんだけど、どうでしょう。
ビルの谷間の路地裏とかっていつまでも昭和30年代みたいな感じがするし。
特に神田神保町や御茶ノ水なんて所は、昔からある喫茶店とか料理屋さんとかも多いし、
住人も沢山軒先に鉢植えを置いて古くから都市緑化が進んでる所じゃないですか。
いいなあ、と思う。

そして、茶の味に引き続き浅野忠信への愛を再認識した日だった。
浅野忠信が中学のころから好きで好きで仕方がなかったんだが、(きっかけはカフェレシオ)
90年代末よりミニシアターへの偏りに反感を覚えていたのでなんだか嬉しい。
本当に彼はいい役者だ。若い頃も透明感があって素敵だったが、今は演技に厚みが出てきた。
だってすみれちゃんももう小学生なんだもんなあ。彼パパなんだもんね。

そして江文也に大して興味を持った。
恥ずかしながら私は彼の知識を全く持ってはいなかったのだけど、
映画の途中で挿入される彼の音楽はとても美しくて、CDが欲しくなった。

帰りはドナテロウズでアイス食べた。
アイスって実はあまり進んで食べたことはないのだが、ピナコラーダうまかった。
うん。私はハーゲンダッツよりもドナテロウズ派だ。昔から。これはほんと。

大変お待たせいたしました

2004-09-27 | art & craft
遅れていた更新を一気に行いたいと思います。
まずは19日のこと。琳派展を見に行ったこと。

ひさーしぶりに家族でお出かけ、というやつをやりました。
といっても父と母と私の3人ですが。
目的地はこれまた久しぶりの近代美術館。竹橋です。
北の丸公園というまあ皇居臭プンプンの立地ですが、うちからは上野よりずっと出やすい。
父が日本の近代洋画が好きで、昔はよく行った場所でしたね。

そんなに混んでいないつもりだったんですが、混んでた…。
もちろん日曜日だし、天気も良かったし、いい日ではあったけれども。
やっぱり琳派って人気なんですね。
しかも琳派の作品をデザイン的なものにスポットを当てる企画展だったから若い人が多かった。
私は琳派の流れを汲む作品として展示していた現代作品に興味を惹かれました。
特に風神雷神のテキスタイル作品なんかとても素晴らしかったです!
クリムトなんかと結びつけるのは正直?なんですが、まあ影響を与えたのかなあ。

続けて行った工芸館の作品展も素晴らしかった。というか、私はこっちに感動した。
工芸館の建物自体がもはや文化財なんだけど、中にある調度品も素晴らしいクラフトデザインで。
「工芸品」というのは用途があるということでart pieceとは全く意味が違うものだけど、
芸術と全く同等の価値を持つと思いました。
私が素晴らしいと思ったのはガラスの花器でした。本当に美しかった。
そして家で使いたいな、と思うものでした。

ちょっと美術館の興奮を思い出して、いい日を過ごせたと思います。
美術館デート、してる子たちたくさんいたなあ。いいカップルだなあ。

あ、写真は工芸館の透かしなんです。昔のデザインってこういうのが面白いんだね。
私はこれを写真に撮りましたが、一生懸命雨どいを写真に撮っているおじさんもいたよ。
さすがに雨どいの芸術性は、私にはわかりませんでした。

初体験☆

2004-09-17 | victim
生まれて初めてコインロッカーで洗濯したのだ。
勝手が分からないからものすごく疲れて昼寝しました。

毎日はまってみてるのがコナンドイルの事件簿。イギリスいきてえ。

日曜日のこと

2004-09-14 | food
世の中は火曜日だが、私の日記は日曜日のことである。

この日は久しぶりに大学の友人とさんざんお世話になった先輩(この呼び方が私は苦手)とお茶した。
お茶した、ってとこがムスメっぽくて良いではないか!
何でもかんでも飲みで済ます風潮が私は嫌い。

大学の先輩は結婚されてて苗字が私と同じになってしまった。
○○さん、と自分の苗字を語ることに違和感を覚えたので構わず旧姓で呼んでみた。
だって今まで先輩、とか呼んだこともなかったしさあ、いいよ呼び方は変えないよ。
とっても美人さんで、性格は明るくて誰に対しても分け隔てがない。
本当に憧れてしまうような人。
一時は信じられないような大病をして大変な思いをされたようだが、会うととても元気でホッ。
弟クンは日本の某最高学府のM1なのだが、その弟クンを「ウダツのあがらない弟」と評する。
すげえ、すげえですよ。素晴らしいですよ。
病気の時の話も、本当はつらかったはずなのに包み隠さず話してくれる。
すごいうれしかったなあ。

