阿見AC日記

阿見アスリートクラブで起こった出来事、試合速報、お知らせ、などなど

スポーツと体育が融合した部活動

2022年04月26日 | 楠康夫 理事長
明治時代にスポーツが入り、ストックホルムオリンピックに日本が初出場してから
NHK大河ドラマで、金栗四三さん(中村勘九郎さんが主演した)でかなり学びました。
それを普及振興する中で、学校体育が生まれ、その中で課外活動の部活動が生まれていく。
勝負を狙うのはスポーツ
体力をつけるのは体育
その中で、体育の延長線上でもあった部活動が、いつのまにかに一流と勝負にこだわることなってしまった。誰が創ってきたのでしょうか?国でしょう。先生を指導者にもしていく。その時代で一番やりやすい形に戦争もあり、軍隊、いろんなことが、部活には活用しやすい要素が日本にはあったのかもしれませんが・・・・そんな中、戦後も復興の中、学校、部活がスポーツと更に融合して行ったのでしょうね。私もその部活で育ち、中学、高校、大学と関り、そして、実業団に行きました。それから引退して13年スポーツの世界からは離れました。そんな私が再びその世界にもどり、長距離界対他種目ゆがんでいる陸上界の構図を知る事にもなりもなりました。また、部活の矛盾も・・・
皆さんよく聞く言葉、スポーツで能力が上ると、どこの学校に行くの?と・・・強豪校の名前が・・・
そこに違和感はありませんでした。
私は今は使い分けていますが、昔は、前者しかありませんでした。
だって、陸上の中高生を指導できるのは学校の教員、そう思っていましたから・・・
私が、現役を引退した時に、陸上競技で私が本格的に教える事は出来ないものだと思ったものです。
教員免許もない私は、教員になる選択種はありませんでした。
教員=中高生の部活で指導ができる。
その他のやり方は、個人で何とかやりくりしていくしかありませんでした。
一番の問題は、飯食えませんから・・・仕方がありませんね。
それから、時がたち、クラブを始め、阿見アスリートクラブとして立っています。
不思議な気がしています。

最近の教員の働き方改革
部活動を地域にゆだねるとの事、論議をしていますが・・・
そこに、必ず出てくるのは民間の地域のクラブの事、そこにゆだねる案・・・・
どこが、どう、指導者のお金を確保してやってもらうのですか?
まさか?日当の様な事で、やってもらうボランティア精神指導者に子供さんの責任を持ってもらうのですか?あるいは、定年退職した教員の皆さんですか・・・
考えどころでしょうね・・・保護者だって納得しませんよね・・・当たり前です。

私は、大切な子供さんを預けてもらうために、本物のクラブを目指しました。
指導者として、責任をとれる組織にすること、それが今やっている阿見アスリートクラブ
当クラブとしては、指導者はいますので、そこに来ていただければ、陸上競技であれば責任を持って対応できます。もちろん会費制ですが・・・・

その事を部活動でやってきたことが当たり前だった人たちが、お金を出してスポーツを学ぶ、その環境を創っていく事が出来なければ、難しいでしょうね。

やはり、国が、部活動を創ってきたように、本格的に地域のスポーツ文化クラブを育ていく。その努力をしてほしいですね。
良いお金を出して欲しいですね。
子供ですよ、これから国を支える子供たちの環境を軽視しては、国の将来はありませんよ。
スポーツ文化の創造には、しっかりして欲しいと思います。

私は、小さな国家をすでに阿見アスリートクラブやっているので
その辺は、すでに解決しているのですが・・・
誰のための部活動なのですか?何のための仕掛けなのですか?
大人の論理のみが先行していると、将来とんでもないことになりますよ。
人を育てていく事が、どれほど大切なのか?部活動で人生の力をもらった人は多いと思います。
私も国語算数理科社会英語で育たず、美術、体育、部活が人生助けてもらった一人です。
その環境をどう作るかは、真剣にお金をかけて創るべきだと思います。
私の耳に入っている、今論争している内容では難しいですね。
具体案が、非常にあまいですね~~~
今の教える側の地域の現状を踏まえてくださいね。
私は思います。



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