goo blog サービス終了のお知らせ 

ココロの洗濯♪いろいろ萌え日記☆

映画、小説、漫画、ゲーム等ジャンルもバラバラですがハマった物について書いていきたいと思います。只今、ナルトにハマり中!

『 Gungrave 』

2007年09月26日 23時24分12秒 | マンガ
アニメ Gungrave(全26話)

やっと見終えました・・・

≪あらすじ≫
巨大な二挺拳銃と、武器を満載した棺桶を携えた人間兵器-ビヨンド・ザ・グレイヴ。
彼の本名はブランドン-シティを牛耳る闇の組織・ミレニオンの幹部であり、
旧友ハリーとともに組織の両翼を担っていくと言われていた。
だが、とある秘密を手に入れたハリーは、権力への野望に心を奪われ、
暴走しはじめる。
組織の大ボス・ビッグダディの意を汲み、
ハリーの暴走を止めようとするブランドン。
しかしハリーは逆に、ビッグダディを裏切り、組織を横取りしようと持ちかける。
拒否するブランドンを、ハリーの放った銃弾が貫いた-。
が、死んだはずのブランドンを蘇らせたのは、
皮肉にもハリーが進めていた秘密研究の成果だった。
ハリーは死者を蘇らせ、不死身の兵士として再生するという計画を進めていたのだ。
かつての仲間、部下たち。そして最愛の女性・マリアへの想い-。
蘇る記憶との葛藤にさいなまれながら、グレイヴはハリーの野望を阻止すべく、
たった一人で組織に闘いを挑む。
朋友であり、宿敵である二人の男。互いの胸に去来するものは?
野望と友情、そして男の意地が錯綜する中、二人の銃が火を吹く!


           ~ Gangrave 公式HPより ~





『Gungrave』 観ました
続けて観たので
OP「ファミリー」とED「茜色が燃えるとき」のメロディが
耳から離れない・・・

良かった・・・良かったんだけど・・・
この話の主題はなんだろう?
友情?愛?忠誠?裏切り?求めるもの?選択・・・?

私が腐女子になってしまったからか
それともこのお話が男の友情と野望を軸にしているからか
女性登場人物が男性登場人物に比べてきれいに描かれすぎていて
深く描かれていないからか
あくまでホ○的な友情ネタではないのはわかっているんだけど
二人のやり取りに釘付け!!
この二人にはとても深い繋がりや絆が感じられて萌える・・・
他にもマフィアのオッサン同士のやり取りにも色々萌えた(笑)



作中何度か
風にはためき青空高く飛んでいくシーツのシーンが挿入されるのが
とっても印象的だった
施設育ちのハリーとブランドンは自由を同じように求めていたはずだったのに
いつしかズレが生じて道を違えてしまうせつなさ

ハリーは好きなだけ奪いどんなものでも与える事ができる自由
痛みもない恐れもないそんな高みへいつか行きたいと思う
ブランドンは大切なものを守るために闘う
守り続けると言う事は裏切らない事・裏切り=死と思う。
求めていた自由や上り詰める為の意味が
高みへ上り詰めるにつれそれぞれに変わっていくところが哀しい…

結局、ハリーは自分にとって最後の良心の砦とも言えるブランドンが
自分よりビッグダディ(ミレニオン)への忠誠を
選んだと感じた事で裏切られたと同じ位衝撃を受ける。
それでもハリーはエレベーターでもう一度本心を曝け出して
ビッグダディから組織を横取りしようと誘いを掛ける最後の賭けに出るが
断られるハリー。
ブランドンもハリーのやっている事や
組織への裏切りは知っていたのに見ぬふりをしていたのは
信じていたかっただろうからハリーの口からは
本当の事を聞きたくなかっただろうと思う。
だから
一旦は銃をハリーに向けながら撃てずに捨てるブランドン。
それを見た時の憔悴しきったハリーの表情が痛い・・・