久しぶりに会った友人たちはすっかり社会人然としていてプー太郎の私とは大違いだ。
働く気が起きてきて、そろそろアクセル踏むかという感じです。

帰りは東横でふかし芋を買った。東横の成城石井にあるふかし芋はとても旨い。
信じられないくらいにでかい。芋好きは要チェック。

大人計画ウーマンリブ

2004-09-12 | victim
芝居のカテゴリ作るのもめんどいからこの雑談カテゴリで。

9日に久しぶりに池袋行ってきました。もう何年ぶりだろうか。
目的はこれまた久しぶりに大人計画ウーマンリブを見に行くためだった。
よく考えれば宮藤さんの新作自体かなり久しぶりで、
結局のところはウーマンリブは全部見ているような気がするけど…
今回絶対見なければと思ったのは劇団新感線とのコラボだったからだ。
新感線の直撃ドラゴンロックは、思い出の芝居だ。
アプルに見に行って、ほんっとうに面白くて(確か橋本さとしの最後の芝居くらいだと思う)
涙流して笑って、しかも楽日だったからカーテンコール何回もしてくれて。
気持ちが冷めやらぬまま搬出とかずっと見ていた。
着替え終わった役者さんたちがどんどん搬出を手伝っているのを見て、爽やかだーと思ったり。
とにかく、大人計画も新感線も大好きな劇団なのだ。

芝居の内容は、ここではあまり書かない。
何より公演中だからネタバレ云々と言われたくもない。
ただ一言言えるのは、大いなる予定調和、ということ。
ドラゴンロックならではの、ウーマンリブならではの如何わしさがありますなあ。
一言文句を言うことがあるとすれば、もっと小さなところで見たいということだろうか。
初期ウーマンリブみたいな、シチュエーションものに新感線が出てる所も見てみたかった。

ダミーオスカーダミーオスカー実験人形ダミーオスカー

写真はドラゴンロックの剣轟天の顔。すごいなあこれ。
千葉ちゃんが元ネタらしいが、全く別物なきがするぞ。
中年はいりかけの新感線メンバーに乾杯。

私が靴に拘るわけ

2004-09-08 | fashion
これは9.11に遡る話なのであります。

なぜ9.11かといえば、当時私と大学の友人はNY旅行を計画していて、とってもウキウキだったのだ。
大学3年だったし、翌年にはインドネシアの留学も決定していたから最後に他の国も行こうという気持ちで。
やっぱり世界一の超大国を見ておきたかったという気持ちが強かった。
それにあまりここには書いてないけど私は舞台が何より好き。
東のショービズの中心地であるNYには絶対行きたかった。
舞台を見て、美術館めぐりをして…と期待に胸膨らませていた。

旅行をあと10日ほどに控えたその日、その歴史的な事件はおきた。
えみっこのメールでテレビをつけ、じーっと中継を見つめていた。
胸がドキドキして息苦しくなった。
あまりにショッキングな映像にびっくりしたこともあるけど、
不謹慎なことに私は旅行が出来なくなるのではないか?ということが心配だった。
ここまで計画してきた旅行が、一気に計画倒れに終わってしまう。
全く個人的な理由でテロ集団に怒りを覚えた。
旅行会社には「もし行けるようなら絶対に行きたい」と伝えていたのだが、結果は不催行。
夢のNY旅行は本当に夢に終わってしまった。

実はその時、NYに行ったら絶対買おうと思っていたのが靴。
私は足が大きくて、いつも選ぶのに苦労する。
だから外国で、日本にはあまり売っていないような少し個性的な靴を買おうと心に決めていたのだ。
いつもは~2万くらいの靴しか買えないけど、
せっかく旅行するんだから4マンくらいは出してもいいかなとか、大胆なことを考えていたのである。
結局は夢に終わり、私は地元の百貨店で結構(いや学生の私には破格の)ブーツを買った。
靴に金をかける人生が始まった。

それが靴に拘るきっかけ。
なんだか怨念すら感じる靴マニアですよ。オホホ。

靴がすきで、本当に良かった

2004-09-06 | fashion
友達に誘われて先月末に某百貨店の招待セールに行ってきました。
場所も高層ビルの特別ホールで行われたものでかなり大規模なものでした。
所謂ハイブランドと言われるブランドもかなり出店していて、期待は大だったんですが。
まずチェックしたもの。
バレンシアガ。エンベロープバッグかあいい!!!服高い。
アンテプリマ。春夏のバッグいいですねえ。あと1万安ければ。
マークジェイコブス。ファーストラインだよ。たけえよ。
クレメンツリベイロ。かわいくて大好き。
Y-3。思ったより安くなってたね。キリスト(耀司さん)Tシャツあった。
アズディンアライア。可愛い!ものすっごく高い。春にコルソコモで見た服あった。
友達がアライアの靴はいて惚れてた。高いんだよねえでも。
リックオーエンス。サンダルに…親指が入らない。親指痩せたい。

