お祭りの翌日の朝早く
もしかしてと神社に行っても
りんご飴売りも、硝子細工屋も
なんにもなくて
祭りは終わってしまったんだと
いっそう寂しさを感した子供の頃
なんだかそのときの気持ちを思い出していた
今回の評議会
主が来ない椅子が目立つ会議は
丁々発止のやり取りもなく
淡々と進行する
これが市民の意思だとしたら…
とは思いたくはない
いまは力を溜めるときだと
思っていたい
見慣れぬ人が多頭ラマを連れて歩いていたので
御近所さんが腐り落ちたと知る
争奪戦はあらかた終わっていたけれど
真っ白な箱の中にお魚・海老蟹発見
その中に見つけた
かつてここに住み
釣りに興じていたらしき住人の痕跡
日付はもう3年半も前
ちょっとしんみり
またね はもうないかもしれないひとへ
さようなら
またねって挨拶できる人がいるって
すごく大事でありがたいことなんだなぁと
感傷に浸るくっそ暑い日