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<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

牡丹

2007年05月10日 | 絵画
          
                   牡丹 油彩 F10号  
 

“立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花” と美人のたとえとして 言われている
西新井太師に咲く大輪の牡丹の花を描きました。


【花冷えの雨夜を過ごし朝の陽に照り輝けり真っかな牡丹 】

【 大輪の真っ赤な牡丹咲き誇りそこだけが愛欲の如き場】 

【くれなゐの牡丹の花弁が風を受け4.5枚こぞりてぞぞっと落ちき】
             
芍薬・牡丹・百合ともに漢方薬として婦人病などに用いられる ことはあまり知られていない様です。
そもそも仏教伝来の頃、 薬用植物として中国より 渡来して
その後、平安時代に観賞用として栽培され、江戸時代には盛んに栽培されるよう になったらしい・・・!
 
【 牡丹花は咲き定まりて静かなり 花の占めたる位置のたしかさ】

 この歌は木下利玄氏の短歌です。花の美しさ花の確かさ花の雄大さを
        捉えていて大好きな歌です。


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肥後椿

2007年04月07日 | 絵画
        
               落ち椿 油彩 F8号
        -熊本城竹の丸(たけのまる)にある肥後椿庭園-

肥後椿が大好きです。
  一重咲きで、花の形がよく、花の色が美しく華やかで気品があります。
  三月に熊本城の庭園でこの椿に会えるのです。
  咲いている椿もいいのですが・・・!
  一花ごと落ちてしまった椿にも風情があります。

【庭石にやさしく落ちて藪ツバキ光を弾きなほ華やぎぬ】
      
亡き父が肥後椿の盆栽を楽しんでいました。山から椿の根を何本も掘ってきて、
50~60㎝にカットし、自宅の池にしばらく放した後、山から取ってきた鹿沼土で育成していました。
小さい頃、池に曲がりくねった椿の木が漬けてあり、
冷たい水の中で、その木を磨く手伝いをした記憶があります。

そのせいか・・・!椿の咲く時期になると、あちこちの椿園へ・・・!
去年は、稲取温泉へ泊まり早朝船で、大島へ渡り椿祭りを堪能しました。
帰宅の乗船の際、記念にと椿の苗を戴きました。それが元気に今、庭に息づいています。
今年は 大宮公園の日本庭園へ3/12日いきました。ここでも美しい椿が見られました。

  
           

                大宮公園<日本庭園の椿>

寺山修司氏の歌に 
  【トラホーム洗いし水を捨てにゆく真赤な椿咲くところまで】

 寺山修司氏も椿を愛したのだろうか? この歌に出会い彼が、身近に思へています

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房総半島千倉のポピー

2007年03月15日 | 絵画
           
            ポピー  油絵作品 F6号

春の訪れは、いつも千葉房総のお花摘みの案内状から、春を感じます。
今年も、千倉からその案内状が、届きました。

あぁ!もう
菜の花 ポピー、きんせいか、ストック が ・・・そう思うといてもたっても
いられません。早速三月初旬行ってきました。

 【赤皮の小さい手帳の予定覧春の旅行を朱で書き記す】


【鮮やかなパッチワークの如き花畑心ほぐるる房総いけば 】

 花は有料で持ち帰れます。ポピーを一束抱えお土産にしました。
 自宅で夜な夜な描いた絵が仕上がりました。

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早春

2007年02月16日 | 絵画
       
大寒というのに暖かい日があった。ドライブで高麗の里ををめざした。
自然と歴史の宝庫である日高市周辺は季節を問わず散策にピッタリ。

【花色に芽吹き初めしブナの木々武蔵野に今春の風見ゆ】 

この日はだぁれも回りにはいなかった。この景色を
全部私が独り占め…!彼岸花の咲く中にキャンバスを立てた。
この日に着手した油絵が仕上がった。

        
        巾着田の新春  油絵作品 F8号  

【ひと雨に梅のしらはな開きゆく朝日を集め春はひろがる】

ちなみに巾着田。その名前の由来は地形から来ているといわれる。
たしかに日和田山の中腹からみると、おばぁちゃんが持つきんちゃくに
似ている 「きんちゃくでん」 ではなくて……!
               「きんちゃくだ」が正解なのだ!

ここは曼珠沙華の咲く9/23頃は人人人の行列である。たまに季節を
はずし訪れるのも乙なものである。


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パソコン画

2007年02月01日 | 絵画
       
                 カニサボテン (PC水彩画)  
    
    はじめてパソコンで絵を描きました。簡単そうで難しい・・・・・!


 
  【パソコン画の手先のマウス意にそむく光も影も忘れ走りぬ】

 
 富士通ショッピングのポイントが5521溜まっていて使用期限が迫っていた。
 何か必要な物はないかと物色していると「水彩7」のソフトが目についた。
 値段は¥7080 送料¥840  合計¥7920 となる。
 ポイント 5521 を利用して手出しは¥2399です。よし、これに決めよう!

 すぐさま ネットで注文 残額を、ジャパンネット銀行より即 1月25日の
 24時前深夜に振り込んだ。ネットの買い物はちょくちょくするが、
 注文確認 入金確認 発送メールが届くと安堵するものです!

