<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

孫と過ごした夏休み

2007年08月29日 | 日記
 
華厳の滝                         

女孫から「遊びに行ってもいい」とメールが来て“くるくる”と 楽しみも
束の間、一週間が、あっ!と過ぎもう帰ってしまった 
涙顔になり、何回もバイバイ、バイバイと手を振り、帰っていった・・・!

滞在中・・・!
女孫と「日光」へ出かけた・・・・・彼女は日光は始めてだった。
 「ニッコウへ行こう」 と誘った時、知識がなくコンビニ
  間違えていたと言う? アララララ
  私はあわてて、東照宮は世界遺産であること  など予備知識を教えた・・・!

国道120号線へ入りいよいよ高低差500mを登り中禅寺湖へ向かう!
急な勾配とカーブが続き、さぁーいろは坂に突入した。

 【いろは坂後部に座して片寄りつカーブのたびに女孫は笑う】

 上り(中禅寺湖方面)20、下り(日光市街方面)28の合計48カーブからなる。
そのカーブ事に“いろはにほへと”の看板が立つ。 
彼女は後部座席に座しそのカーブを体感しキャーキャー騒ぐ、1~10段階に分け
カーブの体感度を記している。後で覗くと 往路の“た”の
カーブが“体感度8”で一番の急カーブ体感となっていた・・・・・!

             
      華厳の滝            湯滝


  【空間の滝にとけこみ立つ少女・妖精にも似て吾が宝なり】

  【日光の滝の飛沫に身を預け岩陰に解く夏のほてりを】

************そのほかにも**************


宿題の自由研究のテーマにしたいと言うので、太陽の光に映えて黄金色に輝く
「ヒカリゴケ」を 吉見百穴に観察にいったり。。。

         
もちろん水泳も。。。。。

ふたりで立てた予定を満喫し。。。
「又来るからね」と約束して帰っていった。

また、厳しい二学期が始まる。彼女は電車に乗り、バスに乗り換えて
片道1時間以上かけGirls’系の小学校に通っている。
朝はラッシュを避けて、6時10分に家を出る。
     健康に気をつけて、明るく成長して欲しいものだ。
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若いつもりが・・・!

2007年08月20日 | 日記
          
            油彩 少女(孫10才)  F8号
      富良野「五郎ちゃんのトタン屋根の家」です。


この八月は、猛暑酷暑厳暑今までにない暑い日が続き、熱帯夜が続きます。
本当に暑いですね  エアコンのタイマーをかけ、その後も暑い
場合は、二階の寝室の窓を少し開きます。
お隣りの犬も寝苦しいのか、鎖をずずずずと引きずる音が聞え耳障りで
その内、夜が明けてしまいました。

【隣りやの犬の引きずる鎖の音闇の夜すぎゆく熱帯夜かな】 
                  <読売新聞特賞入選歌> 

女孫<小4>から、こんなメールが届きました。
  「暑いねおばぁちゃん大丈夫…!
   おでこにね!熱冷ましシートを張って、ホレー剤をタオルに
   巻いて、首にあててね!でも熱冷ましシートは、後で頭がガンガンするから
   長く張らないでね・・・!」来週遊びにいっていい・・・!
   女の子は優しくて事あるごとに、いつも、心配してくれます。

 
 【炎天下この街を装ふ目もあやに向日葵の咲く市道のかたへに】  
  
今週、女孫が遊びに来ます。体調を万全にして置かなくてはと、今朝一番に
マッサージを受けてきました。若いつもりが、いつの間にか時々肩凝りに腰痛
また、目が霞んだり、耳が遠くなったり・・・!と
こんな事が老いの始まりでしょうか?

しかし、現代医学は、白内障の手術も日帰りで出来るようになり、
補聴器も特注がかない・・・・・日本人の寿命も延びてきました。

「文芸春秋」<老いること、死ぬこと>石原慎太郎&瀬戸内寂聴氏の対談を
 興味深く読みました。

「男にとって年を取るほど、女性は官能的なものになって来る!」
 それはセックスのうんぬんではなくて・・・・・
「きれいな女だなぁ、若くていいなぁ!きれいなおしりだなぁ!と
 感じる事が若い頃より敏感になったな。」 と石原氏!

「芸術はエロスだと思う、エロスの匂いのないものはいやなの?」
「女をを見てきれいだなぁ!と思うのは、ワクワクしている証拠・・・!
それがなくなったら駄目である。」 と寂聴さん!

長生きし過ぎると、人は孤独になる、
回りのいい男がみんな死んでしまうから・・・!とこれも寂聴さん

なるほど。。。。。

年をとれば取るほど自分の存在の意味の重さを感じ,肉体が老化し衰弱して
いくわけだから、それが精神に跳ね返ってくる。いかに美しく歳を取るか
これからの私の課題である。

賢才なハイブローの慎太郎、寂聴 おふたりの凄い死生観を
纏める事は到底出来ない私だが。。。。。
私は老いてこそ人生・・・
あぁ!心身ともに美しくあらねば・・・明日は孫が来る。

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シニア学級

2007年08月12日 | 日記
「学べば則ち固ならず」この諺のように……!
幾つになっても学ぶ事によって、いろいろな知識を得て、心も自然と
広くなるのでは…と思い
今年も市主催の「シニア学級」 定員25名 に参加しています。

内容は「文化講座・講演・美術館見学・調理実習・社会見学 等々
 スケッジュールは、毎月2回の学習です。
  私は、3年連続 参加していますが、年度によって内容が違うので、
    未知の世界を学ぶことが出来ます。
      去年は陶芸教室で花瓶、湯のみを創り陶芸の知識を得ました……。

         
               川越市立美術館

先日、このシニア学級で、川越市立美術館を訪ねました。美術館は
城跡(二の丸跡)に位置し本丸御殿、市立博物館に隣接し街の象徴である
蔵造りと相まっています。二度この美術館は訪ねていますが、年に4回入れ替えがあるそうで、どれもみな始めての鑑賞でした。

前回の講義で、学芸員の方にスライドで今回の展示作の説明を受けていたので、
迷うことなく鑑賞できました。
    

埼玉県川越生まれの洋画家・相原求一朗(1918-1999年)は、
家業を継ぎながら油彩を学び、60年代には北海道や海外を精力的に描き、
北海道の雄大な自然が醸し出す風景画はさすがです。「原野」「襟裳岬」
「斜里の浅春」 北の大地を多く描き、その冷気と霊気漂う彩色と画質に
衝撃を受けました!


【壮大な北の大地に冷気あり筆にこめたる相原求一朗】


また、岩崎勝平氏は描き始めの頃,経済的にも恵まれていたらしく、
二題「夏」の絵が展示されていますが、“浴衣を着た少女のふたり”からも
昭和7年この頃は裕福だったんだなぁ・・・!と感じます。

彼の晩年は、絵の具が買えない程貧乏だったらしく、パステル画が
多くなっていて・・・絵の中にそれを感じました。

川越市には、山崎美術館、それに蔵造の街の中央に田中屋美術館もあります。
川越市有形文化財「田中家住宅」外観は洋風仕立てですが、中は土蔵造り。
貴重な建造物の中には、川越出身の岩崎勝平、小村雪岱の日本画等が展示、
されています。今までぼぉーと鑑賞していたものが、美術講座を
受けたことにより、知識が広がり、尚一層楽しむことが出来ました。
  

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