<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

シクラメン-絵画と短歌-

2006年11月24日 | 絵画
      
                 シクラメン (油絵作品 F6)
シクラメンを描いています。
バックの色をグレィにしましたが、暗いので鮮やかなブルーにしました。
今度は派手になってしまって、前に戻そうか?悩んでいます。

【真綿色 君と歌った流行歌 乙女となりてシクラメンを買ふ】


【駆け足で今年が過ぐ 六十路坂こころに沁みる赤いシクラメン】

真っ赤なシクラメンを幾日も見て描いていると、小椋 佳が作詞作曲をした
‘シクラメンのかおり’布施明が豊かな声量で歌い上げていた頃。。。
その頃の自分が懐かしく思いだされます。
本当に時の過ぎ行きの早いこと!・・・実感です! 

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車山高原-絵画と短歌-

2006年11月18日 | 絵画
        
          -車山高原-   (油絵作品 F8)

  【風の中末枯れし芒の中にいて吾の心の弛み嘆きし】

  【銀色にすすきの揺るる木道に犬先き立てて男が会釈す】

  車山の頂上は風が強かった!少し下ったところで描き始め
  銀色の芒の戦ぐ様を静かに見ていると自然と自分を省りみてしまう・・・!
           手が冷たいので早々に退散!<10月29日の車山>
                   
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息子へ…!⑤

2006年11月15日 | 日記
息子へ…!⑤

そして・・・・・!
いよいよ新学期 あなたは予備校の入学金、諸経費、前期納入の学費を
全部もったまま、消えてしまいました。

捜す気力も失せ・・・・・!
友人知人に聞くこともせず、ただただあなたを恨みました。

  【子に託す事何も無き愛しても心の隅は鞭くれたきや】


その頃…山岳部の遭難者のニュースに親友のお子さん!の名前が、
<彼は大学の山岳部のOBとして参加>
貴方も知っている〇〇君です。
彼女は現地へ飛んで留守だろうと、思いつつも受話器をまわすと、
驚き彼女が電話口に出て。。。「私が行っても邪魔になるだけ」
「来て下さいと、言われたら行くわ」と落ち着いています。
そして・・・・・
難関をくぐりぬけて入社した、会社を止め
「今度、彼は南極越冬隊に参加するのよ!」と。。。淡々と話すのです。
好きな事をやっているのだから、それでいいの!

その後、〇〇君から、「ご心配かけてすみませんでした」と
挨拶の電話があり、その声はとっても明るい声でした。

貴方の事は、お金がなくなったら当然帰ってくるだろう!
と、たかをくくり
 ひっそりとそんな計算をしながら待って居た私・・・!
それが・・・・・!
徐々に君を攻める心より、毎日が私の反省の日々に、変わっていきました。

あの時に、こういえばよかったのでは…?
あの時に、こうせればよかったのでは…? 

【子育てをいかに償い生きるべき吾が罪おもく 蛻《もぬけ》てゆけり】 
               -次回へつづく-
                     日記@BlogRanking

照葉峡-絵画と短歌-

2006年11月08日 | 絵画
 
                   

                  -奥利根温泉郷- (油絵作品 F8)


   【ひそやかに無風の中を落ちゆく椛つぶやくようにピアニシモ】      

     関越自動車道水上ICを降り国道291号線を約18キロ約30分位 にある  
     奥利根の里 ここの 自然が四季を問わず大好きです!
     秋の紅葉はまた格別で、水上ICを降りたときから、その感動は始まります!
     車で走っても走っても山、又 山はどちらを向いても黄葉山です!
     そして最高点は照葉峡です!紅葉の最盛期を過ぎて居ましたので人出も
     落ち着き山の中は静かでした。

                                   日記@BlogRanking



息子へ…!④

2006年11月03日 | 日記
息子へ…!

「予備校」を卒業後の進路と決めどうにか落ち着いたかに
見えたのに・・・・・!

灯りを消して休む頃に起き出して昼と夜の逆転の日々・・・!
サラリーマンの吾が家庭は寝不足となり辛い毎日でした。

【寝入りどき深夜の君の物音は夜毎夜毎の遠き稲妻】

あれからのお父さんの落ち込みは口には出来ません。
何一つあなたの事は指図しなくなりました。

食事も一緒に摂らない君・・・!に

毎晩、夕食へフキンを掛けてやすみました。
・・・これではいけないと解っていても、
食事に出てこないあなたにこうするより他なかったのです。
朝、きれいに食べた、からの皿が流しにあると嬉しくて・・・!

【昨晩も切れし息子の真夜食べし煮魚の骨朝の厨<くるわ>に】

そしていよいよ新学期・・・
・・・・あなたは予備校の入学金と前期納入の学費をもったまま、どこかへ消えてしまいましたね!
                 -次回へつづく-

                 日記 @BlogRanking