先週の日曜日,市の臨床心理士の先生との面談がありました。
大体半年に一回くらいは面談をしてもらっています。
今回は1週間くらいまえに臨床心理士の先生がみーちゃんの保育園に訪問してくれて,
保育園でのみーちゃんの様子をみて来てくれたので,それを踏まえてのお話しでした。
まずみーちゃんの様子はどんなだったかというと,臨床心理士の先生の第一印象は
馴染んでいて目立たない
でした。
これ,私にしてみるとかなりの褒め言葉ですよ
先生の指示がしっかりと通っていて,何をやるにしても早い方みたいです。
なので,みーちゃんどこだろ?と探さないとわからないくらいだとか。
手を上げて発言する場面なども積極的に手を上げて発言もして,
歌も元気に歌って,特に問題行動などはなかったらしいです。
なので,担任の先生にも,あえて挙げるならという感じで
気になるところを上げてもらったみたいなのですが,
みーちゃん,やらなきゃいけないこと,
活動の時間は本当にしっかりできるのですが(人並みにね。),
自由遊びの時間や,ちょっとした自由の時間(ロッカーに物を取りに行くとき,
早くできて待っている時間など)年中さんくらいの女の子だと,
お友達とおしゃべりを楽しんだりするのですが,
みーちゃんはお友達と密接におしゃべりを楽しむと言うことはないみたいです。
自由遊びの時間もとりあえず,輪の中に入って同じ遊びをするけれど,
おしゃべりをすることはなく平行遊びが多いので,
そのあたりを担任の先生は気にしてるようでした。
臨床心理士の先生が見ていたときも,
みーちゃん一番に支度ができてイスに座って待つ場面のとき,
他の子はそれぞれおしゃべりをしていたのですが,
みーちゃんはイスに座ってハメハメハ大王をずっと歌っていたとか(笑)
たしかに,私もその辺りが気になってはいたんだよね。
療育園にいるときはいつも誰か友達と遊んでいたみーちゃん。
でも今はとりあえず話しかけられればおしゃべりをするけれど,すぐ会話はおわってしまって,
朝の送りのときも保育園を出るとき,みーちゃんの部屋を覗くと,
他の子と同じようにお絵かきの机に居たり,おもちゃのところで遊んでたりするのですが,
一緒に遊んでる風ではないんだよね。
そんななんだけど,臨床心理士の先生はそこはそんなになんとかしようとしなくてもいいんじゃないかな?
と言っていました。
とりあえず,みーちゃん自身は楽しく保育園に通っているし,
友達から話しかけられればちゃんと場面にあった受け答えをするし,
これから先,みーちゃんと合う子がきっとできるときがくるだろうし。
みーちゃんは自閉症だけど,イロイロと出来ることも多いので
そういう弱いところに目が行きがちだけど,そこはみーちゃんの特徴と捉えて,
無理してまで「みんなと仲良く」しなくてもいいんじゃないかなぁと言っていました。
私たち親も,みーちゃんにパーフェクトな子供になって欲しいと思ってる訳じゃないから,
別にねみーちゃんが困らなければ無理に友達を作ることもないし
(ただでさえ,コミュニケーションが苦手なのにみんなと仲良くなんて酷だしね。
私でもみんなと仲良くなんてできないわ)
ということで,そこの部分は今は様子見で。ということになりました。
しかし,友達はいれば居た方がいいと思いますが。
でもね,この問題。女の子はちょっぴり深刻なことにもなりそうで,
やっぱり,男の子よりも女の子の方が言葉でのコミュニケーションが密接で,
グループとかできちゃって,空気を読むとかその辺りは重要になってくるらしい。
まぁ,女の方ならなんとなくわかりますよね?あの女子の感じ…。
今は周りのお友達はもちろん,何も知らない人が見てもみーちゃんの事を「あれ?」と思う人はいないらしい。
(深く付き合えば あれっ?ってことだらけですけどね)
でも,みーちゃんくらいの自閉症の子を,
なんとなく子供達がみーちゃん変わってるって気付き出すのが
臨床心理士の先生の経験上,小学2年生くらいかららしい。
そんなときにねみーちゃんが
なんの悪気もなく
みーちゃん 「◯◯ちゃんが△△くんのこと好きなんだって」
とか
みーちゃん 「◯◯ちゃんは□□ちゃんが嫌いなんだって」
なんてことを口にしようもんなら女子グループの中で大変な事が起きますからね
なんとなく,みーちゃんが本格的に人間関係で悩む時は小学校に上がってからくらいになるのかな…。
恐怖
もう一つ,担任の先生も,私も気になっていたことなのですが,
やっぱり保育園でも出てきました。
順番へのこだわり…。
お家では相変わらず
なんでも 1番でないと気が済まないみーちゃん。
保育園では1番にこだわってるというよりも,順番を抜かされたりしたもんなら
みーちゃん 「うわあーーーーん」
と大声で泣き出すらしいです。
それがね,お友達がうっかり間違えて抜かしちゃって,すぐに戻ってくれても,
みーちゃんは抜かされたショックで分かっていないっていうね(; ̄ェ ̄)
結局,そういうときは先生がゆっくりと説明してくれて,
みーちゃんも納得して落ち着くみたいです。
なので,臨床心理士の先生も担任の先生に,
「列になって移動するときとか,そういう前に,
もしかしたら抜かされちゃうこともあるかもしれないこと。
もし,それで困っちゃったら先生のところへ言いにくるようにすればいいこと。をみーちゃんに伝えて,
事前にこういう場合もあるんだよということがわかっていれば,だいぶ心の準備ができるから。」
