焼酎が…ぐっときてます。結構ね。昼間っから酔っ払いです。
昨日ビデオを録った
セントエルモスファイアーを見ました。
なんかいつもとおんなじ青春映画で申し訳ないっす。
しかも出演者もこの前のbreakfast clubと3人は共通しているという…
でもこちらの映画はデミムーア出てます。メジャーな感じがしますよね。
この映画、久しぶりに見たらなんだか泣けてきて参りました。
監督はジョエルシュマッカー。最近はオペラ座の怪人なんてヒット作も撮ってます。
道理で描き方がうまいわけだ…と今になってしみじみ。
映画、というか映画を映すテレビ番組は、まず間に挟まれるCMと吹き替えとの戦いです。
原語にするとちょっとわけわかんねくなるし、仕方ない。吹き替えを見るか。
まず、アリーシーディーに見とれる。この人やっぱりきれいだなあ。
この作品の中ではいい女、というか、ちょっと友達にはなりたくないヤな女です。
ぜんぜん違うけど言ってみればビバリーヒルズ…のケリーみたいな奴で、
2人の男性の間を揺れ動きます。
でも友達ケビン(アンドリューマッカーシー)との熱烈ラブシーンは本当に眩しい。
二人がもつれあってずーっとやってるとこ見てたら
何となくホテルニューハンプシャーのロブロウとジョディフォスターを思い出しました。
この二人はまあ話のクライマックスだから多くは言わないとしても
ずーっと延々まぐわってて、それが悲劇を笑い飛ばすような本当にいいシーンなんですね。
ああ、いいなあ、こんなラブシーンはいいなあと心から思いました。
(とそう考えていろいろネット見たら同じこと言ってる人がいてびっくり!)
あとはロブロウだよね。あ、セントエルモスファイアーにもこの人出てるんだけれども。
ロブロウって今で言えばブラピくらいの美形俳優だったんだけれども(実際似てると思うし)、
セックススキャンダルで失脚を余儀なくされ、今は泣かず飛ばずの俳優なんだ。
ロブロウはかなりかっこいい役やってますよ。まあ、男としては甲斐性なしというやつなんだが。
時々思いつめたような目をするところがきれい。
でもさあ、実際こういうことってあるんだろうかと考えてしまった。
だって、さえない女と大学いちもてる女と、悪い男とずっと片思いを続ける男とかが同じグループにいて、
大学卒業後、それなりにズレは感じてるにしろ仲はいいままだからね。
実際は、ブスと美人は住む世界が違うもの。みんな仲良しなんてことはないよね。
ビリー(ロブロウ)はウェンディ(メアウィニンガム)と
クサレ縁的関係を悪くない感じで続けているけれども、
現実ではロブロウみたいな男はブスな女とは仲良くはならないだろう、と思いました。
ある意味この作品はブスにやさしい作品かと…オエ、情けないっす。
うん。でもこの映画でアリーシーディーやアンディマクドウェルといった美人は結局男に冷たいからね。
結局世の中ブスだ。結局処女ってのは強いんだ。
見てると胸がキューッとしめつけられますよ。
すごい切なくなって、ドキドキドキドキして、仕舞いには80年代青春映画バンザイになる。
今、こういう映画って作られていないんだろうか。
もちろん超大作も楽しめるんだけど、こういう愛すべき小品ってやつが私は好きなんだけどなあ。
この映画の収穫。
デミムーアは思っていたよりかわいいっていうことを思い出した。
(因みに、昔好きだった男がデミムーアを好きだったことも思い出した)
ジャドネルソンはブレックファストクラブの方がかっこいい役だけど、思いのほか目がきれい。
エミリオエステベスは声がいい。あいつはいい奴だ。(君には合わないヨォ♪)
アンディマクドウェルは本当にきれい。さすが元祖スーパーモデルだなと感心。
これも85年の映画なんだって。もう20年前の映画だよ。オエッ。