yuki’s-Diary~エイエムエスフジイ作業日記

エイエムエス フジイです。
整備・修理作業進行状況などを不定期にご報告しています。

ゆっきのひとりごと。

2009-12-08 02:53:11 | ゆっきのひとりごと。

シャーシダイナモメータの説明を書かせて頂きました。

先代が書いた文章を今日改めて読んだのですが・・・
難しくて全部理解して書けません。
見て頂いている皆さま・・・説明不足で申し訳ありません。
四人兄弟中の2番目の弟に見てもらって訂正する所、
補足するところがあったら付け加えたいと思っています。

さて・・・明日(12月8日)は、また整備主任者講習会です。
それも実技ですwww
風邪を引いている場合ではありませんよね。

頑張ります・・・・・風邪薬飲みまくりなので寝るかもww

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャーシダイナモメータでの測定(chassis dynamometer system)~2

2009-12-08 02:28:22 | よもやまはなし。

 再び弊社開発のシャシーダイナモの説明と概要です。

 システムのもっと細かい説明ですww(弊社HPより&先代文章から転記。)

 イラストではこんな感じです。


電磁ブレーキ。(リターダRetarder)


ローラーを駆動輪(タイヤ)が回すスピードの変化をスピードセンサーが
検出し、ローラの速度上昇(加速度)を一定に保つようコンピュータを使い、
電磁ブレーキを1秒間に100回制御を行います。

車輪を載せるローラー。(ローラ径の大きいものを使用)


設定加速度以上に回ろうとする場合はブレーキを掛け、
この抑えた反力をトルク検出器で読み取って行きます。



このブレーキ制御をリターダー電磁ブレーキが秒100回行い、
範囲間を連続的に測定し、測定車両の駆動力を求め、
駆動輪出力を換算(トルク×rpm÷716.2)してパワーグラフ表示します。

計測データ。


パワーグラフ~トルク・出力


パワーグラフ。トルク&空燃比。


速度制御は任意に設定が可能で、例えば「毎秒1km/h」と
速度上昇(加速度)を設定しますと、測定範囲40km/h~180km/hまでの間、
タイヤが回そうとする力に対して、電磁リターダーがブレーキを掛け、
毎秒加速度1km/h以上にないようにブレーキを掛け反発していきます。
その制御力からエンジンのトルク(駆動力~㎏/m)と駆動力の変化特性
正確に見る事ができます。

 測定時には、測定器の慣性質量が固定なので加速度も一定です。
また、加速中に失われる損失馬力も一定です。
加速で失われた出力を加算して駆動輪からの出力を正しく測定できます。

分かり易いのは・・・

この動画だと思います。

また、シャーシダイナモ上で正確に走行シュミレーションができるので、
このシステム使用と合わせて排気ガステスターを使う事で
実走行中のエンジン回転数と開度と同じ、HC・CO・CO2・空燃比の
データーがシャーシダイナモ上で取得できます。

ほかにはないこのシステム。
部品の開発やケミカル商品テストで密やかに活躍中です。
また任意で負荷を広範囲に調整できるので、一定速で走り続け模擬燃費計測テストも可能です。
公的排気ガステスト機関の事前テストとして、模擬10-15モードテストを行ったり、
燃費テストを行った経験があります。

以下のサイトでもうちょっと詳しく書いています。(ゆっきが・・・。w)
http://amsfujii1973.web.fc2.com/adps.htm                   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする