阿見AC日記

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目から鱗・・・寄付(ファンドレイジング)について

2009年03月13日 | 楠朱実 コーチ
2~3日前 テレビのニュース解説が、日本の政治献金とアメリカの寄付文化の違いについて とても わかりやすく説明してくれた

今 ちまたを騒がしている 企業からの政治献金の話からだが・・・


政治にはお金がかかるらしい・・・人件費とか そういうたぐいのものなんだろう

これは 日本もアメリカも変わらないらしい・・

議員報酬+政党助成金 だけでは 赤字・・・らしい

これも 日本もアメリカも変わらないらしい・・(少し形は違うけど)

日本は、個人に寄付文化がないから、政治団体からの大口の寄付やパーティという名の資金調達をして これをまかなうらしい

大口の寄付をすれば 何か見返りがほしい のは 至極当然かもしれない・・・


ところが、アメリカは ここが根本的に違うらしい

たとえば オバマ大統領に対する寄付は

6月だけで1億ドルあったそうだ その寄付者の半分近くが個人宛寄付金の限度額(2300ドル)をはるかに下回る200ドル以下しか寄付していない普通の人々だった

とのことなのだ

200ドル と言えば 日本円にすると 20,000円ぐらいか・・・ 


まあ オバマがインターネットを駆使して、アメリカ国民の細部に入り込んだ成果ということで 全員が全員こんな寄付を集められるわけではないようだけど


そんな風に 国民一人一人がオバマに関心を持ち

オバマを育てよう

そんな気持ちで 

手持ちのお金を少しずつ寄付する



オバマに寄付をしたから 

結果オバマの動向に関心を示し

寄付をしたオバマを見守り育てよう という気持ちになり

結局 政治に関心を持つようになる


そんな感じらしい


私には難しいことは わからないけれど

政治団体から 数千万ももらう より

温かい感じ 血が通う感じがした・・・



アメリカは 寄付をすれば それだけ 税金が免除になる

そういうシステムらしいから

日本とは根本が違うのだけれど・・


日本は 国自体の政策が寄付文化を醸成しなかったのだけれど・・・


まあ だからって 国を変えたい って そんな大それたことを言いたいのではなく


寄付って そういうことなんだなあ

と 理解できて

私の心の中で 何かが すとんと落ちたんだ


私は 根っからの日本人だから

寄付=企業献金=見返り=癒着・・・・なんて いうイメージがあった


自分のところに帰れば

NPO法人 は 理解者による寄付 を募ることで 安定した活動ができるんだけど


私のイメージリングが さっき書いたようなことだったから

心から

「寄付をお願いします

って言えなかった・・・



でも なんか 「目から鱗」です


アメリカ人の一人一人が オバマを育てようとしたように

オバマが その人たちのために がんばっているように


阿見アスリートクラブも 

日本に例のない「ヨーロッパ型の陸上クラブ」

子供から大人までが集える「多世代型の活気あるスポーツクラブ」

を 育て 見守ってくれる人を募りたい


そして

その人々の期待を裏切らないように頑張っていく


そんな 血の通った人間らしいものが寄付(ファンドレイジング)ならば

今 声を大にして言いたい


「寄付をお願いします
  





 

 

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2 コメント

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う~ん 納得☆ (吉田)
2009-03-14 10:49:04
朱美コーチの意見に同感です! みんなで、大好きな阿見アスリートクラブを盛り上げましょう!
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Unknown (楠朱実)
2009-03-16 10:47:22
心強いありがとうございます



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