ということを言ってもらえたみたいです。
が,その臨床心理士の先生が園に訪問してくれた後に発覚した事実が。
みーちゃんがまたトイレの列の事で泣いたと連絡帳に書いてあったので,
その日,みーちゃんとお話ししながらなんで泣けちゃったのか聞いてみたのです。
みーちゃんの話しは断片的なので,つなげてみると,
どうやらこの日はトイレに行ってから園庭で遊ぶという場面だったらしい。
でね,みんなお外に行っちゃう,おいてかれちゃうと焦っていたらしいのです。
そんなときに抜かされたもんだから,焦ってどうしようと思って泣いちゃったみたいなのです。
みーちゃんはあまり周りのことが見えてないことが多いので,
この時,列にならんだのが本当に後の方で焦っていたのか,
まだ教室にはたくさんクラスの子がいたのに外に出て行った子だけをを見て
焦ってしまったのかわかりませんが,
でも,この話を聞いて、どうやら、最近は順番へのこだわりだけでなく,
最後になったり,おいていかれたりすることへの焦りみたいのも
あって、泣いてしまうのではないかと思い始めました。
そういえば最近やたらと,
みーちゃん 「待ってよー!!」
いうことが多い気がする。。。
ちょっと先に車へ荷物を置いてこようとするだけでも
必死で
みーちゃん 「待ってー!!置いて行かないでーーー」
とよく言っている。
イヤ、私,置いていったことなどないけどね。
最近,やたらと待って待ってというな~とその時気がついたのです。
なので、これからは,とりあえず,
泣いている場面で、落ち着いてからでも
なんで泣けてしまったのかを聞いて,
もし、焦って不安で泣けてしまうなら,
「最後になっても置いていかれないから大丈夫だよ。
最後になる場合もあるんだよ。」
とこれもね、そんな時もあるんだということを
みーちゃんに伝えて,だんだんと,
そこまで泣かなくても大丈夫だということがわかるようになるように
していってもらうこととなりました。
みーちゃん,保育園以外にも土曜日にはリハビリや心理の先生との面談が入ることが多くて,
忙しいことが多く,平日は私が働き出したら行けないし。
習い事なにかみーちゃんしたいかなぁ…。
と思いつつもなかなか実行に移せなかったのですが,
この4月からピアノ+音感教室に通い始めました
毎週金曜日の夕方,保育園の後にお義母さん&お義父さんがニコニコしながら
しーくんも連れて,みーちゃんをピアノ教室に連れて行ってくれています(笑)
みーちゃんの特性として,OTの先生曰く,目の周りの筋力が弱いのです。
なんだか目の動きの検査をよくするのですが,
長い時間目で追うという作業が普通よりも疲れやすく,苦手のようです。
これは何に影響してくるかというと,
小学校に入った時,黒板をずっとみるのが疲れやすかったり,
本を読むときも行が変わるときに一つ行を飛ばしてしまったり,そんなことが起こるようです。
(あれ?この内容,いつか書いたかな?
過去を読み返す気力もない)
なので一日一回は目の周りの筋力をつけるトレーニングをしています。
そして,尚且つ,みーちゃん指先に力を入れることも苦手でね
もうね,楽譜を目で追って指で鍵盤を弾くピアノなんてね
みーちゃんにとって,かなりがんばらないといけない分野なのですが,
逆にみーちゃんが楽しみながらその二つの部分が強化されればいいかなと思い
ピアノをはじめました。
(あと,みーちゃん二つのことを同時にやるのも苦手なので,
楽譜を見ながら弾くとか,右手と左手別々に動かすとかその辺りも不安。)
ピアノをはじめてみーちゃん自身は,
ほんとに毎週ピアノを楽しみにしていて,お家でもピアノの練習を進んでしています。
ただうちはアパートなので家にはピアノが無く,キーボードで練習という可哀想な状況です。
でもたぶん近い未来にはピアノで練習できる環境になるだろうけど…。(私の希望)
教室へ行くのも,初めは私と一緒じゃないとイヤだと言っていたけど,教室の楽しさから
みーちゃん 「おばあちゃんと一緒でも大丈夫だった。」
と言い出し,先生とは仲良しらしいし,
初めは不安だったけど,とりあえず今のところは始めてみてよかったです。
教室はピアノだけでなく,
音感もやってくれるので歌を歌ったり,リズム楽器をやったり。
イロイロやるので集中力の面でも,
ずっとピアノばかりやるわけではないので,その辺もみーちゃんにあっているようです。
とにかく,今は楽しんでピアノをやってくれてるので,
苦手な部分も強化され,得意なことでも増えればいいなぁと思っています。
家でも ツェーゲだ。なんだと。 私にはなんだかよく分からない事を言い出しております。
おまけで。
ピアノに一緒にくっついていくしーくん
。
どんな様子でいるか先生が報告してくれました(笑)
静かにお姉ちゃんのレッスンを聞ける。
「始めのうた」でしーくんに振ると、嬉しそうにハ~ィと手を上げる。
お姉ちゃんに合わせて弾くまねをする。
楽器をほしいが「お姉ちゃんのあと」と言うと、待つことができる。
楽器を渡すと音楽に合わせて鳴らす。
終わると先生に返しにくる。
「終わりのご挨拶」おねえちゃんより先に先生の前に立ちペコンとおじぎをする!!
だそうです(笑)
下の子はなんだか,こんな小さいうちから要領がいいんだねぇ。
こんな孫の様子を見て,義父母は大喜びしております。
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