<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

牡丹

2007年05月10日 | 絵画
          
                   牡丹 油彩 F10号  
 

“立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花” と美人のたとえとして 言われている
西新井太師に咲く大輪の牡丹の花を描きました。


【花冷えの雨夜を過ごし朝の陽に照り輝けり真っかな牡丹 】

【 大輪の真っ赤な牡丹咲き誇りそこだけが愛欲の如き場】 

【くれなゐの牡丹の花弁が風を受け4.5枚こぞりてぞぞっと落ちき】
             
芍薬・牡丹・百合ともに漢方薬として婦人病などに用いられる ことはあまり知られていない様です。
そもそも仏教伝来の頃、 薬用植物として中国より 渡来して
その後、平安時代に観賞用として栽培され、江戸時代には盛んに栽培されるよう になったらしい・・・!
 
【 牡丹花は咲き定まりて静かなり 花の占めたる位置のたしかさ】

 この歌は木下利玄氏の短歌です。花の美しさ花の確かさ花の雄大さを
        捉えていて大好きな歌です。


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