 それが・・・  注文して音沙汰なく、入金確認のお知らせメールもなく、
 少々イライラ…

 注文して2日目の1月27の夕刻 ピンポーン玄関のチャイムがなった。
 えぇ 気を揉んでいる間に。。。もう「水彩7」のソフトが届いたのです!

 早速 窓際のカニサボテンを描いて見ました。
 マウスを自由自在に出来なくて 難儀 難しい???

 
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月下美人

2007年01月19日 | 絵画
          


     【月下美人白極まりて華麗なる満月の夜その香放たむ】


                 
             月下美人 油彩 F8号<45.5㎝×38.0㎝> 


   【開ききる月下美人は闇の夜に香を放つかな心ひしくまで 】 





【丈高く香を惹きて咲く一夜花画用紙を走る水彩の筆】


       12年前、葉挿しでつくわよ!と頂いた月下美人の一枚の葉から
       20個あまりの花を咲かせるまでに、大きく成長し
       冬場室内への取り込みに往生し、株分けをして
       3鉢は知人へ残りの二鉢を、玄関の隅に今期は咲かないだろうと、
       思っていた鉢に蕾が出来ていました。 
 
       難しくて私には描けないだろうと、何年もその気には
       なりませんでしたが、始めてデッサンに水彩を入れて描き、
       また油彩でも描いてみました。のんびり描きましたので
       今頃の仕上がりです。貴女から頂いた月下美人半身の葉が
       フォトにキャンバスにスケッチブックに一年中花を開きました!
        
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裏見の滝 -絵画と短歌-

2007年01月08日 | 絵画
       
              裏見の滝  -油絵F6-


  武尊川から50mの高さを落ちる大瀑布。滝の近くには遊歩道が整備され、
  観瀑台から滝を見ることができます。日本武尊[やまとたけるのみこと]が
  東征の折、同伴の姫が産気づいたが母子ともに死んだため
  この滝で不浄を清めその冥福を祈ったという。伝説があります。

  その奥利根随一の名瀑「裏見の滝 」を画面の中央に描いているのですが、
  解説がいるようでは、不出来です。

【落ち葉みな土となりゆく山影に蜃気楼のごと「裏見の滝」浮く】

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諏訪峡 -絵画と短歌-

2006年12月25日 | 絵画
            
                   諏訪峡 (油絵作品 F6)

   【やわやわと秋日に抱かれし諏訪峡の
               もみじ葉風に遊ばれて落つ 】



   【もみぢ絵の筆を休めしひと時に配りしみかんが秋の陽に照る】


       【足元に谷川の水飛沫あげもみぢ葉一枚浮きては沈む】

スケッチ旅行へいきました。群馬県最北端の、道の駅水上町水紀行(国道291号 線)沿いの諏訪峡にまず立ち寄りました。登山のメッカ 谷川岳の麓の、利根川の源流の町にあり、周囲は緑あふれ大自然がいっぱいです。そばには こじんまり諏訪峡温泉 【温泉センター・諏訪の湯】があります。道の駅水上町水紀行館で、お昼に食べたお店お薦めメニュー リブラーメン ¥800がとっても美味した! 回りには、林檎を山盛り入れたバケツを 並べリンゴ売りのおばさんが美味しそうなもぎたて林檎を売っていました。
                
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シクラメン-絵画と短歌-

2006年11月24日 | 絵画
      
                 シクラメン (油絵作品 F6)
シクラメンを描いています。
バックの色をグレィにしましたが、暗いので鮮やかなブルーにしました。
今度は派手になってしまって、前に戻そうか?悩んでいます。

【真綿色 君と歌った流行歌 乙女となりてシクラメンを買ふ】


【駆け足で今年が過ぐ 六十路坂こころに沁みる赤いシクラメン】

真っ赤なシクラメンを幾日も見て描いていると、小椋 佳が作詞作曲をした
‘シクラメンのかおり’布施明が豊かな声量で歌い上げていた頃。。。
その頃の自分が懐かしく思いだされます。
本当に時の過ぎ行きの早いこと!・・・実感です! 

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車山高原-絵画と短歌-

2006年11月18日 | 絵画
        
          -車山高原-   (油絵作品 F8)

  【風の中末枯れし芒の中にいて吾の心の弛み嘆きし】

  【銀色にすすきの揺るる木道に犬先き立てて男が会釈す】

  車山の頂上は風が強かった!少し下ったところで描き始め
  銀色の芒の戦ぐ様を静かに見ていると自然と自分を省りみてしまう・・・!
           手が冷たいので早々に退散!<10月29日の車山>
                   
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照葉峡-絵画と短歌-

2006年11月08日 | 絵画
 
                   

                  -奥利根温泉郷- (油絵作品 F8)


   【ひそやかに無風の中を落ちゆく椛つぶやくようにピアニシモ】      

     関越自動車道水上ICを降り国道291号線を約18キロ約30分位 にある  
     奥利根の里 ここの 自然が四季を問わず大好きです!
     秋の紅葉はまた格別で、水上ICを降りたときから、その感動は始まります!
     車で走っても走っても山、又 山はどちらを向いても黄葉山です!
     そして最高点は照葉峡です!紅葉の最盛期を過ぎて居ましたので人出も
     落ち着き山の中は静かでした。

                                   日記@BlogRanking