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寝台列車廃止に伴う、夢の代替案

2013年11月07日 | 交通コラム
報道発表によると、サンライズを除いた寝台特急の全廃が15年度末までに予定されているようだ。実に残念な話であるが、元々は利用客の減少、近年は車両更新の問題や乗務員、料金の非効率による問題、そして青函トンネルの問題が大きい。
しかし、列車によっては便利なものも多く、対北海道輸送については、明らかに観光列車として成り立っていたはずだ。そう考えると、何らかの代替列車が欲しいと思うもの。かつて昭和の時代、新幹線の寝台列車を検討していたこともあるようだが、夜間走行可能時間や保線の問題で実現には至っていない。であれは、こういうホテル新幹線はどうだろうか。

1,夜間(ビジネスタイム終了後)に東京を出発。
2,新幹線走行可能時間である24時までに途中駅まで走行。
3,その途中駅で夜間停車し就寝。
4,朝6時から走行再開。

要するに前夜に途中駅までの列車として、
途中駅での夜間停車はホテルとして、
そして翌朝、早朝の列車として目的地へ到着する。

例を挙げてみよう。

<北海道新幹線の場合>
東京発21:30→盛岡着23:40
盛岡発6:00→新函館着8:00
<東海道新幹線の場合>
東京発21:25→新大阪着23:50
夜間新幹線内宿泊後、新大阪駅改札開始時刻~7時チェックアウト
(もしくはみずほ601号に続行で博多まで運行)
あるいは、
東京発22:20→名古屋着23:56
名古屋発6:10→新大阪着7:00

夜間停車中はホテルマンが対応
夜間停車駅のホーム一角に専用シャワールームを設置


列車は全席個室洗面付き、出来れば個室内にトイレ完備
(一両に15室程度は確保できる?)
利益効率を考えると、長編成が必要なので
東海道は16両、北海道は10両のフル編成。

料金は通常の新幹線料金(運賃+新幹線指定席特急券)+宿泊料金
既存のJR寝台料金ではなくてホテルとしての宿泊料金を適用したいところ。
ビジネスホテル料金プラスアルファとなる10,000円~13,000円なら使えるか。

事業者にとって、通常の旅客輸送と比べれば非効率極まりないが・・・

夢の代替案はいかがでしょう?JRさん。


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