勝手にパーティーブームなので、クラッチバッグや華やかなパンプスが欲しかったのです。
んで、探したんだけどリヴゴーシュのクラッチは素敵だったけど傷がついててパス。
ルブタンのクラッチがものものすごーく可愛くて惹かれたんだけど
靴がルブタンじゃなくて大丈夫か?とか思ってやめた。勇気がなかった。
クラッチじゃないランバートソンが欲しくなった。(かなり普段使いフウのバッグである)
クラッチバッグは結構出ていたんだけど、どれも自信がなくて購入には至らず。
今になって思えばルブタンかなりよかったよ…私的には靴ではなくバッグブランドになってるよ。
さて、私は華奢で華やかな靴が苦手なの。
でもパーティーシューズって、基本的にはそういうのじゃないですか。
ビジュー(友達がこれを連発してた・覚えたての言葉らしい)がついてたり、メタリックだったり。
うあー、どうしようって感じだったんだけど、とりあえず手当たりしだい靴を履いてみた。
セールはこれができるから楽しいよね。普段は試着もままならん。
残念なことにちょっと狙っていたルブタンはサイズがなかった。
マノロはヒールが高すぎた。チューやんは色合いが地味だった。
今世の中はルブタンな気がしますね。本当に品薄だね。
結構いいかなと思ったのがブルーノフリゾーニ。
なんかおサイバーな夏用ブーツで、パンチングレザーで驚くほど革が柔らかい。
でもさあ、ブルーノさん、人間の歩ける限度を考えて欲しいよ。
ヒールが細すぎんだよう高すぎんだよう。
トッズとかジョルダン、マリなども見たし、ロートルショーズなどのちょっとお手軽な感じの奴も見た。
なんとなくピンとこない。
もっとゴージャスで、靴そのものの形が綺麗な靴はないだろうかと探した。
それで棚の後ろのほうから引っ張り出したのがアルディの靴だった。
このパンプスは彼の定番商品です。運よく04s/sの商品でサイズが合うやつがあった!
色はよく見えないけれどショッキングピンク。
履いてみると履き口がゴムなのでサイドオープンなのに足をしっかりホールドしてくれる。
ちょっと足幅がはみ出してしまっているのはご愛嬌…か?
ヒールも5センチくらいで良心的だし、やったー出会えた、という感じでした。

迷いなくキープ。アルディだもんフン!という感じ。
高いけど、頑張ってお金返します…友人に。
友人の百貨店カードを使ってのお買い物でした。
でも持ちつ持たれつなのよ私たち。私が買うことで友達のお買い上げ額が増えていくんだからね。

写真はアルディのパンプスです。かーわーいーいー



突然海外旅行計画!

2004-09-05 | victim
海外旅行計画勃発です。
ちなみに母親との2人旅行です。けんかしそー。
行き先はヨーロッパ。フランスに行きたいらしいです。

貯金するぞ少しでも。

以上決意表明でした。

無重力の寝心地、TEMPUR

2004-09-05 | victim
ようやく導入されました、テンピュールの枕が。
この際販売員の手際の悪さは気にしません。ていうか、思い出すことも面倒くさい。

無重力、というのは何とも大袈裟ですね。
単なる枕です。私が買ったのは。クラシックタイプではなくて首の凹みがあるやつ。
ちゃんと店頭でベッドに寝転がってお試ししました。
ちょっと気恥ずかしいのはご愛嬌です。笑って誤魔化すしかないです。
感触は今日作ったやわらかいニョッキと同じ感じです。フヨーンとしています。
低反発というやつなので、持つと指がめり込んでいく感じが気持ちいいような悪いようなで。
寝ると、いいんだなー。
今まで枕に拘ってなくて、ずっと子供のころからのものを使用していたので初めての感触でした。
肩こりがひどいときがあるんだけど、それはもしかしたら寝る姿勢が悪かったことも要因なのかもしれない。

