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 「衣・食・住」 あれこれ・・・。

毎日の生活の中で、「食のこと」・「ふと思ったこと」などについて書いています。

「希望の国」

2012-10-25 20:58:29 | 映画

          

日本は、希望を持って暮らせる国なのでしょうか・・・・。

園子温監督の「希望の国」を見てきました。

熱い熱い親子の映画です。

原発事故を扱っていますが、

ストレートな反原発のメッセージはなく、

ただ、

もし自分がこういう立場だったら・・・と、自分のこととして考え、

自分の考えをきちんと持っておくべきだと思いました。

終わってはいない福島の事故、決して忘れてはいけないですよ。

若松監督なき映画界。

園監督には、

          

「映画」という武器を使って、

この国の理不尽さとどんどん戦って行ってほしいです。

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映画を見ている間に

石原知事が辞職したんですね。

息子が総裁になれなかったから

おやじが何かをしよう・・・みたいな、

なんか都民のことよりも

「石原家が大事」感を感じます。

 


踊る大捜査線 THE FINAL

2012-10-07 16:40:16 | 映画

もうそろそろ劇場が空くころかと思って行ったら

何と、まだほぼ満席状態が続いていました。

          

ストーリーはともかく、

すごく笑えるし・スピード感はあるし、

十分に楽しませてくれる映画でした。

いままでの集大成。

湾岸の風景も、東京ゲートブリッジまでも

ちゃんと取り入れて、堪能させてくれました。

テーマ曲も花を添えているので

素晴らしいドルビーサウンドの

映画館で、是非!

最後は、感謝の拍手をしたくなりました。

エンドロールが終わるまで

誰も席を立ちませんでしたよ。

 

それにしても・・・・・

しんごちゃんにはびっくり!


夢売るふたり

2012-09-22 17:48:47 | 映画

なんと今年に入って2本目の映画。

いい作品はたくさん発表されたと思いますが、

今年は、引っ越し・暑さ・悲しい出来事・・・などなどいろいろあって

大好きな映画を見るという気持ちにならなかったということです。

大好きな西川美和監督作品です。

西川さんの師匠是枝監督も参加されていました。

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最後の「里子」の表情は何を意味しているのか・・・

恐い恐い里子を松たかこは好演しています。

阿部サダオもテンポのある演技。

香川照之は西川映画のお約束?

味のある映画でしたけれど、

前回・前々回の作品のような「衝撃」はなかったかな?

築地市場で始まって、松さんが勝鬨橋を疾走するシーンまで、

見慣れた風景に親近感を覚えた映画でした。

          

 

 


夢売るふたり

2012-09-19 16:22:48 | 映画

待望の西川美和監督映画。

「蛇いちご」「ゆれる」「ディアドクター」すべて見ています。

有楽町のイトシアに行ったらチラシがありました。

          

いろいろあって、精神的に疲れて・・・・

大好きな映画も随分見ていない。

週末は、これを必ず!見ます。


「麒麟の翼」

2012-02-04 17:07:54 | 映画

          

ヒットメーカー東野圭吾原作。

新参者シリーズの映画化です。

日本橋がこの映画の起点になるんだけど、

「浜町緑道」やら「人形町」やら「新大橋通り」などという

我々地元民にはおなじみの地名がたくさん出てきて、何だかうれしい。

日本橋の麒麟の像の意味もこれでわかりました。

日本橋七福神も先月全部回ったし、水天宮へは初詣に行ったし・・・・

そういう意味で楽しい、でもちょっと泣ける映画でした。

                    

有楽町ルミネの天井になにやら怪しいものが・・・・

          

          

何かのパブリシティのようです。 ちょっとコワイ。

          

 


2011年のキネマ旬報ベストテン

2012-01-18 09:42:10 | 映画

日本映画・外国映画それぞれベストテンが紹介されていました。

          

映画ファンなので、大抵見ていないものは毎回2~3作。

ところが昨年は、この中で見たのは邦画で「大鹿村騒動記」と「八日目の蝉」。

洋画で「ソーシャル・ネットワーク」と「ブラック・スワン」のみ。

これから見ても、昨年の3・11およびフクイチの事故で受けた

虚無感とストレスがいかに大きかったかということを感じています。

これでは心のビタミンの供給不足が甚だしい。

今年はもう少し潤いたいと思いますが、どうでしょう・・・。

 


