空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

あるべき姿勢

2021-01-24 | Drama

「セイレーンの懺悔」4話

報道の誤報…。

感情が先行してしまうじゃない。

そうすると「冷静」さをかくことになる。

指摘されても突っ走る朝倉がいる。

けれど…見ているこちらは。

「こいつ」が絶対怪しいと。

そしてきっと「犯人」だろうと…。

それが「確定」する過程を丁寧に見せる。

高島政伸さん演じる刑事が実にいい。

自分の信念を貫く…。

終わったはずのその事件だけれど。

何か引っかかるものがある。

そこから導き出される事実のありよう。

新木優子さん演じる朝倉も同じようにたどり着く。

先輩を演じる池内博之さんのアドバイスが功を奏する。

またいい味を出してくれる俳優だなぁって。

家族間の軋轢が事件を生み出した一因でもある。

報道のあるべき姿勢…。

朝倉の真摯なその言葉をかみしめていくさま。

原作者の中山七里さんの小説は読んでいませんが。

小説家さんは「只者じゃないなぁって」