店頭で寝てお試ししたわけですが、その時に横になったのがテンピュールベッド!
めちゃくちゃいいよー。これこそ無重力ですか。体がふんわりベッドに包まれる感じだよ。
私はお布団に寝ているんだけど本当はベッドが好きだから、そのまま眠りたかった。マジで。
でもベッド置いたら部屋の床がなくなるしな。狭い部屋って息が詰まるもんな。
というわけで、次はふとんの上に敷くテンピュールマットが欲しいなあ。

初めての…

2004-09-04 | food
実は我が家、9月1日には初物の栗ご飯を食べる機会がありました。
これ、父親が職場でいただいてきた栗だったらしいんですが、虫もいなくて売り物の栗みたい!
黒米があったので黒米と一緒に炊いて、秋を味わいましたの。ホホ
いいよねー栗ご飯。美味しいよねー。
秋といえば栗です。これは夏といえば枝豆以上の存在感だと思いますわ。

そして、初めてつながりですが、私初めて黒いスイカを食べました。
もちろん中身は赤いですよ。でんすけすいか、っていうやつです。
橋本に映画を見に行った帰りに母親が青果店で見つけ、
橋本からはるばるすいかを持ち帰ったのです。(電車で20分くらいかかる)
重かったよすいか。でも黒いすいかだもの!でんすけだもの!
皆さん私を見て、っちゅう感じですわ。

そして今朝もまた初体験をしました。
昨晩せっせと芋を茹で粉と練って、朝成形して茹でて手作りニョッキを食べたのです!
初めて作ったのにレシピとかあんまり参考にしてませんから
芋の分量がやたら多くてフヨーンとしてるのです。本当はパスタだからある程度の硬さは必要なのね。
こ、これはテンピュールの感触に似ている、と思いましたよ私。
そう、私の枕がようやくテンピュールになったのよ!すごいぞ話には聞いていたけど。
まあ、そのことは別個に書くとして、
やたらニョッキがフヨフヨしているので成形はものすごく難しかったです。
ソースは市販のものでいいやーといい加減な私ですからチーズクリームソースと絡めました。
食べたら美味しかったよ。イヤほんと。自画自賛ですけどね。
市販のパスタよりも芋の香りと味がして(芋の分量が多いから当然です)。
あ、言っとくけどちゃんと粉はデュラムセモリナ使ったんですからねー。

美味しい話でとりあえず全休符。四拍休んでまた再開するぞー。

あわあわ

2004-09-03 | music
8月19日 VINTAGE ROCK 2004 at SHIBUYA AX
そうだ、そういえばこの日に茶の味を見たんだなあ。
久しぶりのピーズのライブの日でした。5月の野音以来!うーん、3ヶ月か。
でも4バンドも出るからどーせ時間は短いだろうと期待薄だったわけです。
ていうか、私正直言ってあまりイベントが好きではない。
1バンド30分とかってどう考えても短いし、好きじゃないバンドを見るのもダルイから。
30分って微妙なんだよな。長いような短いような。
まあね、でも知らないバンドを探せるのはイベントのいい所かな。
SPARTA LOCALS
パンクかな?と先入観を抱いていたけど実際曲はニューウェーブっぽい。
そこはかとなく漂う80年代的サウンドが私の胸を打ちましたなあ。割と好みかも。トモに似てた。
LOST IN TIME
これは友達の友達(スーさん←私も会ったことある)の中学の同級生なのだそうだ。
ちょっとクサイところもあるけど、それは若さ。ご愛嬌。曲は頑張ってたよ。
THE PILLOWS
大御所登場だ。会場大盛り上がりでした。曲も余裕を感じさせた。サワオさん歌うまいです。
これが、キャリアっちゅうもんなんだよなあ。MCも面白いし熱くてよかったなあ。
THEピーズ
ああ、トリを任せられている!ピロウズみたいな貫禄が微塵も感じられません、ある意味すげえ。
新曲ははるが言うようにちょっと甘い感じ。そうかあ引越しかあ、赤羽離れたのかなあ。
アンコールはピーズがやった。タクシーとエッチだった!ノリノリで終了。
タークシー代を浮かそーぜー 初期の曲ではかなり好きなのだ。
そして騙されたような感じでライブは無理やり終了。