「サラの鍵」

2012-01-15 20:29:37 | 映画

ノーベル平和賞を受賞した中国の劉暁波が獄中で読んでいたことでも注目を集めた

タチアナ・ド・ロネのベストセラー小説。

          

銀座テアトルシネマは小さな劇場ですが、ほぼ満席。

今年最初の映画でしたが、重かったです。

でもとてもいい映画でした。

主演は、クリスティン・スコット・トーマス。

イングリッシュ・ペイジェントのあの人です。

ユダヤ人迫害の映画は何本も見て、そのつど「もう見たくない」と思うけれど

やはり歴史はちゃんと見ていかなくてはいけない。

               

幼い弟との約束を守るために

収容所を抜け出したサラ。

途中、人間の心を持ったドイツ兵士や

孫のようにサラに接してくれた老夫婦に助けられ、

自宅に戻りついにずっと持っていた鍵で納戸を開ける・・・・。

                

沢木耕太郎さんが朝日の「銀の街から」でこの映画のことを書いていたらしい。

原発事故以来、新聞を朝日から東京新聞に変えた我が家。(日経新聞はそのまま)

わたしは、沢木さんのこのコーナーが読めなくなったことだけが残念。

 「サラの鍵」 フランス映画です。 


トウキョウ・ソナタ

2011-11-12 22:40:10 | 映画

映画館で観た映画だけど、TVでやっていたので録画したものを

きょう時間があったので一人で見ました。

OAが今年の4月、だからまだあの震災の余震が頻繁にあって、

画面に何度も地震情報が出ていました。

福島中通・浜通り震度5・・・

のんびり映画なんて見ている状況ではなかったあのころ・・・。

                    

家族がテーマの黒沢清監督作品。

大学生の長男が「アメリカの軍隊に入る」と言い出す。

頭ごなしに反対する父親(香川照之)に対し、

反対はするけど悲しみをこらえて送り出す母(小泉今日子)。

自分の身に置き換えて考えると、私も泣けました。

 

リストラされて家族に言い出せない父親、

それでも家の中での権威を保とうと苦しむ。

家族みんなが問題を抱え暮らす中で、

天才的なピアノの才能を見いだされて

音楽専門中学の入学試験で

ドビッシーの「月の光」を演奏する12歳の次男。

その演奏を聞いていた父の目に涙

私の目にも涙

 

母親は、帰宅した家族の顔を見て最初に言うのは「ご飯は?」

母親というものは、いつも家族の「食」をかんがえていているものなのです。

「食事」で家族をつないでいるのだと感じます。

最後は、この家族にも一筋のとても美しい光が見えた・・・

気がしました。


夜明けの街で

2011-10-14 21:55:29 | 映画

原作が東野圭吾、監督が「沈まぬ太陽」の若松監督。

東野FUNとしては、見ておきたい一作。

          

ものすごい恋愛映画でした。 サスペンスはおまけ。

演者の演技力はともかく、心の変化が上手く演出されていました。

不倫しているときの言い訳がとてもリアリティがあり

「家庭」も「不倫」も両方失くしたくない男の人の必死さが伝わってきました。

                                    

リーガロイヤルホテルの1階のサロンはよくロケーションに使われますね。

横浜の夜景・夜明けも美しかった。


人生ここにあり

2011-10-09 16:06:04 | 映画

いい映画だと聞いてはいましたが、

金曜日(シネスイッチ銀座は900円の日)はいつも混んでいたので見逃していました。

でもようやくきょう見ることができました。 ものすごくいい映画!でした。 

まだやっている映画館があれば

ぜひ見てください。

イタリア映画で、文化を理解していないと分かりにくい部分も少しありますが、

感動と涙の映画でした。

エンドロールにはジョルジュ・アルマーニの名前が・・・・

衣装を担当したのでしょうか・・・・

まさに一流の映画だと思います。