今まで、抜けない抜けないと思っていたみーちゃんの歯。
あの記事以降、なんと2本目の歯が抜けましたー!!
どうやら時期が来たようですよ
さてさて、早いもので、みーちゃんの小学校2年生生活も残すところ
あと5日間で終わりとなります。
とりあえず、2年生の生活のまとめでも書きたいなぁと思っているのですが、
その前に、私の痛恨のミスの話を・・・
この年度末のためか、
先日みーちゃんの宿題で「みんなへ」という題名で作文をかくというものが
ありました。
みーちゃんね、国語は苦手ではないのですが、
作文というものが本当に苦手でして・・・。
これね、自閉症とも関係しているのではないかと思うのですが、
とにかく、みーちゃんの書く文章には厚みというものが全くありません。
自分の思っていること、感じたことを文章にして書くということが
苦手というか、できません。
そして、その中でも今回の題材が「みんなへ」
そもそも、他の人とのコミュニケーションが薄いみーちゃんにとって
「みんなへ」なんて題材で書けるのか?
と私は思いましたがとりあえず、私は一切口を出さず、みーちゃんに書かせました。
そしてできた作文が、まぁ。それはまぁ・・・。
なんと表現していいものやら
みんなへ
二年生で私が楽しかったことは遠足に行ったことです。
理ゆうはモルモットがかわいかったからです。
三年生で私ががんばりたいのは、理科と社会の学しゅうです。
理ゆうはまだやったことがないからどきどきするからです。
みんなへ三年生になっても、いっしょにがんばろうね!
薄っぺらっ!!
厚さでいうと1ミリくらいしかないのでは??
だってね、「みんなへ」という題なのに、
自分の事しか書いてないし、
しかもその自分の事ともそれだけ?みたいなね。
でもね、これを書くだけでも、結構な時間をかけ書いたので、
そのまま提出したのですが、
これ、来週、クラスでみんな発表するものらしく、
「ほかにはどうかな?」との先生からのコメントとともに書き直し
ということになりました。
まぁね。これじゃあね・・・。
とも思ったのですが、実際、みーちゃんの中にみんなへの感情がどれくらい
あるものなんだろうか。
ということで、この遠足のとき、他の友達や班の子との思い出はないのか、
聞いてみたところ
みーちゃん「だって、モルモットが一番かわいかったんだもん」
との事で、んじゃ、そのとき他の子は何してたの?一緒に見てたの?
聞いてみると
みーちゃん「一緒に触ってたと思うけど・・・。」
沈黙・・・。
やっぱり、他の友達の記憶があまりないんだね
この作文は、「みんなへ」という題だから、自分の事ではなく、
クラスのみんなの事を書こう。
と話したですが、みーちゃん自身では友達との出来事が出てこず。
しょうがないので、私が題材を与えることに、
とりあえず、感謝の気持ちなら書きやすいだろうということで、
みーちゃんがクラスのみんなに助けられた出来事。
そう、みーちゃんはまだ勝ち負けに多少こだわり的なものがあり、
負けたときに泣いてしまったり、
失敗したり、間違えたりしたときにも恐怖を感じてしまい
泣き出すことがあります。
そんなとき、何度クラスのみんなに助けられことか。
みんなが声をかけてくれて乗り越えられたり、気持ちを切り替えたり
することができているって先生も言っていたし。
これしかない!
「みんな何度も助けてくれてありがとう!」
という路線で行くことにしようと。
でね、とりあえず、
みーちゃんに2年生なって泣いてしまったことを2つ書いてもらい、
そのとき、クラスのみんながどんな声をかけてくれたか、
そんで、みーちゃんがどう思ったか
箇条書きで書いていきました。
そこまでは順調に進んでいき、
我ながら
うんうん。わたし、いい題材えらんだんじゃない?
と思っておりました。
でね、その箇条書きのものを作文に組み立てて
書き始めたのですが、
なんだかみーちゃんの様子が変だと思い
みーちゃんの顔をのぞいてみると
涙をポロポロと流しているっっ!!
でね、みるみる涙が流れてきて
嗚咽しながら泣き出したのです
何?何?
なんで泣いてるの?
全然わかんないんだけど?
もう、みーちゃんは私の言葉が届かないくらい泣いていて
とりあえず、落ち着かせなければ
抱っこしてトントンしていると
数分してようやく少し落ち着き、
泣きながらでもしゃべれるようになったので
何で泣いてるの?と聞くと
みーちゃん「これ書いてたら、この泣いてる時の気持ちに急になっちゃて、
うわぁーーーん」
あぁ。。。みーちゃんごめん。。。
こんな題材を選んだお母さんが悪かったわ。。。
そう、みーちゃん自身、泣かないようにって
いつもいつも思って過ごしているんです。
でもそんなみーちゃんが泣いてしまうときは
自分でもどうしようもなくなってしまった時で
そんな時のことを二つも同時に思い出させられて、書かされるという苦行。。。
そして、みーちゃんがフラッシュバックとはいかないまでも、
以前のいやだったこととか
鮮明に思い出され、そのときの気持ちなってしまうことを
うっかり忘れていた、本当にひどいお母さんです
みーちゃんの涙はなかなか止まらず、
とりあえず、みーちゃんを落ち着かせている間に、
だんなが消しゴムで、途中まで書いた作文を消して、
箇条書きにしたメモを捨てました。
でもね、気分の落ち込んだみーちゃんに新たに作文をかく事力も残っておらず、
今回は結局、はじめに書いた遠足の話を
だんながみーちゃんを誘導し小学2年生らしく話を膨らませて、
題 「みんなへ」 作 だんな8割みーちゃん2割
というものを完成させて学校へ持っていきました。