『とらめる ボウショ
トリデ くさル スグコイ』
と ゆかちゃんから電報
予てより
もしよさそうなとこがあったら教えてくださいと
お願いしておいたのだ
とりあえづ駆けつけると
すでにでんじゃー
いつ崩れ落ちてもおかしくない
ひっそりと静まり返っているが
何人も隠れてるんだろうなぁと
邪魔臭くうろちょろする
ボイチャを繋いで
アカを掘り起こしにその場を離れた瞬間
ヘッドフォンからゆかちゃんの(歓喜の)悲鳴
『くさったぁぁぁぁぁぁっ!』
鼓膜にひびが入るかとおもった
戦利品はゆかちゃんにお任せして
跡地に砦が建つかを試す
そして初めて経験したわ
誰にも予想がつかない 【建築制限】
10分・20分・30分…
余裕で時間が過ぎていく
50分過ぎたあたりから
「ゆかちゃーーん!たたないーーーきぃいいい」
と 暴れるわたしを
「辛抱せいっ!」と
漢らしく叱咤してくれるゆかちゃんだった
凡そ1時間20分後
やっとたった!
建った瞬間に荷物や敷地内にいた人が
看板下に強制移動されたのだが
それでもまだ
黙々と戦利品を選別し続けている様子が
プロの仕事を見ているようで感心した
引退していった友人から預かった家を解体した
今はもうできない回転し続ける糸車よ
さようなら
途中、駆けつけてくれたりったんさんと
ゆかちゃんのおかげで
引越しも無事終わった
お二人とも、本当にありがとうございました!
りったんさんが、結構鬼だってこともわかってよかった
情報を教えてくれたD様に、心から感謝してます
ありがとうございました!
って、、
こんなことしてる場合じゃ
ほんとーにないんだよっ!
どんどこできていく他の方のブースをがん見しながら
己の力不足を痛感する
桜シャード滞在の日々…