8月28日 ファンファーレ・チォカリーアwithキーラ atすみだトリフォニーホール
なんだろう、トリフォニーホールはワールドミュージックの根拠地なんだろうか?
去年はバリのジェゴグを見たし、今年はジプシー音楽かい。
なんか、自分的にはアンダーグラウンドブームだったのである。
エミールクストリッツァの映画のアンダーグラウンドだ。
久しぶりに会った友達と偶然エミールクストリッツァ話で盛り上がってしまったのだ。
なぜかその友達は私がインドネシアで買ったファンクのCDも持っていたし…。
(ちなみにそのCDは日本じゃ売っていません。友達はカナダで買ったのだ)
まあ、その映画音楽のルーツミュージックがこのファンファーレ・チォカリーアである。
地図にない村の名もなき親父たちがぷっぷかブラスを吹きまくるジプシー・ブラスバンド。
とにかくすごいのはそのスピード。とにかく速い。
お客さんがのろうにものりきれない程のスピードだ。
だからみんな2拍刻みでのったりしてかっこ悪い。スピード出せゴルァ!
トリフォニーホールっていうのはクラシック音楽のホールなんだけど、最後にはみんな踊ってた。
でもそこで立たない私の天邪鬼さったらないな。ふへへ。
私手拍子って嫌いなんですよ。手が真っ赤になって痒くなっちゃうから。
拍手は一生懸命するけれどもさ。手拍子するくらいだったら座ってやるぜってな感じです。
でもね、すごい感動していたわけです。メセチナ(ジャケにはメセシナって書いてる)聞けたし!
あの曲が何せ一番好きなわけで、目に涙を浮かべてましたよ私は。
そうだ、このコンサートはピーターバラカンが司会をしてました。ロンドンっ子世に憚る。
ファンファーレ~はある意味このコンサートのメインだし、
キーラのお客さんは少なかったわけだけど、キーラもお客さんを魅了してたと思う。
ケルティッシュサウンドとロックの融合は確かにかっこよかった。
新しいプログレなんでしょうかねえ。VJもとても良かったし。
あわよくばもっとクリアに見たかったなあ。やっぱりクラブ向けだよね本当は。
CDを買ってゲール語勉強しようかな(ウソ)
そういえば、ライブが終わってもロビー付近の階段でチォカリーアのオッサン達はプープー吹いてた。
ずーっと吹きまくってるから、係りの人が大変そうだった。
雨の日だったけど、いい日だったなあ。

あー溜まってる

2004-09-02 | cinema
とりあえず更新をサボっていたときに見た映画を紹介

誰も知らない
茶の味
華氏911

ものすごい順不同。ていうか、見た順番もばらばらですね。
ちゃんと書くと大変なので、駆け足でレポートします。

「誰も知らない」
とにかくすごい映画です。
幸せと不幸がぐちゃぐちゃに入り乱れて、でも後味はいいです。
YOUはダメな母親を大変なリアル感をもって好演していると思う。
ダメとは言っても、子供への愛は溢れるほどに持っているし」
本当は家族みんなで幸せになりたいんだろうな。
でも恋愛?頼れる相手かなあにすがりついちゃって子供をほったらかしちゃうダメ親。
ヤギラくんの演技というか存在感はものすごい。
これからも彼にはあのぶっきらぼうさを貫いて欲しいなあ。
兄弟全員可愛いですよ。かわいくて、痛ましい。

「茶の味」
誰も知らないとは、カンヌコンビですな。ていうか、最後の映画もあわせてトリオか。
石井克人監督はなかなか好みなんですよ。ああいう脱力系の人好き。
映画は、ちょっと長いかな?とも思ったけど概ね良かった。
無理にギャグっぽくするより自然な会話でクスッ系の笑いの方が私は好みです。
でも見所は舞台になっている場所だと思います。
日本にこんな天国みたいなところがあるのか!て思うよきっと。
あの川辺とか桜とか、本当に素晴らしい。
この映画のキャストたちみたいに、あの景色をボーっと眺めていたいですね。

「華氏911」
見たよ一応こればっかりは。
映画の出来としては、ボウリングフォーコロンバインの方が緊張感があって良かったと思う。
前半は映像の切り貼りだし、ちょっとタルい感じ。
でも、後半の戦場の映像や家族を戦争で失った女性の嘆きは真に迫っていた。
あの捕虜の虐待の場面とか、動画で見るのは初めてだったし、
死体も大写しにしたりして、演出といえば演出なんだろうけどショックだった。
この映画、もちろん賛否両論あるし、
ドキュメンタリーと言えるのだろうか?という疑問も残るけど(監督の主観出すぎ)
とにかくマイケルムーア氏の戦争を反対する気持ちは心に残る。
戦争を終わらせたいイコールブッシュ引き摺り下ろせっていうのは短絡的かな?
でも彼はそれが一番端的な方法だ、と思ったんだろうね。

Shame on you, BUSH!!

劇場はそれぞれ MOVIX橋本、シネマライズ、恵比寿ガーデンシネマ