ブランドンは裏切り者は死=鉄の掟とか言っておきながら
ハリーを撃てなかった・・・

自分を撃てないブランドン=自分はブランドン撃たなくてはいけない

そしてブランドンはハリーに撃たれて落ちていく

覚えているのは 青い空
覚えているのは 輝く雲
覚えているのはー

「DIE」

ブランドンがハリーに撃たれてエレベーターのガラスを突き破って落ちていく
つらいけどキレイで印象的なシーン・・・

ハリーはブランドンを撃ち殺したんだけど
この時、きっとハリーの中の良心と何かが一緒に死んでしまったんだろうな
そしてそれをわかっていつつハリーは自らが求める自由の為に
非情にならなければと自分自身を追い込んでブランドンを撃ったのだと思う
自分は本当はそれを望んでいないとわかっていても・・・


最終回で人間兵器として生き返ったブランドンとトップに上り詰めたが
組織に追われるハリーがお互いに思いをぶつけ合うのだけど
それもまた心を打たれるシーンだ
もうコレはラブシーン・・・(えっ?)
ちょっとセリフのやり取りを載せてみます。


あのジジイはオレの大事なものを奪いやがった
奪われたんだ二度と取り戻せないものを・・・
だから俺も奪ってやるのさ、
あのジジイが持っていたものを全て
間違ったのか?
俺たちは間違ったのか
どこかずれた場所が思い出せないこんな風になっちまってもまだ・・・
だがずれちまったものは元に戻せない
そうだよな…ブランドン



(俺の大事なもの=ブランドンの心ですよね!!
 それを奪われたと思って
 ハリーはビッグダディに嫉妬してあそこまで憎んでたんですね)


間違ったのか?
俺たちは間違ったのか
どこかずれた場所が思い出せないこんな風になっちまってもまだ・・・
だがずれちまったものは元に戻せない
そうだよな…ブランドン


(どこかで間違ったと心の奥ではずっと思ってたに違いないハリー
 でも元に戻せないから進み続けるしかないのが切ない)


俺は間違ってしまった
ミレニオンではなくハリーマクドエルを選んでしまった
でも今は後悔していない
お前を撃つなんてできないよ


(ぎゃおーー
 お前を選んでしまったでも後悔はしていない
 お前を撃つなんてできないよ…って
 ちょッ、ブランドンったらなんちゅう萌え告白ですかソレ!)


すまない…ブランドン…すまない
戻りたいなあの頃に
なにもかもが自由だったあの頃に・・・


(ブランドンの告白を聞いてやっと素直になって謝罪するハリー
 でももう残された時間は・・・)


帰ろうハリー
そうだな・・・

ハリー
ブランドン

名前を呼び合い銃を向け合う二人・・・





自由を得る為に上り詰めようとした二人が
結局上り詰めるにしたがって色んなものに縛られて
雁字搦めになっていき、暴走し自分が本当に大切なものさえ
わからなくなって失ってしまうと言う悲しさ・・・
結局何も持っていなかった昔が自由だったと思うなんて・・・
戻りたいと思うなんて・・・
おおおーラスト号泣!!

だけど本音を言ったら
私、ブランドンが歯がゆくてたまらない!!
天才でストイックでだけど寡黙で不器用なキャラに
とっても弱いんだけど・・・・

ブランドンというキャラ・・・
それにきっちり当てはまっているはずなんだけど
ううーん・・・私を萌えさせるには何かが足りない

だってマリア可哀想だと思う・・・
なんでビッグダディに譲っちゃうわけ?
それがマリアにとって一番幸せだと何故そう思うわけ?
何故自分で幸せにしてあげないの?人に任せるの?

自分の欲にストイックすぎるというか
滅私すぎて身を引きすぎる?
融通の利かない頑固さとでも言いましょうかね・・・
昔の私なら絶対にブランドン可哀想・・・泣となっているでしょうが
マリアの幸せの為にマリアを諦めたくせに
ハリーを撃てない弱さと言うか意気地なさ・・・
他の人は自分が代わってでも撃つのにね・・・
ブランドンの守りたかったものって?
ブランドンが甦っててまで心残りだった事って?
ミレニオンという秩序?調和だったの?

そういう所がちょっとインパクト弱くて歯がゆいのだ・・・
やっぱブランドンの心を一番占めていたのは
マリアでも組織ミレニオンでもなくハリーだったのでは?なんて
思うのは腐の視線発動しているからなのでしょうか・・・


感動を覚えているうちに書いてきたいと思って
思いつくまま書いているので
ちょっと色々と間違っている感想だろうな・・・

後で修正か削除するかも



最新の画像もっと見る

コメントを投稿